帝国戦記 第二章 第30話 『日本海海戦 5』
九分九厘をもって半ばとせよ
徳川家康
1905年 2月7日 火曜日
野砲からの援護射撃を受けて勢いを取り戻したシベリア第2軍団が日本軍陣地に向けて突き進む。彼らの目標は防御陣地の周辺に広がる第1線壕と言われる塹壕だった。日本軍陣地を構成する最前線の第1線壕はおよそ深さ2メートル、幅1.8メートルのジグザグ線で、前面の胸壁(パラペット)は土嚢を積んだ程度という簡単なものである。その背後に重火器が据えられている防御陣地(トーチカ)があるのだ。
ロシア軍の支援砲撃が第1線壕に集中する。
「急に風が強くっ、くそぉ」
「頑張れ、もう少しだっ!」
挫けそうな同僚を励ましつつロシア兵は突撃を続ける。
防御陣地に据えられた機銃によって倒れていくロシア兵であったが、その猛威に屈せずより多くのロシア兵が第1線壕に迫っていく。傍から見れば防御側の兵力数が少なく、火力に勝りつつも数によって圧迫を受けているようにしか見えないだろう。確かに、それも事実の一つであり、どれほど強烈な弾幕であっても必中ではない。
だがロシア側から日本軍陣地に行われていた攻撃は大砲はともかく、小口径の射撃に関してはあまり効果は無かった。原因は銃器の性能ではなく日本軍陣地は風上に位置しており、ロシア軍からの銃撃は海側から噴きつける風の抵抗を強く受けて射程が短い。
それに対して日本軍陣地側からのロシア軍に対する攻撃は風の後押しを受けて飛翔距離が若干ではあるが延びるという恩恵すら得ている。
ロシア軍は大きな損害を受けてはいたが、
それでも勢いと数に任せて日本軍陣地に確実に接近していく。
「あの壕を超えれば勝ちは目前だ!」
「突っ撃ぃぃーーーーー!」
そう言うとロシア兵達は活力を振り絞る様にして第1線壕を勢いよく飛び越えていった。一部の兵士は第1線壕を制圧するべく壕内へと突入して行くも、日本兵と会うことは無かった。日本軍陣地からすれば、第1線壕は抵抗拠点ではなく、ただの障害物として存在している。
ロシア軍はそのままの勢いで先に進む。
第1線壕の先にある防御陣地まで半ばの地点を
走るロシア兵の間で転倒者が続出して行く。
「な、なんだぁ?」
「こ、これはワイヤーか!?」
「切断だ、銃剣で切断しろ!」
白色塗装と雪によって擬装されている炭素鋼で作られた金属線(ピアノ線)が張られており、それに足を取られて転倒したのだった。欧米のように通常の炭素鋼ではなくソルバイト組織化が進んだ耐腐食と靱性を強めた帝国重工製の炭素線で、簡単に切れるような品物ではない。また低温脆性にも優れている。
ロシア兵が必至に銃剣でワイヤーを切ろうにもワイヤーカッターのような専用の工具を持ち合わせておらず、また強度に劣る彼らのスパイク型銃剣では短時間で切断する事は叶わなかった。時間を掛ければ切断できただろうが、立ち止ったロシア兵には機銃弾が撃ち込まれその行為は人生と共に強制的に中断させられていく。
日本軍が立て篭もる陣地では日本兵が駐留する区域は防風林による減風効果領域に入っていたが、第1線壕から防御陣地にかけては全くと言ってよい程に減風効果領域が及ばない様に設計されている。侵攻側であるロシア軍は強い風に晒され、疲労を強要させていくのだ。陣地の基礎設計を行ったのは帝国重工の国土開発事業部であり、その仕事ぶりには無駄が無い。
勢いを増した強風と幾多に張り巡らされたワイヤーによる障害によって
動きが鈍ったロシア軍に対して更なる不幸が迫る。
18門の120o迫撃砲、48門の81o迫撃砲の砲撃が始まったのだ。それらの迫撃砲弾が地面に着弾すると破片や爆発ではなく、800万カンデラの閃光と180デシベルの爆音が発生する。
