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帝国戦記 第五章 第10話 『サン・バルテルミー海峡海戦 後編』


提督用居住区で行われた意見の刷りあわせから4時間が経過していた。高野とさゆりはホール少将と約束していた昼食会を、明日の会談の用意を理由に早めに終えると、戦艦「薩摩」の戦闘指揮所(CIC)へと向かう。カオリは一足先に3時間前に戦闘指揮所(CIC)に入って海戦に向けた準備を進めていた。移動中に一つの知らせが届く。

「戦艦オライオンの機関トラブルにより、
 チェンバレン議員の到着が少し遅れるそうです」

「そうきたか。
 では、彼らの予想を大きく覆してやろう。
 予定通りに偵察艦を送り出せ。
 事後の仕掛けのほうも仕込みを始めよう」

「了解です」

高野の命令はさゆりを経由してF字型桟橋に停泊していた護衛艦「宵月」へと伝わった。出港準備を終えていた宵月は命令伝達から殆ど間を置かずに機関を起動して出港する。アメリカ艦隊の接近を受けて戦艦「薩摩」、巡洋艦「浅間」「神威」、護衛艦「海風」「山風」「江風」「浦風」「冬月」「春月」「宵月」の全艦は目立たぬように出撃準備を整えていたのだ。十分な支援体制を受け、高度技術に支えられている日本カリブ海艦隊にとっては急な出撃準備も大した労力ではなかった。何より、各国の艦艇と違って統合電力システム(IPS)を使っているので機関停止状態であっても、機関始動の状態に移行すれば直ぐに出港することが適うのが大きい。

ただし、機関の本格始動は相手に対する欺瞞もあってぎりぎりまで控える。

F字型桟橋で出撃準備を全く行っていないのは工廠艦「初瀬」と一等輸送艦3隻と、ホール少将が指揮するイギリス帝国の防護巡洋艦「ハイフライヤー」だけだった。

護衛艦「宵月」の向かう針路はアメリカ艦隊が来襲する方向と反対の南側であったが、これは防護巡洋艦「ハイフライヤー」に対する欺瞞工作である。港から完全に離れた海域で針路を北にとり、偶然の遭遇を装ったアメリカ艦隊との会敵を行う。この護衛艦「宵月」は条約間戦争で戦艦「陸奥」でも使われていた無人管制モードによって運用されてる。陸奥と比べて決定的に違うのは、被弾時のダメージコントロールに備えて電子知性体が乗り込んでいない。国防軍では大型艦の僚艦として運用される護衛艦の多くが無人管制モードで運用されていた。

このような艦艇は被害担当艦と被害演出艦を兼ね備えている。

被害担当艦は文字通り、攻撃を引き付けて損害を受ける艦だ。そして、被害演出艦は重要な海戦時に於いて、損傷を受ける事で苦戦を演出するのが役目である。どのような戦争でも損害が出る事を忘れさせない必要な犠牲。国民が安易に戦争を望まないようにする安全策とも言えるだろう。

「宵月に対する対応でアメリカの決意が判りますね」

「そうだな。
 言わばアメリカ側の反応を調べるリトマス紙のようなものだ。
 赤く染まるか青く染まるかは彼ら次第だな」

「真っ赤になりそうですね」

「それも彼らの意思だ。
 流血を厭う者はこれを厭わないものによって必ず征服される…
 だからこそ我々は立向かわなければならない」

不要な争いを好まない高野だったが、カール・フォン・クラウゼウィッツの故事に倣ったように国家安泰に必要な軍事力の行使は厭わない。むしろ必要が無ければ敵に情けをかけない冷徹さも持ち合わせている。さゆりの提言を受けてファクトリーオートメーションに於ける軍需関連の生産力比率を3.8%上昇させていた。

「仰るとおり」

「ともあれ、宵月の会敵後に警戒区分2に移行せよ。
 警戒区分上昇後、
 帝国軍に於ける情報連結(データリンク)の第一区分の解除を行う」

「了解です」

帝国軍に情報連携戦を適用するのはまだまだ先だったが、戦略の必要もあって解禁となった。また正面戦力と違って目に見え難い戦力向上だった事も大きい。

この日を境に日本帝国軍と日本国防軍からなる統合軍に於いて情報系区分、検知器(センサー)系区分、交戦系区分を高次の情報ネットワークによって情報を伝達・共有していく新規ドクトリンへと移行していくようになる。情報戦に対応していない改装前の艦艇であっても、今回の解禁に伴いコンソール上に表示される共通戦術状況図には、より精度の高い敵味方の情報が情報が表示されるようになるのだ。

電子戦に於ける機能の一部解除によって、戦力指数が大きく跳ね上がった日本艦隊が即応体制で待ち構えているとも知らずに、イギリス帝国から送られてくる情報から高い確度で奇襲攻撃の成功を信じているアメリカ艦隊は進撃を続ける。例え出港状態になっていたとしても、艦隊陣形が整う前に攻撃を行えば圧倒的な勝利も不可能ではないと考えられていた。

