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淫蕩の白騎士団 第05話 【驚愕】


反乱予備罪としてミネルバ達と同じように、アカネイア・パレスの一角に軟禁された白騎士団の幹部パオラ。彼女は白騎士団でも有名なペガサス三姉妹の筆頭であり、カチュア、エストの姉である。エメラルドグリーンのような色をした髪をカチュアと同じように、ショートカットに纏めていた。

妹と同じように整った顔立ちをしている。
天馬騎士として当然だが、無駄な肉は一切ついておらず、その絶妙な体のラインが魅力的だった。 そして人当たりの良い性格と、落ち着いた感じの雰囲気は白騎士団でも人気が高い女性天馬騎士である

ボーゼンのような好色漢がパオラのような上玉を見逃す訳が無い。
それからの成り行きは必然であった。

パオラは、当たり前のようにボーゼンによって強姦され、これまで処女を守り通してきた秘裂に、凶暴な肉の剣を突き立てられた。それからは、頻繁にボーゼンに犯され、彼に犯されない日はボーゼンの子飼いの兵士達に連れ出され、言いように彼らに弄ばれていた。

そのような扱いを受けたパオラであったが、自害や脱走はできなかった。
男達の求めを拒絶するという、選択肢すらも無い。

身を差し出すことが、彼女が敬愛するミネルバ様やマリア様…
そして離れ離れになった、愛する妹たちを守る為の代償だったのだ。



今日もパオラは、何時もの様に軟禁されている部屋から兵士達によって連れ出されると、同じ城館内にある豪華な作りの部屋に連れてこられた。そこには、薄いカーテンで区切られた天幕つきのキングサイズの寝台が8つ設置されている。

その一つの寝台にてパオラは、いつも通りに男達に犯されるのだ。

男達の慰み者になる。
それが、今の彼女に課せられた仕事。

パオラは知らなかった。

この同じ時間に、この城館内にて、パオラが敬愛するミネルバ王女の妹マリアは 、肛姦の悦びを感じながら、兵士達との交わっていたのだ。そして、妹のカチュアが今日の夕方に、ボーゼンによって処女を奪われた事を…


守るためと自分を言い聞かせて、パオラは今日も陵辱の舞台へと歩む。
他の2箇所のカーテンに覆われた寝台でも、性交が行われていたが、パオラには気にする余裕は無かった。

ドルーア軍に雇われた高級娼婦も時折、
この室内での性交に参加しているから、不自然な事ではない。

パオラは他の寝台に対する事よりも、目の前の現実に向き合うために、兵士達の熱い視線を浴びつつ、首から下まですっぽりと覆われているサテンのドレスを脱ぎ去った。

ドレスの下には、普段の真面目なパオラからは想像もできない、破廉恥とも言える格好が存在していた。その外見は、売春宿を兼ねた妖しい劇場で踊る、踊り子が身に纏うような胸と股間を全く隠さない、いやらしいデザインで、更に首には、黒皮の首輪が付けられている。これはボーゼンが用意した仕事衣装である。

そして、パオラが寝台に上がると宴が始まった。














パオラがいる寝台の周りにいる兵士達は、 薄いカーテンを通して、輪姦ショーを眺めながら己の順番を心待ちにしていた。

意外にも、ボーゼンは自分の直属の兵の扱いに関して細心の注意を払っている。

兵士達が離反しないように心を砕いており、常にボーゼンは女や富を全て一人で独占せずに、必ずある程度は分け与えているのだ。グループごとに日数を調節し、ちょうど順番が一周する頃には、兵士たちの精嚢の中身が満たされているように計算している。

つまり、兵士達は最も女を抱きたい時に、ボーゼンは女を用意しているのだ。

また、戦場で散った部下の遺族の面倒すらも見ていた。
それゆえに兵士達の忠誠心も高く、秘密は守られている。
彼女達の処遇は外部に漏れていなかった。


あれから、パオラは2人目と3人目の兵士の相手を行っていた。
一人目は早々と、パオラの口内へと放っていた。

 にちゃ…ぬちゅ…ぐじゅ……ぐちゅ…にゅる…

背後から緩やかに男が性感を味わうように貫かれながら、パオラは口と両手を使っての奉仕を強要される。二人同時に犯され、感じたくも無い快楽がパオラの脳内に焼きついていく。行為の前に塗られる媚薬の効果も馬鹿に出来ない。