「目がぁ、目がぁ〜〜〜〜」
「ぐわぁああ……痛てぇ……」
突撃抑止用として用意したスタングレネード型砲弾である。破片と違って光と音は念入りな準備をしなければ防げない。着弾地点から離れた場所から見れば大した事のない攻撃に見えるだろうが、着弾地点の付近にいるロシア兵にとっては最悪最低な非殺傷兵器であり、皮肉的な言い方をすれば最悪の人道的兵器と言えるだろう。
スタングレネード型砲弾の影響によって気絶した者も少なくはなく、
気絶はしなくとも目を押さえて苦しむ者が続出していく。
また日本側からの砲撃が適切な場所に着弾したのは、陣地築城を行うと同時に進められた精密な射撃調整区域の設定にあった。
「くそぉ…いったい何が……や、やっと目が見えてき…」
そう言った矢先に次のスタングレネード型砲弾が着弾し、
その言葉の続きは絶叫へと変わる。
常に撃ち続けられるスタングレネード型砲弾とピアノ線による障害物によってロシア軍の機動力は確実に奪われていったのだ。一時的な視力喪失に陥った状態で攻撃を受けたロシア軍の先方部隊は恐慌状態に陥っていく。
そこにロシア軍の後続部隊が突入してきた事によって更に混乱の度合いが増していった。
後続部隊には何が起こっていたのか理解できなかったのだ。それもそのはず、近くに寄らなければ偽装ピアノ線は目視できず、またスタングレネードのような兵器は距離が離れれば効果は無く、また大きな爆発も無く低威力な兵器にしか見えないので、身をもって経験しなければ判り辛い兵器でもある。
突入してきたロシア軍にとって不幸だったのは、最大の罠がピアノ線やスタングレネードではなく、彼らが立ち往生した地区が罠そのものであった事であろう。そう、殺到してきた敵部隊を圧倒的な砲火もって殺し尽くす日本帝国軍が丹精込めて作り上げていたキルゾーンだったのだ。
動かない、いや動けない兵士の群れに95式重機関銃からの猛烈とも言える火線が降り注ぎ、人間から肉塊へと変質させていく。掠っただけでもショック死に至る危険性がある機銃弾が腕に当たれば腕がもげ、顔に当たればスイカのように弾けていった。撃ち漏らしたロシア兵に対しては4式ガトリング砲が適切に処置して行く。降伏措置を行わない敵兵に容赦を行っても良いことなどはない。
負けじと95式40o機関砲から機関銃のように砲弾が打ち出され、それが炸裂する度にロシア軍の中で分隊単位の被害を強制させていった。全ての120o迫撃砲と、一部の81o迫撃砲が通常砲弾へと切り替わり、火力戦の意味をロシア兵に対して叩き込んでいく。
どの道、戦場のど真ん中で動きを止めて、
更に視界を封じられた軍勢の末路は決まっていたと言えるだろう。
ラザレフ対岸の丘にある砲兵陣地から行われ始めた95式野戦重砲(95式長射程155o野戦重砲)のロシア軍に対する砲撃によって状況の悪化が加速して行く事になる。
1905年 2月8日 水曜日 深夜2時
ラザレフ攻防戦にて潰走状態に陥ったロシア軍であったが、対する日本帝国軍は追撃は行わなかった。5倍近い数に及ぶ敵を撃退したと考えれば偉大な功績であったが、547名の戦死者とそれに倍する負傷者を出すという、連隊の約半数が損害を受けていたのだ。このような状態で追撃を行っても無駄に兵を消耗するだけだと理解していた秋山大佐は敵味方を問わず負傷兵の救護と捕えた捕虜の収容に全力を注いだのだった。
だが追撃が全く行われていなかった訳ではない。
国防軍の特殊作戦群に所属する1隻の4式大型飛行船「銀河」に似た飛行船が中高度を低速にて飛行している。所々に筒状のものが付き出ており、通常の銀河では感じられない仰々しく攻撃的な雰囲気が漂っていた。
