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帝国戦記 第二章 第39話 『日本海海戦 14』


アメリカ艦隊の装甲巡洋艦群を見舞った長門と陸奥から放たれた災厄の嵐は防護巡洋艦にも訪れる。装甲巡洋艦ですら撃沈に至らしめる127o連装砲と、使いようによっては大破すらも可能な57o速射砲の砲撃を向けられた防護巡洋艦の末路は悲惨の一言だった。

長門と陸奥の攻撃には容赦が無い。

両艦の速射砲は艦橋を潰し、その127o連装砲は弾薬庫と機関部という
軍艦の急所を的確に狙った攻撃を行う。

砲撃開始より、たった3分で 「デンバー」「チャタヌーガ」「ガルベストン」「オリンピア」 「モンゴメリー」「デトロイト」「マーブルヘッド」 「セントルイス」 「ミルウォーキー」「シンシナティ」「ローリー」「ニューアーク」 「サンフランシスコ」の13隻が海面から姿を消していた。

先ほど撃破した装甲巡洋艦群と同じく防護巡洋艦の全てが爆沈である。

このように日本統合艦隊の突撃行動から25分が経過した頃になると
条約軍艦隊の有様は悲惨の一言であった。

特に大きな被害を受けたのがアメリカ艦隊からなる第三群と第四群である。アメリカ艦隊は日本戦艦隊からの集中砲撃を受け、主力艦の中で最後に残っていた戦艦オハイオも急速に艦尾から沈みつつあった。アメリカ艦隊の残る艦艇は防護巡洋艦「コロンビア」「プロテ」「デモイン」「タコマ」「クリーブランド」の5隻のみで、そのうち「タコマ」「クリーブランド」は大破しており、また全艦が無傷であっても化け物じみた相手を考えれば戦力として期待できない。むしろ被害担当艦と言った方がしっくり来るような戦力差であろう。

このように被害は確実に拡大しつつあった。

「悪夢だ…」

戦艦ポペータに乗艦するクルーゲル少将は余りの惨状に呟いた。

条約軍第二列を構成していたアメリカ艦隊がほぼ全滅しており、その他の群にも決して小さくない損害を受けている。それと引き換えに日本の大型戦艦の先頭艦には既に40発以上の戦艦砲を直撃させ、小口径や中間砲に関してはより多くを当て、更には2発の魚雷すらも直撃させた報告を受けていたにも関わらず、敵の先頭艦は平然と進んでいたのだ。

「あれは尋常な船じゃない…あれは……」

クルーゲル少将が放った言葉は戦艦ポペータの艦橋員の全員が納得していた。

あれが普通の戦艦だったら自分たちの船はとんでもない不良品か時代遅れの骨董品にしか過ぎないだろう。そしてあまりの性能の格差にどうにもならない感情を感じ始めている。危険を冒し、大損害を受けてまで行った魚雷攻撃が失敗したのではなく、直撃しても大して効かないとなればお手上げに等しい。それでもマカロフ大将の人徳がロシア艦隊の士気を支えており、降伏と言う状況は当分は無さそうだった。

このようにロシア艦隊はマカロフ大将の下で完全に結束していたが、他国の条約軍艦隊の将兵の多くは違う理由で降伏に至っていない。確かに日本大型戦艦の脅威的とも言える性能に絶望を感じ始めていたが、それでも降伏せず抗戦を続けていたのは白人民族としての有色人種に負けることに対する抵抗感に加えて、他国の目を気にするプライドが大きかったのだ。ロシア艦隊が降伏しない限り、したくても出来ない状況と言える。

そして当然ながらマカロフ大将は一欠けらも戦意は失っていない。
地獄のような状況にもかかわらず、恐れることなく堂々と指揮を執っていた。

見張員がマカロフ大将に報告する。

「主砲弾着……敵艦健在!
 主砲、殆ど効果ありません」

「馬鹿者!
 よく見ろ! 敵戦艦の中間砲の勢いは先ほどに比べて落ちておるぞ!
 砲撃を止めるな、何でも良い! 撃ち続けるんじゃ」

マカロフ大将の観察眼は正しい。

華々しい戦果を上げていた日本艦隊であったが、確かにその中核を担う日本戦艦隊の火力は落ちつつあり、また随伴していた艦艇にも少なくない損害が出始めていたのだ。だが、このまま戦い続けても条約軍艦隊には勝利する手筈が全く無い事をマカロフ大将は理解しおり、その過程で発生しうる最悪の事態を防ぐ方法を思案する。