「んー、んんん、んぷ…っ……」

パオラは不本意ながらも、囚われてから度重なり続けられた陵辱の経験と、兵士達の手ほどきによって、彼女の身体は徐々にだが確実に男を悦ばせる性技を身につけていた。

パオラは必死に媚薬のせいで、本来感じるはずの無い快楽を、感じているに過ぎないと思い込むことによって、騎士としての誇りを保とうと足掻いていた。

そうしなければ、陵辱されて感じる自分が余りにも惨めだからだ。

そろそろ限界が近いのか、パオラの秘裂に挿入している兵士が腰使いを激しくしていく。

「いいね、ツルツルまんこ、最高だな!!」

18歳の年齢にも関わらずパオラには恥毛が全く無い。
それは、生えなかったのではなく、ボーゼンによって剃られて以来、パイパンに保つことを義務付けらていたのだ。

「くっぁ…っ…んん…、んぐ…、うぅ………ン」

パオラの腰が、パンッ、パン、と激しく軽やかに突かれる度に、重力によって垂れ下がった乳房の先端が振り子のように震えて汗が飛び散る。

口をペニスで塞がれ、唇の隙間と鼻から、くぐもった声が漏れる。
その、パオラの漏れた声に加えて、赤らんだ頬と汗ばんだうなじが男達のいやしい心情を掻き立てていった。

パオラは日々にわたって、刻み込まれて覚醒させられた肉悦の感覚によって、喉の奥から込上げてくる、艶めかしい感覚を我慢しようと身もだえしていた。

『ダ…ダメ…感、じては…ダメ…声を聞かれてしまう…わ…』

繰り返して、自らに言い聞かせていなければ、パオラは甘い声を溢しそうになる。
そうなりつつも、パオラはペニスを奉仕している唇を震わせて耐えていく。

そこまでしなければ、媚薬の効果に負けてしまうのだ。
負けてしまえば、肉欲に流されてしまう。

しかし、声に出さなくても膣内は正直だった。

「おいおい、この女騎士は何時もよりご機嫌だな」

腰を打ち付けている男が言い放つ。

「ああ、口の方も美味そうにおしゃぶりしてるぜ。
 それに、手も捉えて離そうとしない!」

口を犯す男が嘲るように追従した。

「騎士より娼婦の方が似合ってるんじゃないか!?」

「ちげぇねぇ」

「んっ! ンンーー!!(ちっ、違う!)」

二人そろって、無情な言葉を投げかけてる。
パオラは否定しようにも口にはペニスが入っており、言葉に出すことは出来なかった。

それどころか、罵られる言葉を受ける毎に、頭の中が白いスパークが走って、何時ものように理性の壁が突き崩されていく。

「ちんぽ無しじゃいられなくなってるんだろ! ええっ!?」

そういうと、男は腰をギリギリまで離す。
そして、叩きつける様にしてパオラの尻に腰を追突させた。

パンッ、と一際大きい尻と腰がぶつかるしなやかな音が響く。

「んっーーーーーーーーー!?」

突如強まった腰からの刺激に対応できなかったパオラは一瞬だが意識を手放す。 それと同時に、奥まで挿入した肉棒が痙攣し、熱を持った淡黄色のネバネバした精液が勢い良く放たれ、子宮頸菅を突き抜けた淡黄色の精液がパオラの子宮へと注がれていく。

『ひっ…熱いっ! いやぁ……ぁぁ…』

パオラは股間の奥で広がるドロリとした熱を…妊娠の危険性を感じさせる、淫熱を敏感に感じ取る。 堪えようとする理性が膣内に走った熱によって崩壊し、パオラの全身に暗く甘い快感が突き抜けていった。














寝台の上で、6人目の兵士がパオラの膣内に白濁液を放った時には、そのパオラの表情は陶酔の色に染まっていた。 そこに居たのは、真面目な騎士ではなく、ただ、弾力に満ちたペニスの硬さを味わう牝であった。

