■ EXIT
ワイルド・ワイド・ウェスト 15

 「う・・・ん」
 暗い部屋の中で、白いのびやかな肢体が、 優雅に寝返りをうつ。

しっとりとうるおった肌に、輝くような生命力を蓄え、 エカテリナは美の女神ミューズもかくやという美しさで、 薄暗い石造りの部屋を、鮮やかに彩っていた。

毎日、無数の荒くれ達から、 酒場の肉奴隷として、徹底的に輪姦される荒淫な生活だが、 男性の精液から、生命力を吸収できる体質に変化した彼女は、 大量のエネルギーを補給され続けているに等しかった。

結果、ますますその美貌と肉体は、 男を吸い寄せる魔性を帯びていた。

また、エルフの生命力を極端に低下させる、 過酷なW・W・Wの環境にも、適合しつつある。
今のエカテリナは、砂エルフ並みに健康そのものだった。


ギイイ

頬のこけた酒場の主が、 様子を見に来たが、そのあまりに優美で美しい寝姿に、 ゴクリと生唾を飲んだ。

「あ、おはようございます。」

恥じらいに頬を染め、 美しい銀細工のような裸身を、白い毛皮でそっと隠す。
天性の恥じらいと、におい立つような気品が、 どれほど男の本能を直撃するか。

息が上がり、ペニスがいきなり全開状態に勃起してしまう。

手が吸い寄せられるように、愛らしいふくらみに伸びた。
神聖さすら感じるような初々しいふくらみに、 優しさなど微塵も感じさせない、荒々しい卑猥な動き。
淡いピンクの乳首をつまみ、手のひらに温かい吸い付く感覚を貪る。

「んん・・」

痴漢か暴漢のように、激しくもみしだき、痕がつくほど握り、 爪が食い込むばかりにつまみ、嬲る。

暴行同然の行為に、怯えた目をしながらも、 世話をしてくれる酒場の主に、 止めようの無い本能の興奮に、優しく身体を差し出すエカテリナ。

いとおしむように、ズボンの前をさすり、ゆるゆるとチャックを広げる。

興奮したペニスは、ギンギンに反り返り、 固くねじれた凹凸を浮き出させる。
かわいそうなまでの激しい興奮に、 優しく微笑むと、麗しい唇を優雅に開いた。

「うぐ・・・っ!」

可愛らしい唇に咥えられる快感は、うめき声が止められない。
夢中になってしゃぶりついてくる無邪気で、恐ろしく扇情的な様子が、 すぐにそこへ射精してしまいたくなる。

位置を変え、上下逆になり、白い肌の合い間に顔を突っ込む。

69の体勢で、天をむいてそそり立つペニスを、エカテリナは恍惚と咥え、 露を含み出した淫花を、ヒゲと唇が貪り食う。

すすられ、舐め上げられ、指が膣を犯す。

「んん〜んっ、んっ、んふんっ」

くぐもった声も、可愛らしさを帯び、 舌先の動きは尿道から快感を注ぎ込む。

淫核をしゃぶり、襞をこじ開け、指先にまといつく甘い体液に夢中になる。

がばっと身体を起こすと、目の前に広がるそれを、 花芯を貫いた。

「んはあああっ!」

喘ぐ声が耳に響く、 暗い室内が、色香に染まる。

背中に羽が生えたかのような、麗しいなめらかな輝き。
突き進む快楽が、引きずり出す切なさが、ペニスにからみ、しがみつく。 それを強引に突き上げ、引きずり、突き入れる。

「んはんっ、あんっ、ああんっ、はうっ、ああんっ!」

室内に反響する声、甘いあえぎが耳を刺し、 絡み合う肌の快楽は、とどまる事を知らずふくらみ、 グジュグジュと音を立ててうごめく肉が、 淫靡でたまらない快感となって、腰を、身体を、からめとる。

「うぐ・・・・っ!」

「はあぁぁぁぁ・・・っ!!」

ドビュグウッ、ドビュグッ、ドビュブッ、

エカテリナの胎に、猛烈な射精がほとばしり、中にぬめり、打ち寄せる。

喘ぐ裸身を、何度も突き入れ、こねまくり、射精する。

快感が、はじけ、花火のように輝く。

うめきながら、エカテリナを引き上げ、ひざの上で突き上げる。

「きゃううんっ!、あんっ!、あんっ!、深いいっ!、いいっ!、あひっ」

血走った目が、のけぞる細い首筋に凶暴な悦びを感じる。
突き上げる肉が、快感の極地に熔け、今にも爆発しそうに膨らむ。

肉襞を犯し、陰唇を広げ、子宮を突き刺す。
ゴリゴリと絡み合う凹凸が、そりあがった亀頭が、 中を、犯し、嬲り、蹂躙する。
腕をつかまれ、背後にそらされ、身体が広がる、裂ける、引き裂かれる。