それもそのはず、この飛行船は4式大型飛行船「銀河」を対地制圧用のガンシップに改修したAC-004A局地制圧用重攻撃機「飛龍」であり、敵の地上部隊に対して精密かつ強力な火力で制圧攻撃を行うのが役目である。攻撃的な感じがするのは当然と言えよう。また名前の由来は旧帝国陸軍が運用していた四式重爆撃機「飛龍」から来ている。
銀河と大きく違う点は、友軍からの支援要請を確実に捉える強力な通信機器、敵の正確な位置測定と目標補足を行う為の各種に及ぶ探知装置、それらのシステムを統括する統合管制コンピュータ(JCS)などを搭載し、更には装甲・速力・搭載量の強化を図るべく大出力陽電子反応燃料電池の増設に加えて、化学エネルギーを電気エネルギーに変える電気化学リアクターと言われる小型高出力のレニウムリアクターを2基搭載する事によって6基の98式電熱推進機の出力が大幅に強化されていた点であろう。またレニウムリアクターの出力は核融合炉には遠く及ばないが小型化が可能な点が特徴である。
加えてエンジン等の音を同波長・逆位相の振動で打ち消すアクティブ制音システムも搭載した事によって隠密性を高めていた。このアクティブ制音システムは軍艦の両舷からアクティブフェイズドアレイの原理で衝撃波を作り出して自艦に接近する敵魚雷・機雷を撃破する対雷撃システムの応用理論で造られている。そして光の反射を抑えるべく機体全体にレチナール構造によって作られた光異性化塗装が施される念の入れようであった。
もっとも帝国重工が兵器利用の為に新たな装置を開発するはずもなく、この飛龍でレニウムリアクターの運用実績を重ねて軌道間輸送船につなげる目的もあったのだ。大量の資材をブースターなしで宇宙に運び込む事は、宇宙開発を戦略目標に掲げている帝国重工にとって何よりも優先するべき目標と言えるだろう。
そう、追撃は陸ではなく、空から実施されていたのだ。
ロシア軍の追撃を実施している、この飛龍の戦闘指揮所(CIC)には32名の乗員の内、
3割強を占める9人に上る乗員が居た。
「グリッド2145にて中隊規模のロシア軍を捕捉。
お姉さま、どうやらあの中隊は夜営中のようです。
恐らく最後尾の部隊では?」
「肯定よ、ナタリア。
そして軍務中は私の事を少佐と呼ぶのよ」
「申し訳ございません、お…少佐」
ナタリアと呼ばれた曹長の階級章を付けた国防軍兵士が謝罪する。
彼女の頬は心なしか少し赤く見えた。
この飛龍の機長を務める準高度AIのテレス・ロペス・ニキーネ少佐は珍しく褐色の肌をしており、やや顔が隠れる感じの髪が相まって情熱的な表情が特徴的である。姉御肌のテレス少佐はラテン系らしく開放派に属し、趣味と性癖を兼ねて公娼婦として広報事業部の娼館で働く女性でもあった。
またテレス少佐に応じたナタリア曹長は美女ながらも少女の面影を残しており、珠玉のような肌とミディアムタイプのカジュアル・フェミニンの髪型が特徴的であろう。彼女はオペレーターを担当している。ただしナタリアの経歴は普通ではない。イタリア人を装って貿易会社の定期契約通訳として日本に入り込んできたフランスの工作員である。そして帝国重工に対する潜入工作を行った時に国防軍情報部によって捕えられ、規定通りに洗脳処理を受けてから広報事業部が運用する娼館で働くようになったという異色の経歴があった。そこから複雑怪奇な出来事を経て現在のようなテレスと同じように公娼婦と兵士を兼職する様になっていたのだ。
有能で裏切る心配が無いだけに重用し易いだけでなく、
ナタリアが国防軍の兵として活動しているのには重要な理由がある。