惚けた表情のパオラは、7人目の兵士が横になったのを確認すると、当たり前のように、男の上に跨って腰を落していく。
先ほどまでの儚い抵抗は、自我を保つための通過儀式に過ぎない。

そして、これからが、兵士達にとって本番なのだ。

媚薬の効果によって増幅させられた快楽によって、まだ男に慣れきっていないパオラの蜜壺でも、十分な弾力と豊富な愛液を 分泌させており、熟練者に匹敵する対性交能力があった。

そして、今のパオラにとっては、男に跨ることはペガサスに跨るよりも楽しいのだ。

『っ…これ…硬いわ…イィ……』

巨根の先端がパオラの秘裂を、媚肉を、大きく掻き分けて入っていく。
前までは泣きながら受け入れていた肉棒を、今では惚けた表情で受け入れていくパオラ。

「くっ…流石は天馬騎士様だな!
 乗るのがうめぇ」

「ハァー、ハッ、ハァ…ほっ、本当…ぅ?」

「ああ、油断すると出してしまいそうになるぜ!」

「あぅ…んぅ……嬉ぃ…でも……まだ…ダメェ…」

朦朧とする頭で、蜜壷から伝わってくるペニスからの感覚を味わうのにパオラは必死で、いつの間にかボーゼンが近くに来ていた事に気が付かなかった。先ほどまでボーゼンは、隣の寝台にて別の女性と楽しんでいたのだ。

惚けきったパオラの様子を見てニヤリと笑うと、
ボーゼンは何かの道具を手にしてパオラの背後に回る。

ペニスに熱中しているパオラはその事に気がつかない。

ボーゼンが持っている道具は小さなボールに穴が沢山開いたボールギャグという猿轡や口枷の一種である。構造としては、中央のボールと、その両端に取り付けられた革紐からなるり、ボールを被拘束者の口に咥えさせ、革紐によって固定し使用する道具だった。

それを見た周りの兵士達もざわめき始める。

「遂にですか!?」

「ああ、もう頃合だろう」

「楽しみですぜ」

「パオラよ…
 ワシからのプレゼントだ…口を開けるが良い」

「はー、はー、あっ、あっん!」

ボーゼンはパオラの返事を待たずに、パオラがだらしなく喘いでいる隙にサッと口に嵌めた。

「ん…っ?……んっーん…んー!?」

『あ…口…が…動かせない……なんで?』

突然に噛まされた知らない道具によって、声が上手く出ない、そして口を閉じることが出来ない事に対して、心の中に不安が広がり、それによってパオラは危ういながらも、理性が戻った。

「わっはっはっ、天馬騎士には口枷がお似合いですな!
 いや、まったく、牝馬そのものですぞ」

ボーゼンの言葉によって、パオラは自分の状態を自覚した。

『…あああ…私…また…求めてしまったのね……』

脳裏に広がっていたピンク色の霧が消えたパオラは、自らの行いを思い出して落ち込む。
一度は覚醒した理性であったが、騎上位にて繋がっているペニスからの肉圧によって、ジワリと再び快楽の蠢動を感じ取る。


しかし、パオラの思考と感覚はそこで停止した…

自らの境遇を忘れてしまうほどに、驚くべき光景を目にしたからだ。

『え……嘘っ!? 嘘よ!!』

いつの間にか、寝台の天幕から垂れていたカーテンがなくなっていたのだ。

そして、その先に見える寝台にて信じられない光景を見にした。

『そんなぁ…みっ…ミネルバ様っ!?』

一つ先ベッドの上にて、目隠しをされたミネルバ王女が居たのだ。
興奮気味に頬を赤らめて、呼吸を荒くしているのも判る。


パオラは天馬騎士としての必要資質の一つである、視力の良さが今は恨めしかった。
目に映る、その情熱的な赤い髪をした女性は見紛うことなく、敬愛する主人のミネルバ王女だったのだ。

しかし、その格好が信じられなかった。
信じたくなかった。

黒い首輪は身に着けていなかったが、自分の格好と同じように、胸がむき出しになった、きわどい透け透けの薄い布地で作られた衣装を纏っており、Vの字に作られた薄生地のパンティをはいていた。