宵月は出港から暫くしてアメリカ大西洋艦隊と会敵する。アメリカ大西洋艦隊の後ろにはアメリカ・カリブ海艦隊が続いていた。宵月はアメリカ大西洋艦隊を有視界距離に捉えると同時に航海目的を尋ねる無電及び発光信号を行う。その返答はアメリカ大西洋艦隊からの砲撃であり、3分と掛からず一方的な攻撃によって宵月はカリブ海の海へと沈んでいった。

これは米海軍公史には第一次サン・バルテルミー海峡海戦として残る海戦である。戦闘艦のみに換算しても26対1という圧倒的な差であったが、アメリカ側からすれば勝利と言っても間違いはない。

アメリカ大西洋艦隊の旗艦を務める戦艦「フロリダ」の昼戦艦橋でフィスク中将は宵月が沈んだ海面を双眼鏡で見ながら口を開く。



「沈める前に攻撃を受けてた無電を打たれてしまったか」

フィスク中将は技術に精通している分、
完全な奇襲でなくなったことに警戒感を感じ始めていた。

「これまでに薩摩が機関を始動した報告は受けていません。
 我々は奇襲に成功したのです。
 例え、無電の直後に機関出力を上げたとしても大型艦では間に合いません!」

フィスク中将の言葉に参謀が常識的な判断から正論を言う。

艦艇の機関構造からして大型艦になればなるほど機関停止及び低出力時から、艦艇を動かすに必要な出力を得るまでに時間が掛る。世界的な常識だった。それは世界最有力の輸出戦艦として名高い薩摩級戦艦であっても適応される事実だ。

フィスク中将と同じように宵月の沈没を見ていた者は多かった。雑役艦「ハンニバル」の甲板上に居たジューヌ大佐も同じである。

「日本軍が偵察艦の報告を受けて慌てても時遅しだな…」

(だが、この胸騒ぎは何だ?
 我々は何かを見落としているような気がする)

「後は敵戦艦が動き出す前に叩き潰すだけですね」

ジューヌ大佐の言葉に副官が応じた。胸騒ぎを隠しながら無責任な楽観論が広がらないようにジューヌ大佐は言葉を選ぶ。

「海戦の経緯も重要だが、
 それ以上に重要なのが装備の鹵獲だ。
 無傷で鹵獲できれば良いのだが、そう簡単には行かないだろう」

「そうですね。
 出来る限り原形を留めたものが好ましいでしょうし」

アメリカ軍は日本艦隊の殲滅よりも重要目標として掲げていたのは工廠艦「初瀬」の拿捕である。その理由はアメリカ軍が軍事技術の劣勢によって強いられている現状を工廠艦「初瀬」を奪取し、技術解析によって自国の軍事技術を、現在の劣勢から対等まで近づけようと考えていたのだ。何しろ工廠艦は列強各国ですらもデッドコピーすら再現する事すら出来ない帝国重工製の戦闘艦を完全に整備する事が適う船だ。宝の山と言っても過言ではないだろう。多数の工作員を送り込んでも、秘密を探る事ができない。これを拿捕する事が出来れば…技術情報取得に於ける大きな進歩になると判断するのは当然の流れだった。

海兵隊の主任務は工廠艦「初瀬」の制圧及び地上施設の接収が任務であり、島の占領は二の次にされていたのだ。曳航船として運用実績が高い雑役艦「レバノン」も本作戦の為に参加しているのも接収対の艦艇が戦闘の余波で航行不能になった際に曳航するためである。

アメリカ大西洋艦隊は薩摩出港前に叩くべく、18ノットに増速して後続のアメリカ・カリブ海艦隊より先に進む。

艦隊陣形は本隊よりも先行していた偵察警戒隊を始めに、本隊中央にフィスク中将率いる戦艦4隻、水母1隻、駆逐艦6隻からなる第一群。右翼にアッシャー少将率いる戦艦2隻、駆逐艦4隻からなる第二群。左翼にフレッチャー少将率いる戦艦1隻、駆逐艦4隻からなる第三群であり、後続としてアメリカ・カリブ海艦隊が続く。

アメリカ大西洋艦隊がサン・バルテルミー島まであと35kmの地点に到達した段階で薩摩の機関始動(排煙開始)の知らせが無電によってもたらされた。正確に言うならば、アメリカ艦隊は防護巡洋艦「ハイフライヤー」から発信された無電を傍受する事で、現地の情報を入手している。

戦艦「フロリダ」の昼戦艦橋にいる艦隊首脳部には、今回のサン・バルテルミー島で起こる海戦に至る英米の謀略の大筋は知らされていた。もちろん、緘口令は敷かれているので関係者以外に漏らす事は許されていない。