「ひいんっ、んんっ、あひっ、あっ、あああっ!」

グチュッ、グギュゥ、グチュッ、グリュッ、

音が広がる、女体の奥まで、突っ込み、犯し、征服する。
注ぎ込んだ精液が逆流し、しぶきとなって滴り落ちる。

「このっ、奴隷っ!、肉奴隷!、いいかっ、ご主人の物はいいかあっ!」

「ああんっ、はひいっ!、いいですうっ!、あなた様の奴隷ですっ!、」

蒼い瞳が、潤んで、輝いて、蕩けていく。
奴隷という言葉に、自分でも分からない興奮を激しく覚え、 身体がわななき、さらに声を上げた。

「肉奴隷っ!、わたしっ!、肉奴隷ですっ!、 もっと、いじめてっ、メチャクチャにしてっ!、くださいいいいいいっ!」

手綱をつかまれた馬のように、後ろに反り返り、 広がりきって、ぬらぬらと光る秘所を晒して、 痙攣が、全身を、つきぬける。

「いくっ!、いくうっ!、ご主人さまああああああああっ!!」

ドビュウウウウウウウウウウッ

真っ白いハレーションが、子宮にぶちまけられる。

ドビュグッ、ドビュグッ、ドビュグッ、

男の上で広がりきった身体に、強烈な射精が突き刺さり、叩きつける。
快楽の奴隷となって、エカテリナは至福の表情に堕ちていった。

『ああ・・・いい・・・また・・夜がくる・・・うれしいい・・・』

淫靡な微笑みは、さらに貪欲に淫蕩を求めていた。





 ジャラ、ジャラ、

最低最悪のならず者たちが集まる地下酒場。
くすんだ暗い空間に、ポッカリ華やかな色が浮いている。
輝く金髪と抜けるように白い肌、そして銀の鎖。


エカテリナは両手首に、黒皮と鎖をつけ、 まるで奴隷そのもののように、つないでいた。

「なんだなんだ、鎖なんぞつけてどうしたい?」
すでに何回も彼女を楽しみに来ている男が、 かわいいお口で奉仕されながら聞いた。


「うふふふ・・・。」
本気で嬉しそうに笑いながら、また男のペニスをくわえ込む。

「いやさ、コイツがつけろっていうんですよ」
げっそりやせた主が、不思議そうに言う。

「かわってんなおめえ、でも、ううっ、最高っ!」

かわいい口の中に、極楽気分でほとばしらせる。
その口が必死に飲み込み、 最後の一滴まで蕩けるような舌使いで舐め取ってくれることに、 残忍非道な男が、完全に弛緩し切って満足する。