条約軍艦隊に悲壮感が広まろうとも一度始まった海戦は簡単には終わらない。
日本艦隊からの猛烈とも言える攻撃が続く。

完全に勢いに乗る日本艦隊の各護衛艦群は条約軍艦隊の防護巡洋艦を次々と沈め、
時折、戦艦すらもその標的に収めていった。

長門からの砲撃によってフランス戦艦アンリ四世は大爆発の後に横転しズブズブと海中へと没していく。陸奥はシャルル・マルテルを狙い、前部と後部の弾薬庫を主砲弾でぶち抜き活火山のような大爆発となる。装甲巡洋艦ハルクは127o連装砲をしたたかに浴びせられ死に体となっており、戦艦に続くように沈んでいった。

恐るべき6隻の大型戦艦の主砲が火を噴く度に条約軍側の戦艦が手酷い損害を受けていく。
すでに条約軍艦隊の主力艦の数は半数を切り、小型艦に関してはその殆どが沈没していた。

「マカロフ大将、これ以上の戦闘継続は不可能です。
 撤退を命じてください」

コロング大佐はやや青い表情をして進言した。

「そうじゃな……」

マカロフ大将は撤退を決意する。勝てないならば最良の結果を残すための決断であった。 もちろんマカロフ大将は無意味な撤退にするつもりはない。彼は今海戦の戦訓を持ち返る事で将来に備えつつ、自らの旗艦を含むロシア艦隊が最後尾となり殿を務めることで各国の艦艇を逃すことで、対露感情の悪化を防ぐつもりだったのだ。

戦後の国際世論を考えれば友軍を逃すために踏みとどまったのでは祖国に対する風当たりが違う。同盟軍を逃す為に死の危険を冒した軍を非難するのは容易い事ではない。この事からマカロフ大将はロシア艦隊の大半を沈めても損はないと計算していた。かつて世界一周航海を行った際に、各国を巡っていたマカロフは国際世論は金では買えない事を良く理解している。

マカロフ大将から命令を伝えられ、その真意を理解したコロング大佐は少し青ざめつつも覚悟を決め、尊敬する上官に対して見事な敬礼を返す。コロング大佐もまた司令官と同じく覚悟を決めたのだ。

死を覚悟したマカロフ大将であったが、同時に疑問が湧いてくる。

(しかしあの先頭の大型艦は何故、
 あのような状態になっても精密射撃が可能なのだ!?)

なにしろ長門の艦橋部は大破という言葉が相応しいほどに滅茶苦茶な有様になっており、あの状態では測定器が無事だとは思えなかった。

マカロフ大将の疑問は当然と言えるだろう。

まさかNMPレーダーを始めとした各種の探査装置によって精密測定されているなど夢にも思わない。それでも頭の回転の速いマカロフは自らが知る知識の範囲で納得できる答えを導き出す。

(飛行船や随伴艦からの測定情報を無線で受け、後は各砲塔に測定器があれば
 あの射撃も計算能力次第では不可能ではないか…
 どちらにしても、あれだけの巨艦ならではの方法じゃろうな)

マカロフが推測した内容は後日、帝国重工が発表する内容に近かった。後はさゆりの計算による弾道計算を加えれば、ほぼ同一と言っても良い。

そんな中、日本艦隊にも新たな動きが始まる。高野大将から指示を受けた坪井大将は闘将として名高い上村中将を従えて、大きな損傷を受けていない戦艦「扶桑」「山城」「伊勢」「日向」、巡洋艦「葛城」、護衛艦「秋月」「涼月」「初月」からなる8隻を率いて、条約軍艦隊の背後に優速を利して砲撃を行いつつ回りこみを始めたのだ。