この一件に関してがイギリス側のアリバイ工作が行われている。

会談に備えた円滑なる連絡手段の形成として防護巡洋艦「ハイフライヤー」に些細な変化を漏らさない定時連絡を義務付けていたのだ。日本側と異なり通信距離が短いイギリス側では大西洋上には通信の中継艦として配備すら行うほどの徹底したアリバイ工作だった。

サン・バルテルミー島まで27kmの段階で無電の知らせを受けてアメリカ大西洋艦隊からやや離れた高角砲が届かぬ上空に2機の4式輸送機「紅葉」が駆けつけており、それに対して水上機母艦「ライト」から6機の水上機「ソッピース806」が発艦し、4式輸送機「紅葉」を追い払おうと行動を開始していた。この2機は事前に上空待機していた機体であり、日本側が行う謀略の一つ。

速度に勝る4式輸送機「紅葉」はアメリカ機からの攻撃を回避しつつ、アメリカ艦隊に向けて退避勧告の無電を送り続けていた。しかも、サン・バルテルミー島に設けられた工作商会系のフランス系通信社によって、今回のアメリカ艦隊による行動はスクープとして逐一各国に向けて発信が始められている。さすがに工作商会が国防軍の施設を使っては関係が公になってしまうので、サン・バルテルミー島の南方の各島にある中継局を経由して南米フランス領ギアナにある無線基地局から記事を発信していく。

思うように進まない航空戦の模様にアメリカ艦隊の焦りが募る。

「3倍の数にも関わらず1機も落とせぬか!」

昼戦艦橋に立つ士官の一人が苛立ちの声を上げた。アメリカ海軍に於ける水上機「ソッピース806」は偵察機及び弾着観測機だったが無武装ではない。上翼の上に7.7 mmルイス軽機関銃を1基搭載していたが、プロペラ同調機構付きの機関銃ではなく、上翼装備の機関銃だった事もあって命中率は極めて悪かった。

事情は理解していたが無武装と思われる4式輸送機「紅葉」を相手に梃子摺るのは怠慢にしか見えなかったのだ。

一方的な攻撃もここまでだった。

諸外国は知らなかったが、国防軍で使用される4式輸送機「紅葉」には1914年の後半から順次、近代化アップデートが行われており、機体腹部収納式にした電子光学・赤外線(EO・IR)センサーと連動した4式ガトリング砲がリモートガーディアンシステム (RGS) として搭載されていたのだ。

日本機からの反撃が始まった。

リモートガーディアンシステム (RGS) は液晶ディスプレイを介して目標をコントローラーで選択して攻撃を行う。高速目標に対してはタッチパネルで選択すれば自動で攻撃を行う仕組みである。完全自動化を行わなかったのは、柔軟な制圧射撃の妨げになるからだ。

4式輸送機「紅葉」を輸送機と侮っていたアメリカ機の報いは大きい。

油断していた2機の水上機「ソッピース806」が立て続けに被弾して墜落していく。命中率や威力を抜きにしてもアメリカ機に勝機は全くなかった。紅葉も重防御を金科玉条とする日本国防軍の例に漏れず、その外部装甲は7.7 mmルイス軽機関銃ではどうにもならないチタン合金グラファイト・エポキシ複合材で作られていたのだ。

軽装甲車に対して軽機関銃で挑むようなものだろう。

アメリカ大西洋艦隊がサン・バルテルミー島まで35分の地点に達しても、イギリス側からの日本艦隊に関する知らせが届かない。航空戦を除けば計画が順調に進んでいると思われる中、災いは突如として起こる。

偵察警戒隊として本隊よりも先行していた防護巡洋艦「デモイン」「ボルチモア」駆逐艦「プレブル」「スチュワート」 の4隻からサン・バルテルミー島を目前に悲鳴のような報告が入る。偵察警戒隊に対して次々と砲弾が降り注いでいたのだ。356o砲弾8発(薩摩)、155o砲弾18発(浅間、神威)、127o砲弾44発(薩摩(右舷のみ)、護衛艦6隻)、合計70発の砲弾である。

被弾した艦艇は存在しないが、挟狭の割合が大きい。
日本側が海戦の機制を制した形になる。

「薩摩を含む単縦陣で進む日本艦隊だとっ!?」

戦艦「フロリダ」の昼戦艦橋に焦りが広がる。報告を否定しようにも偵察警戒隊から状況の悪化を知らせる断末魔のような報告が続いていた。

「イギリスからの連絡が無いのは謀られたのか!?」

仕官の一人が思わず漏らす。
その言葉を否定する者は居なかった。
偶然と思っても、それを否定する材料ばかり浮かんでしまう。

小型艦艇ならいざ知らず、戦艦のような大型艦の出港を見逃すとは思えない。第一に、これまで薩摩に関する報告が行われていたにもかかわらず、出港のみ見逃すなど有り得ないだろう。そして、これまでのイギリス帝国の行いも謀略の可能性を示唆させるものとして十分だった。待ち伏せに等しい、早すぎた日本機の出現も疑いに拍車をかけている。