それだけではない。

ミネルバ王女の表情は熱っぽく潤んでいる。
かつて感じられた凛々しさは弱まり、変わって女の妖艶さが感じられた。

ボーゼンは、汗ばんだ肥満体の体にパンツのみ履いた姿で、ゆっくりとミネルバ王女へと近づいて…淫らな格好をしているミネルバ王女の耳元で何かを呟く。

その言葉を受けたミネルバは視界が塞がれているために身を屈めて、這うような体勢で何かを探し始める。くまなく寝台の上を犬のように這って、落ちていた黒い首輪を探し当てると、そのまま口で咥えてボーゼンの元まで這って行く。

ミネルバが足元まで来るとボーゼンは嬉々として褒め称え、
取り出した首輪を器用に王女の首に装着していく。

『なんで…ミネルバ様っ!……どうして!?』

うめき声程度しか喋ることの出来ない、パオラは心の中で絶叫した。

信じられない内容がパオラの耳に飛び込んでくる。

「ボーゼン様…この淫乱なミネルバに…どうかご褒美として…
 貴方様のペニスを…どうか…しゃぶらせて下さい…」

「ミネルバ様、私のペニスでよければ、幾らでも好きなだけ咥えてください」

「あ、ありがとう…ございます…」

ミネルバは、首輪を探し当てた時と同じ要領で、ボーゼンの足を探り当てると、躊躇うことなく足に口付けして、舌を這わせて舐め上げながら、そのまま這い上がって行くと、反り立った肉棒にて突っ張ったパンツに到達した。

パンツの生地の上からミネルバは鼻と頬っぺたでボーゼンの肉棒の位置を感じ取って場所を突き止めると、それを丹念に舌で舐め上げていく。

『何で!…なんでよっ!!』

その光景を見たパオラには王女の行為が、
まるで性欲を我慢できずに男性を貪る姿にしか見えなかった。

忠実な側近に見られているとも知らずに、ミネルバはそのまましばらく布越しにペニスを舐めて、唾液でベトベトにし終えると、パンツを腰の位置に留めていた紐を見つけだして、それを口で咥えて引っ張った。

ここまで、ミネルバは這う動作以外では、一切手を使っていない。

パンツが肉棒に引っかかったのを、慣れた口捌きで直して、下へと下げていった。

ペニスを守っていたパンツが下へと完全にずり落ちると、ミネルバはペニスの竿の裏側に唾液たっぷりの舌を当てて、そのまま亀頭まで舐めていく。先っぽまで到達したのを確認したミネルバは、そのまま唇を大きく開けて、ボーゼンの剛直した淫棒を深々と口の中に沈めていく。

パオラはミネルバ王女が行っている淫らな動作を、信じられないような表情で見つめる事しか出来なかった。
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【あとがき】
どうやって、ボールギャグを作ったんだろう?
そうか、魔法か!! 流石はボーゼン…只者じゃないな。

ごめんなさい、ミネルバも既にヤられてます(悪)
そして、カチュアとイリナは治療の最中ですw

(執筆日2009年04月04日)

▼現在の主要メンバーの状態▼

【カチュア】
身体的状態―――|疲労困憊+惚け
処女喪失――――|16歳:ボーゼン
御尻処女喪失――|--歳
職業――――――|白騎士団幹部、天馬騎士、性奴隷
所持品―――――|模造レイピア、避妊薬
所持金―――――|150G


【パオラ】
身体的状態―――|普通
処女喪失――――|17歳:ボーゼン
御尻処女喪失――|--歳
職業――――――|白騎士団幹部、天馬騎士、性奴隷
所持品―――――|エッチな服
所持金―――――|645G


【マリア】
身体的状態―――|好調
処女喪失――――|--歳
御尻処女喪失――|9歳:ボーゼン
職業――――――|第二王女、見習いシスター、アナル専用性奴隷
所持品―――――|ライブの杖
所持金―――――|1050G


【イリナ:オリジナルキャラ】
身体的状態―――|興奮
処女喪失――――|8歳:ハイマン
御尻処女喪失――|8歳:ハイマンの部下
職業――――――|高級娼婦、性奴隷
所持品―――――|バスケット、お風呂セット、エッチなアイテム
所持金―――――|520G
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