ナタリアは二重スパイとして行動しているのだ。その訳は公娼婦不足に悩む広報事業部からの要請に従って国防軍情報部はナタリアを通じてより多くの女性工作員を得ようとしていた事にある。この計画で彼女が選ばれた理由は、ナタリアは公娼婦となっても偽情報の伝達用にフランス当局との連絡を維持させていた事に付けくわえて、トラック島の娼館で定期的に先輩として指導していたテレスとの交流を重ねるに連れてナタリアがテレスに対して恋心を持ち、開放派の幹部でもあるテレスがナタリアを気に入ている事が大きな要因だった。
ナタリアも敬愛するテレスお姉さまに気に入って貰おうと異様な熱意をもって挑んでおり、何も知らないフランス当局のナタリアに対する評価はウナギ登りに高くなっていく。ナタリアは運よく特殊作戦郡を統括する黒江少将から気に入られて愛人関係となっただけではなく、帝国重工が構想を発表した旅客飛行船の客室乗務員としての内定すら取り付け、その前準備として各国が注目する4式飛行船「銀河」の要員として働く事に成功するという、もっとも優秀な工作員としてナタリアは見られていたのだ。その成功に気を良くしたフランス当局は更に、彼女を介して本命とダミーを入り交えた多くの要員を送り込んでいく事になる。
まさか黒江との愛人云々はでっち上げで、また愛人が同性の女性であり、更にはナタリアが心の底から既に完全に寝返っている事などフランス当局は予想だにしなかった。
また国防軍に入ったナタリアが不定期とはいえ未だに公娼婦を続ける理由は、捕えた工作員の矯正として処置する公娼婦用の洗脳技術の高さの証明とも言える。つまりナタリアにとって広報事業部の下で行う公娼婦は辞め難く、その想いの強さは人生の目的と言っても過言ではない。
それに解けないような強度で掛けられた洗脳を施した状態で、再洗脳を行うのは帝国重工の技術をもってしてもリスクが小さくなく、また二重スパイとしての地位を維持するためには国防軍の兵士として所属していなければ齟齬が出てしまう事もあって、このような変則的な配置になっていたのだ。下手に偽装を行えば余計に労力を必要とするので必要な処置とも言えるだろう。
ナタリア曹長が口を開く。
「司令部(HQ)より受信(コピー)」
「内容は?」
「作戦続行です」
「作戦中止勧告が無いとなれば、予定通りにお仕事開始だな。
曹長、司令部に作戦開始を報告せよ」
「シエラー2-1、これより状況を開始します。
0205時、状況4、以上(オーバー)」
テレス少佐の言葉にナタリア曹長が司令部に対して報告を行った。
この飛龍を攻防戦初頭に投入すれば犠牲は最小限に抑えられたであろうが国防軍はそれをしなかったのには理由がある。それは安易な完勝は国民を増長させてしまうからであった。
これは歴史的経験からきている。また将来の戦略を優位に進めるべく敵味方双方から航空兵力による対地攻撃戦訓を秘匿する目的もあった。
そして彼女達の任務は来襲したロシア軍を徹底的に叩く事にあり、
その目的も大きく分けて3つに分類が出来る。
第一に対日戦に於ける陸上戦訓の流出を防ぐ事で、それと相まって圧倒的な損害比率によって陸上戦闘に対する抑止効果を生み出す事が第二の目的であった。そして第三に陸戦での大敗を演出する事によって、戦争決着に至る海戦を誘発させる要素の一つを作り出す事にある。
「攻撃座標の転送を開始します」
「ええ、よろしく」
ナタリア曹長から座標を受け取ったテレス少佐は統合ヘルメット表示照準システム(IHADSS)を被っている砲撃手各員に指示を下す。彼女達もテレスと同じく準高度AIで、また開放派でもあった。特殊作戦群には開放派が多いのだ。