これもアメリカ側に対して行う、
イギリス帝国への疑いを後押しするための日本側の心理戦の一つ。

宵月の沈没後、薩摩の出港直前からイギリス側の謀略を演出するために防護巡洋艦「ハイフライヤー」に対する電波妨害を行っていたのだ。防護巡洋艦「ハイフライヤー」は重要な内容を含む無電を幾つも送っていたが、国防軍の電波妨害によって外に届く事は無かった。更には、ホール少将に渡されていた封緘命令書にはアメリカ艦隊来襲が、可能性として書かれており、そのような事態になった際には薩摩に観戦武官として乗り込むように書かれている。乗り込みに関しては、予想を上回る出港の速さによって実現していない。

無論、日本カリブ海艦隊とアメリカ大西洋艦隊偵察警戒隊との遭遇と同時に防護巡洋艦「ハイフライヤー」に対する無線妨害は解除されている。

現状で薩摩出港の知らせが届いたとしても、弁解になるどころか疑惑にしかつながらない。生贄の不在がそれを後押ししている。国防軍側もイギリス陰謀論の信頼性を高めるべく、水面下であったが積極的に動き始めていたのだ。

日本艦の射程は欧米艦よりも長く強力である。

偵察警戒隊の破局は直ぐに訪れた。薩摩のFCS(射撃管制装置)よって算出された緒言が各艦に送信され、それに基づいた砲撃が即応弾システムによって連続して行われるのだ。結果は明快である。防護巡洋艦「デモイン」「ボルチモア」駆逐艦「プレブル」「スチュワート」の4隻は反撃を行う間に短時間の間で全艦爆沈だった。

上空を飛ぶ航空機も日本機のみになっている。

偵察警戒隊を叩き潰した日本カリブ艦隊が最大戦速で単縦陣の状態で反航戦を狙うような形でアメリカ大西洋艦隊に向かう。双方の距離が25000メートルの距離の地点で反航戦の形から併進するような針路へと変更し、同航戦へと殆ど誤差を見せない様子で移行する。速度に勝る日本艦隊はアメリカ艦隊との距離を保つ。

アメリカ艦隊は距離を縮めようと奮闘するも、日本艦隊は各艦艇とのデータリンクによって、柔軟かつ迅速で無駄の無い艦隊陣形の構築が行われたことにより直ぐに元の木阿弥と化す。アメリカ艦隊が焦るのも当然だ。25000メートルは日本艦からすれば有効射撃範囲だったがアメリカ艦隊にとっては着弾地点の誤差が実用的とはいえない範囲になる。すなわち有効射程外だったのだ。

「あ、あの艦隊運動はなんだ!?」

信じられない艦隊運動を目にした 戦艦「イリノイ」の見張り員が悲鳴のような声を上げた。先ほどまで感じられていた第一次サン・バルテルミー海峡海戦の勝利の興奮は消し飛び、大きな不安が湧き上がる。

彼の不安は間違っていなかった。
避けられない死の運命が迫っていたのだ。

同航戦の以降と同時に、
アメリカ大西洋艦隊に災厄の炎が降り注ぐ。

最初に標的となったのは艦隊右翼に展開していたアッシャー少将率いる、「イリノイ(マジェスティック級戦艦マジェスティック)」「ウィスコンシン(マジェスティック級戦艦マグニフィセント)」の2隻の戦艦である。 葛城級巡洋艦は即応弾システムと電子冷却装置のお陰で、1門につき最大で毎分15発の砲撃が行える。それが3連装3基ならば60秒もの間で135発もの155o砲弾を打ち出す事ができた。そして、155o砲弾を上回る数の127o砲弾も負けずと降り注ぐ。アメリカ艦隊にとって危険だったのが薩摩が搭載する16基の14式127o64口径単装速射砲だった。昨年に127o50口径単装速射砲から換装した速射砲で、14式127o64口径単装速射砲は対空射撃にも完全に対応した両用砲モデルである。

日本艦隊が使用した砲弾の全てが特殊レニウム外郭徹甲弾である。命中率は約15.8パーセントだったが、叩き込まれる砲弾数と威力を考えれば慰めにはならない。熱励起によって消化不能な火災が発生し、速力が低下したところに356o砲弾がイギリス製アメリカ戦艦に叩き込まれていく。

海戦の模様は英米の予想した展開からかけ離れつつあった。
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【あとがき】
意見、ご感想を心よりお待ちしております。

(2014年06月08日)
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