「うーっし、それじゃあその鎖にふさわしいあつかいをしてやるぜぇ。」

日焼けした巨漢が、牛でも殺せそうな太い腕で、 エカテリナをこわれもののように抱き上げると、 壁に突き出した禍々しいフックに、鎖をひっかけた。

この男も、エカテリナが気に入って酒場に入りびたっている。
彼女に色々なポーズを取らせるのが、大好きらしい。

特別高い場所ではなく、 エカテリナが背を伸ばせば、簡単にはずれる高さだが、 男のイメージが分かったので、 かわいいきれいな尻を、突き出した格好になった。

両手が拘束されたようになり、 恥ずかしさが、全身を嘗め回す。
ボッと頬から身体が染まり、その色っぽさに男たちの視線がくぎづけになる。

「ああん、恥ずかしいですうぅ、見ないでくださあぃ。」

かわいいお尻がフリフリされて、 哀願するような口調が耳を痺れさせ、 欲望の塊のような客たちが、黙ってみてるわけがない。

「うひょひょひょ、イメージぴったりだぜ。」

「見えるぜえ、きれぇなピンクのヒダヒダがよお。」

「ようっし、今日こそ壊れるまで輪姦しまくってやるからなっ!」

金貨や宝石を酒場のオヤジに投げると、エカテリナに挑みかかる。

「お願いしますから、壊さないでくださいよぉ」
主が心配げな顔をするが、いらぬお世話というものだろう。
彼女が壊れて困るのは、むしろ酒場中の男たちなのだ。


「おいオヤジ、フィルム仕入れてきてやったぞ。」

エカテリナのSEXを写したフィルムが、 これまた酒場の楽しみの一つになっていた。
何しろ、彼女のSEXはどんな激しい乱交でも、陰惨さがない。


「んんっ、んうっ、んっ!、んふうんっ!、んんうっ!、」

穴という穴を貫かれ、輪姦されながら、 歓喜に狂い、悦びに悶える淫らさは、 どんなAVビデオでも、比較にならぬ卑猥さだった。

唇から引き抜かれたペニスが、 顔中に激しく浴びせかける。

「ふあ・・・・っ!!」

舌を出し、それを味わい、楽しむ顔が、見る者をゾクリとさせる。

「おらっ、どうだっ、おれの逸物はっ!」

しなやかな右腿を抱え込み、 激しい腰使いに、打ち付けられながら、
「はあっ、んはあんっ!、かっ固いのが二つもっ、ゴリゴリしてっ、 中が、ものすごく、痺れるのおっ!、すてきいいっ!」

勃起したペニスに埋め込まれた真珠が、二つ並んで中を激しくこする。
女性はたまったものじゃあるまい。


「おまえのアナルっ、すげえぜっ!」
細い腰を掴み、アナルを暴行同然に犯し、肉が軋むように突き上げる。
「わっ、私もっ、でこぼこがっ、こすれてっ、いいっ!、いいのおっ!」


いやらしい乱れた声を、わざと上げさせ、 それを聞くことで、快感がさらに高まる。

真っ白い尻肉が、くねり、動き、広がり、 前後から突き刺さる凶悪な黒肉が、ピンクの襞を征服していく。

真っ白い内股に、黒々としたペニスが律動をくりかえし、 引きずり出された襞が、巻き込まれ、こすりまくられる。

淫靡でいやらしい光景が、カメラに写し取られ、 見る者すら勃起と絶頂へ引きずり込む。

ジャラッ、ジャラッ、ジャラッ、

激しく陵辱される動きが、鎖に鈍い音を立て、 犯されるエカテリナを、一層淫らに、そして卑猥に彩る。

その全てが、エカテリナの耳に、肌に、身体中にしみこみ、 突きあがるエクスタシーに、打ち壊される。

「あひっ!、ひっ!、いっ、いっちゃうっ!、ああっ!、いっちゃうううううっ!」

鎖がきしみ、汗が弾ける。
痙攣する白い肌が、凄絶に染まり、のたうち、のけぞった。

「いけおらっ、いけやああっ!」
「ぶっこわれろおおおおっ!」

ズギュルッ
ギュシュッ

「ひぐうううううううううううううううっ!!!!」

ドビュグッドビュグッドビュグッ
ビュグウッ、ビュグウッ、ビュグッ、

根本まで叩き込まれ、鈍く重い音が、爆発するようにほとばしる。

のけぞる身体が、がくがくと痙攣する。
鎖がチリチリとなり、きしみ、ガクガクと揺れる。

潤んだ蒼い目が、歓喜に涙をながし、 舌が空気を求めて喘いだ。


「ぐふふふ、次はおーれなんだな〜」
牛のようにでかい、黒光りする肌の男が、 喘ぐエカテリナの尻を掴み、自分のそれをあてがう。

明らかにサイズオーバーのそれに、『壊すなよオイ』という声すら上がる。

「ひぐうっ!」

ミチッ、ミチッ、ミチッ、

腕より太そうなそれが、あそこを張り裂けんばかりに広げ、犯しだす。

「あ・・・あ・・・ひ・・・」

「んん〜、実に、いいんだな〜これ。」

普通の女なら確実にぶっ壊れる。
男は、ゆっくりうごめきながら、エカテリナの胎内を味わい、貪っていく。

「ひぐうっ!、あああっ、あひいっ!、」

動けない身体に、無理矢理に押し入っていく凶悪な光景は、 ゾクゾクするような嗜虐の快感をあおり、見る者たちをゴクリとつばを飲ませる。
壊れては困ると思いながら、ぶっ壊れるさまを見たいとも思う。
薄い腹部に、明らかに男のペニスが浮き上がり、 サイズオーバーのそれは、エカテリナを犯しつくしていく。

「あひ・・・あひ・・・あひ・・・」

壊れきった表情で、今にも泡を吹くような声を上げ、 うつろな目で蹂躙を受け入れていく。

ジャランッ

「・・・・・・・・!」

身体が浮き、声なき悲鳴を上げて、 内臓が犯されるような衝撃が突き上げる。

グブウッ、グジュルッ、グブブッ

鈍く重い音が、身体の芯を喰らい、暴行し尽す。
のけぞり、痙攣し、白目を剥くエカテリナに、 男の巨根は容赦なく律動をくりかえし、 次第にスムーズに、勢いを増していく。

「ひああああっ!」

身体が浮き、下から突き上げられる形になり、 エカテリナは、絶叫した。

ズドンッ!