日清戦争の際にミスター単縦陣の名を世界中に轟かせた坪井大将の艦隊さばきは健在であり、今回の指揮も見事と言えるものであった。終始整然と行動するこの8隻からなる艦隊は長門と陸奥からなる艦隊と比べて勝るとも劣らない凶悪性を発揮して行く。そして、この迂回戦術が歴史に残る大規模海戦となった日本海海戦の最後を締めくくる事になったのだ。














坪井大将が率いる別働隊の迂回戦術によって条約軍艦隊の隊列は完全に崩壊し、戦闘を開始から2時間以上が経過する頃には完全に条約軍艦隊は逃走に入っていた。その中にはロシア戦艦が含まれていたが日本統合艦隊は弾薬残余を理由にあえて逃している。

その理由は高野はロシア帝国を叩きすぎることによって戦後にイギリス帝国が不用意な介入を行えないようにするためであった。史実の日露戦争に於いても最大の利益を得たのがイギリス帝国だった事を高野は忘れておらず、それを考慮した行動である。この時代における戦艦とは唯の兵器ではなく保有数によって国際的な発言力が変わる一種の戦略兵器であった。

高野はロシア帝国にある程度の戦艦を残すことで
イギリス帝国に対する負担を高めるのが目的があるのだ。

日本海海戦で生き残ったロシア戦艦はコネチカット級戦艦の「レトウィザン」「ツェサレーヴィチ」、インディアナ級戦艦「サンクトペテルブルク」の3隻である。旅順にはまだイギリスから購入したマジェスティック級戦艦「ジュピター」「マーズ」「シーザー」、ロイヤル・サブリン級戦艦「リヴェンジ」「ロイヤル・オーク」の5隻が残っており、欧米水準からすれば有力な戦力と言えるだろう。

もちろん万が一に備えて、成層圏からの戦略偵察によって
彼らの行き先は常時追跡しており問題はない。

長門の戦闘指揮所(CIC)にてさゆりは高野に報告している。

「所定の艦艇に対する補給作業は無事に完了しました。
 また護衛艦にて行わせている救助活動ですが、こちらは後1時間ほどで完了します」

所定の艦艇とは6隻の長門級戦艦を初めとした一部の艦艇の事を指す。
補給艦として来援したのは、国防軍の剣埼級補給艦6隻からなる補給艦隊である。

護衛艦の一部を救助活動に残して日本統合艦隊は戦域だった海域から少し離れた場所で補給作業を受けていた。その理由は海上に漂流している敵兵に洋上補給を目撃されないようにする為である。

「第三任務艦隊の現在地からして日没までには
 この海域に到着できそうだな」

「それは間違いないでしょう」

東郷中将率いる巡洋艦「春日」「日進」、護衛艦5隻からなる第三任務艦隊は、巡洋艦日進と護衛艦3隻を警戒に当たっていた北方地域に残して、東郷中将は巡洋艦春日と護衛艦2隻を率いて日本海海戦の戦域となったこの海域に急行していたのだ。第三任務艦隊には前々から観戦武官が集められていたが、彼らはそれぞれの艦艇に均等に乗艦してるのではなく、その多くが巡洋艦春日に集められている。

これは条約軍艦隊の壊滅を日本が望む形で世界に知らしめるための
仕掛けのひとつであった。

第三任務艦隊の来援戦闘は目的ではなく海上捜索が目的である。敵味方問わず真剣に捜索する姿勢が国際世論に繋がるのだ。史実に於ける日露戦争の日本軍も捕虜の扱いには相当の注意を払っていたが、この世界の日本は更に上を行く。また舞鶴からも1個護衛艦群が同じ救助目的で出撃している。完璧ともいえる救助網であった。

高野は端末を覗き込んで艦隊の状況を確認すると帽子を被り直して言う。

「よし、浅間と救助艦を残して我々は作戦の第二段階へと移る。
 艦隊針路、4-1-6、第五戦速」

「アイ、艦隊針路4-1-6、第五戦速」

高野の命令にさゆりが応じ、艦長のレイナが艦の針路を変更していく。

第二段階に参加する艦艇は戦艦が中心であり、残る参加艦艇は軽微な損傷で留まっている艦が選ばれている。損傷を受けつつも航行に問題の無い艦艇は、中破判定であっても直ちに帰港せず、巡洋艦浅間のように救助作業に従事していた。重傷者に関しては剣埼級補給艦の各艦にそれぞれ6機づつ搭載されている4式輸送機「紅葉」にて、補給艦内にある病棟へ搬送しており問題はない。