「3000mまで降下、規定高度に到達後に左旋回を開始する。
隔壁閉鎖、減速(ダウン)、方位(ヘディング)2-04-2に移行、以上(オーバー)」
「了解(ラジャー)」
テレスの声に各員の砲撃手が応じ、モニター上に浮かび上がる攻撃方法をタッチパネル形式で選択して行く。目標捕捉は自動(オート)と手動(マニュアル)の2種類があり、今回は視線追従と連動する視線捕捉・指示照準装置(TADS)を使用する手動方式を使用していた。手動操作と言っても射撃手がIHADSSを介して視線で捕捉した敵をTADSが自動でロックオンしていくのだ。また視線を合わせた時にキャンセルボタンを押せば目標から外すことはできるようになっている。
パッシブIR(赤外線)センサーにより探知されていたロシア兵の体温を上乗せした映像に
、手際良く装置を操る砲撃手によって、次々とロックオンを示すマークが記されていく。そのマークは攻撃地区に存在する一人の兵士すら漏らさないし、もちろん生命反応が消えるまでは消えない。
飛龍の武装は機体左側面に装備され、目標を中心に左旋回を行いながら攻撃する方式を取っている。このように武装が左側にあるのはAC-130のように機長の座席が目標を視認しやすい左側にある訳ではなく、旧来のガンシップと同じように旋回砲塔を省く事によって重量の軽減と武装の集中を行っていたのだ。
「有効射程圏(インレンジ)まで後20秒」
オペレーターを務めるナタリアの声に電子参謀が応じる。
「ECM(電子戦) 開始」
元となった機体が戦略輸送飛行船なので桁違いの弾薬を搭載でき、通常の飛行機では有り得ないほどの超長時間に渡って、上空に居座りながら連続して砲弾の雨を降らせる事が可能になっている。そして対地制圧用の兵装は25oガトリング砲×1門、40mm機関砲×4門、105mm榴弾砲×1門であり、これらの兵装からの掃射を受けるロシア兵にとっては絶望そのものに違いないだろう。また対地攻撃には使えないが防空用としてTHPL(戦術高パルスレーザー)6基を備えていた。
ナタリアによるカウントが続く。
「…5…4…3…2…1…射程圏内です!」
「いいわ、始めなさい」
そのカウントに応じる様にテレスの声が響いた。力強くも凛とした声はまるで舞台女優が舞台台詞を言うような口調である。その直後に飛龍は行動を開始し、シベリアの夜空の中から地上に向けて流星雨のような制圧射撃が降り注いでいったのだ。
-------------------------------------------------------------------------
【あとがき】
ガンシップ機の名前に飛龍を選んだ理由として、四式重爆撃機「飛龍」には75mm固定砲(ホ501)を装備したキ109と言われる機体あった事と、4式飛行船と四式重爆撃機という同じ4という共通が理由です(笑)
後に飛龍は敵地上軍から殺人機や殺戮兵器として恐れられるでしょう。
第二次世界大戦時の連合軍から見れば、国防軍の質は宇宙人と戦うような感覚かも。
【Q & A :レニウムリアクターの仕組みは?】
原子炉に於ける燃料棒の中心温度は1800℃程度で、その熱で水蒸気を作り出してタービンを動かすのが原発ですが、レニウムリアクターは反応材の構造相転移によって原子炉を上回る熱(熱電子)を生み出し、それを熱電変換素子によって電気に直接変換しています。また、その発電量は同等サイズの第三世代原子炉(1990年代後半〜2010年のタイプ)を凌駕する。
意見、ご感想を心よりお待ちしております。
(2010年06月16日)
|
|
|
|
|