痙攣する身体に、深く刺さり、 男は下から腰を突き上げる。

「あひいっ!、はひいいいっ!、壊れっ!、壊れるっ!、壊れるううっ!」

絶叫しながらも、地獄の快楽にエカテリナは逃げることすらできない。
張り裂けそうな圧迫、深奥を暴行される突入、

『喉までっ、突き抜けちゃうううっ!』

お腹をうごめく凶悪な亀頭、 胎内が裏返されそうな律動、 意識が壊れ、破れ、吹っ飛ぶ。

「だめえっもうっ、もうっ、もうっ、しんじゃううううううっ!!」

ドビュグッドビュグッドビュグッドビュグッ、ドビュグッ、ドビュグッ、

下腹が膨らむほど、精液が中にぶちまけられ、 エカテリナの子宮いっぱいに、男のザーメンがなだれ込んでいく。


「あ〜あ広がっちゃってるぜ、大丈夫かよ。」
「でも、いやらしい光景だよな、ゾクゾクするぜ。」
「カメラ回ってるかオヤジ?」


足が壊れたように開いたまま、あそこからザーメンがビュクビュク噴き出す。

「う〜ん、2回目だけど実にいいあそこだよおお、エカテリナ、またたのむね〜。」

「はあ、はあ、はあ、はあい、とってもとっても、すごかったですうぅ。」

壊れたように喘いでいたエカテリナは、上気した顔で、 嬉しげに応えた。さっきの暴行がまるでこたえていないかのようだった。

それに、これは2回目。

「本当にだいじょうぶか?」
鼻の潰れた男が、ちょいと指先を押し入れてきたが、

「だいじょうぶって、何がでしょうか?」

エカテリナが顔を上げると、男が目を見開いた。

指先が、ざわっと、包み込まれ、絞り込まれる。

「お・・お・おおおおっ!」

その動きだけで、指が抜けない、いや動けない。

「な〜にが、だいじょうぶですかぁ〜?、ふふっ。」

「あ・・その、オいっ、あああっ、そんなっ、こ、こ、うおおっ!」

中に吸い込まれ、くねり動く膣に巻き込まれ、理性が熔けてながれて、 男はその場にしゃがみこんだ。

ようやく抜けた指が、淫靡なにおいに包まれて、ヒクヒクする。
股間がそれだけで濡れてしまうほどに。

「遠慮や心配は、バカを見るだけだな、この肉奴隷っ!」

可愛らしい尻を掴み、突き刺す。
だが、その言葉が、エルフのきれいな耳を激しく震わす。

「んはああんっ!」

先ほどまでの狂態と脱力がウソのように、 男のペニスに、声を上げて金髪を乱す。

ジュブジュブジュブジュブ

激しいストロークで突きまくるそれに、 細い裸身はしなやかに動き、のたうつ。

「どうだっ、いいかっ、肉奴隷女っ!」

ジンッと痺れる声、自分が何者なのか、それが身体を何倍も感じさせる。

「ハアんっ、あんっ、いいっ、いいっ、いいですうっ!」

「おまえは肉奴隷、そうなんだなっ!」

別の男が口に舐めさせながら、そう怒鳴る。
腰が、細いくびれたそれがのけぞり、 ぎゅううっと絞り上げて、男の血脈をなぞり上げる。


「ああんっ!、そうですっ!、わたしっ、肉奴隷女っ、ですうっ!、」

ゾクゾクするような陶酔に染まりながら、 エカテリナは声を上げて、受け入れる。

「だからっ、奴隷にっ、いっぱい、お仕置きっ、してくださあいっ!」

おおーっ!

興奮した男たちは、いっぱいお仕置きをくれてやろうと、 メチャクチャにエカテリナを輪姦しだす。

鎖から離し、両手を広げさせ、 口も、胸も、手も、ひざも、アナルも、あそこも、 全部犯し、貫き、レイプする。

「ひーっ!、いくううっ!、どんどんっ、どんどんっ、いっちゃううううっ!!」

絶叫するエカテリナの胎内に、あふれるようなザーメンがゴボゴボと音を立てていく。

前からも後ろからも、次々と注ぎ込まれる精液が、 脳髄を熔かし、理性を蕩けさせ、快楽の底無し沼に、彼女を引きずり込んでいく。
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