ともあれ再編成を終えた戦艦6隻、巡洋艦3隻、護衛艦8隻、からなる合計17隻の艦艇が日本海海戦の戦勝を誇る様に堂々と海上を疾走していく。勝利の引き立て役になるに違いない大型戦艦を含む艦隊の行先は母港への凱旋ではなく、新たなる戦場への旅立ちであった。

提督席にて座る高野は口を開く。

「条約軍艦隊の大半を撃沈し、彼らの継戦能力の大半を奪い取った。
 次の一押しで条約軍の選択肢の大半を奪い取ることが出来るだろう」

「そうですね。
 条約軍艦隊は先ほどの海戦で戦艦42隻、装甲巡洋艦20隻、巡洋艦1隻、
 防護巡洋艦49隻、砲艦4隻、仮装巡洋艦3隻、駆逐艦17隻を失いました。
 彼らと言えどもその補充は容易ではありません」

総数149隻の艦隊で侵攻してきた条約軍艦隊のうち生き残ったのは以下のようになる。

露戦艦「レトウィザン」「ツェサレーヴィチ」「サンクトペテルブルク」
墺戦艦「アルパード」
露防護巡洋艦「バルラータ」「ディアーナ」「リンダ」「ノーウィック」
米防護巡洋艦「デモイン」「ボルチモア」
仏防護巡洋艦「カティナ」
伊防護巡洋艦「エルバ」
墺防護巡洋艦「カイゼリン・エリーザベト」

このように条約軍艦隊の生き残りが戦艦4隻、防護巡洋艦9隻という合計13隻のみという常軌を逸した結果になっていた。しかも艦隊の9割以上にも上る損失の大半が爆沈という異常な結果である。それに対して日本側の損害は史実の日本海海戦の水雷艇3隻沈没という数よりは多かったが、それでも損失艦は護衛艦5隻に留められており、戦った相手を考えれば空前絶後の大戦果といえるだろう。

そして高野の行動には無駄が無い。
敵艦を沈める際にも戦略を考慮し、また戦闘結果すらも外交に活用するのだ。

彼はこの戦果にて列強各国が日本に結ばせた不平等条約を撤廃していく心算で、
その下準備を開戦前から密かに進めてすらいた。

高野は難解な問題を提示する教授のような表情を受けべつつ、
聖書を捩った諧謔を込めた内容を口にする。

「さて準備は整った。後は彼らが我らの言葉を聞き逃さない様に、
 406o砲による聖なる介入を推し進めていくだけだな」

「他国はもとより、あのロシア帝国も明後日には、
 より真剣に私達の言葉に対して耳を傾けるようになるでしょう」

さゆりの言葉にそうだなと高野が応じ、言葉を続ける。

「往々にして聖なる介入とは謎めいた結末になる事が多いが、
 長門級からの砲撃は違う。
 続出する被害を受ければ神の意と違って捻じ曲げる事は出来まい」

後に欧米各国で語られる事になるナガトショックは先ほど行われた日本海海戦の結果だけではない。むしろこれから行われる事の方が大きいだろう。このようにナガトショックを締めくくる大破壊が条約軍に対して振るわれようとしていた。
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【あとがき】
やっと海戦が終わった〜
ともあれ日本海海戦は長門級戦艦が被害担当艦になったからこそ、
この程度の損害で済みました。

しかしまぁ……イギリス帝国が今後の海洋戦略で苦労しそうですね。何しろ世界一の海軍国であるイギリス帝国は戦艦・装甲巡洋艦の新旧を合わせて100隻近くを有してるけど、もし日本との対立を考えればアジアにその7割の艦艇を配備しなければならなくなり、それでは採算が全く取れないという大きな罠があったり(悪)


【Q & A :日本海海戦における双方の沈没艦】

▼沈没▼

【戦艦】
ロシア帝国
「ボロジノ」「クニャージ・スウォーロフ」「ポビエダ」「アリヨール」
「ペトロパヴロフスク」「ポルタヴァ」「セヴァストポリ」「スラヴァ」
「オスラビア」「インペラートル・アレクサンドル2世」「アルハンゲリスク」
「ポペータ」「アドミラル・ウシャコフ」「アドミラル・アプラクシン」「ガングート」
「インペラートル・ニコライ1世」「シソイ・ヴェリキィー」「ナワリン」「ペレスウェート」
「インペラートル・ピョートル・ヴェリキー」

アメリカ合衆国
「バージニア」「ネブラスカ」「ジョージア」「ニュージャージー」
「ロードアイランド」「ミズーリ」「オハイオ」「イリノイ」
「アラバマ」「ウィスコンシン」「コネチカット」「ルイジアナ」
「キアサージ」「ケンタッキー」

フランス共和国
「アンリ四世」「シャルル・マルテル」「カルノー」「ジョーレギベリ」

イタリア王国
「レ・ウンベルト」「シチリア」「サルデーニャ」

オーストリア帝国
「バベンベルク」


【装甲巡洋艦】
ロシア帝国
「グロンボイ」「ロシア」「ドミトリー・ドンスコイ」「ウラジミール・モノマーク」
「リヴァダヴィア」「モレノ」

アメリカ合衆国
「ペンシルベニア」「ウェストバージニア」「ブルックリン」「ニューヨーク」
「カリフォルニア」「コロラド」「メリーランド」「サウスダコタ」
「サラトガ」「ロチェスター」

フランス共和国
仏装甲巡洋艦「ハルク」

イタリア王国
「ジュゼッペ・ガリバルディ」「ヴァレーゼ」「フランチェスコ・フェルッキオ」


【巡洋艦】
ロシア帝国
「ネヴァ」


【防護巡洋艦】
ロシア帝国
「ジェームチュク」「イズムルード」「パルラーダ」「ジアーナ」
「アルトゥール」「ガレールヌイ」「ノーウィック」「ルィーンダ」
「ヴァリャーグ」「ボガトィーリ」 「ヴィーチャシ」「オレーク」
「ゼムチューグ」「オリョーグ」 「バヤーリン」「アルマース」
「オクバコフ」「ジェムチウグ」「カグール」「ボガチール」
「アドミラル・コロニロフ」

アメリカ合衆国
「デンバー」「チャタヌーガ」「ガルベストン」「タコマ」
「クリーブランド」「オリンピア」「モンゴメリー」「デトロイト」
「マーブルヘッド」「セントルイス」「ミルウォーキー」「シンシナティ」
「ローリー」「ニューアーク」「サンフランシスコ」
「フィラデルフィア」「コロンビア」「ミネアポリス」

フランス共和国
「ダントルカストー」「デストレ」「プロテ」「ダサス」
「デュ・シャイラ」

イタリア王国
「ロンバルディア」「カラブリア」「エトルリア」

オーストリア帝国
「カイザー・フランツ・ヨーゼフ1世」「パンター」「レオパルト」


【駆逐艦】
ロシア帝国
「グローズヌイ」「ブラーウィ」「ブイスツリ」「ウイノスリーウイ」
「ベズポンチャッツヌイ」「ブールヌイ」「ブディテルニ」「シルニ」
「ラジャスビクビ」「トロズベボイ」 「フサドニク」「カザルスキー」
「ヴォエヴォダ」「スラドコフ」「ガイダマーク」「アムレッツ」 「アーブレク」


【護衛艦】
日本帝国
「秋風」「山風」「谷風」「照月」「新月」


【砲艦】
ロシア帝国
「コレーエツ」「マンジュール」「ボーブル」「シヴーチ」


【仮装巡洋艦】
ロシア帝国
「ウラール」「リオン」「テレーク」

以上が日本海海戦における損失艦となります。


意見、ご感想を心よりお待ちしております。

(2010年08月23日)
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