ワイルド・ワイド・ウェスト 11
ガラガラガラ・・・・
「ん、なんだ?」
「ありゃ、なんだ?」
真新しいほろ馬車5台に、騎馬が5人、トンクンシティに入ってきた。
騎馬は、近くのスツン族の女たちだ。
先頭車の後ろでは、横にスリットを入れた赤や黒のドレスに、
白く薄い腿までのストッキングをつけた女たちが、手を振っている。
ほとんどの女は砂エルフだが、どれも粒ぞろい、
だが、中でも一番目を引くのが、めったにいない白い肌のエルフの美少女。
男たちは、どれもよだれを垂らさんばかりの目で、一行を見守った。
彼女たちが、今夜『営業』するとうわさが流れると、街がわっと沸いた。
エカテリナがジジャと『営業』を始めて、わずか一週間。
彼女たちのすさまじい人気ぶりと、営業成績は、
もうほろ馬車5台になっていて、交易品や武器まで積んでいる。
その上、通過あいさつと交易をかねて、各地域の砂エルフの女たちと話をすると、
別に誘ったわけでもないのに、今の生活に飽き足らない女性たちが、
一人二人と、売春婦志願に名乗り出た。
すでに4人参加していて、エカテリナの見たところ、2人は外の世界に来るだろう。
教育もかねた、二人一組の濃厚なサービスは、
女に飢えきっているW・W・Wの住人には、いたく好評で、
割安感があるのか、けっこうな料金でも文句が出たことが無い。
「それにしても、砂エルフって『外の世界に出たがらない』って話でしたけど・・・?」
エカテリナが不思議そうに首をひねると、
「あんただからよ、エカテリナ。」
ジジャに言わせると、エカテリナと話すと、皆強い衝撃を受けるらしい。
「それにね、私らって、スキモノが多いのよ。特に女に。」
『営業』のやり方やマナーを知りたいという女も多く、
エカテリナは、出来る限りていねいに、詳しく教え、伝えた。
彼女の教え方は、経済学や、交渉法、心理学まで含んでいて、
砂エルフたちの意識に、大変な改革をもたらしている。
「一週間前は、ほんの手荷物だけだったんだがなあ・・・」
御者をしながら、ウェモンはあきれたように言う。
いつのまにか横でエカテリナが、可愛らしくうたたねをしていた。
いつも元気なエカテリナにしては珍しいが、
大勢の仲間が出来て、安心したのかもしれない。
中でもスツン族の5人の女性たちは、
エカテリナの言葉なら、どんな無茶な事でも聞きそうだ。
・・・・・それは、こういう理由からだった。・・・・・
その日、スツン族の集落は、ひどくざわめいた。
砂エルフが少人数で、集落同士を行き来したり、
近くの町に交易に出ることはあるが、
人間が集落に来る事はめったに無い。
まして、スツン族は砂エルフの中でも最大級の部族で、
人間は普通近寄らない。ほろ馬車が5台も連なってくるなど初めて。
「ジジャ?、ジジャじゃないか?!」
彼女の幼なじみで、こちらに来ていたバイファが声を上げた。
集落の緊張が一気に解けた。
当然、こちらに泊まるのでちょっとした宴会になった。
何しろ他所の部族の女が五人に、見たことも無い白い肌のエルフが一人、
男たちも興奮気味。
女たちは女たちで、凄まじい体格のウェモンに色目を使っている。
エカテリナは、仕入れてきた酒を遠慮なく開けてふるまい、
気持ちが軽くなった一同は、一気に急接近。
宴会から、乱交パーティへなだれこんだ。
何しろ、エカテリナから色々仕込まれた女たち、
フェラチオなど味わった事がない男たちを昇天させる。
「そう、ああんっ、ゆっくりと、次第に速度を上げていくといい、んんっ!」
中央では、エカテリナが男性に騎上位でまたがり、いやらしく腰をくねらせながら、
両手と口でしごいていく。
ほとばしる精液が、焚き火に反射し、顔を彩り、光らせる。
「んはああああああっ!!」
そりかえる裸身に、痙攣が突き上げる。
男性の強烈な放射に、うっとりと声を上げてのけぞる姿に、
興奮がさらに膨らんでいく。
夜明け前、一番夜の暗い時間、
エカテリナは、目をさまして起き上がった。
『まあ、まさか2度目は無いよね?』
先日、ジジャと二人でトイレに出たところをさらわれたが、
さすがに“また”さらわれることは無いだろうと、そっと外に出る。
だが、2度目がしっかりまちかまえていた。
現在、エカテリナの身体には黄金67キログラムという、途方も無い賞金がかかっている。
エカテリナのパトロンともいうべき、
鉱山王ガッハ・バルボアと、巨大コングロマリット総帥サーニャ・エグゼリオンが、
ポケットマネーでかけた賞金なのだが、
おかげでドットサン商会という、W・W・Wでも特にたちの悪い、武器商売中心の大きな組織が、
つけ狙うことになった。(あくまでW・W・Wでは大きいというだけ)
ただ、極めつけ情報伝達の遅いW・W・W、ドットサンが必死に隠していることもあって、
なかなか伝わらないらしく、エカテリナたちすらその情報を知らない。
何しろ、目立つほろ馬車5台。
ほとんど執念で探していたドットサン商会の連中は、
ようやくスツン族に入っていくほろ馬車隊を見つけた。
だが、この部族は数が多いので、簡単には手を出せない。
どうにかスキを見出せないかと、夜明け前の時間に集落を見張っていた。
「おい、みろっ!」
集落のテントから出てきた白いエルフの姿に、見張りが全員をたたき起こす。
フゴッ、ゴフッ、
どこかで妙な声がしたが、起きたばかりでエカテリナに気を取られた連中は、
頭上の音に気がつかなかなかった。
ヒク、ヒク、
恐ろしく巨大な影が、ほとんど穴だけの鼻を動かした。
『大嫌いな鉄と火薬の匂い、昨日の嗅いだ匂いと同じ。』
毛だらけの顔を、思いっきりしかめる。
その周りでぎらつく目が、およそ200あまり。
昨夜、ドットサンの連中は、少数のサルの群れを見つけ、
うさばらしに、全滅するまで、拳銃やライフルの的にして遊んだ。
それがかなり高い知能を持つ、砂漠ヒヒの群れだとも知らずに。
テリトリーを荒らされた上に、同族を皆殺しにされて、
闇に光る目はみな血走っている。
拳銃を腰のホルスターに戻し、念のためライフルの安全装置もかける。
暗がりで、20名ほどの男たちが群がっているのだ、暴発が一番怖い。
巨大な姿はそれを見逃さなかった。
白い毛を逆立て、『シッ』と短い息を吐いた。
周りの小柄な影がいっせいに動いた。
5名ほどの男どもが、拉致しようと走り出そうとした。
ザザザザザザザ
連中のいた岩山の上のほうから、無数の影が飛び降り、一人に4〜5ずつ飛びつく。
ギラつく赤い目と、白い牙が光った。
恐ろしい早業で、誰も銃を抜く暇もなかった。
かすかなうめきと、鈍い音が当たりに響いた。
・・・・・ゴリッ、ボリッ、ボリッ、ゴリッ、
スッキリしたエカテリナは、奇妙な音に気づいた。
『好奇心猫を殺す』とはよく言うが、
女性の好奇心も、どうしても抑え切れない物らしい。
それに、エカテリナの場合、どういう目にあっても、
気持ちよくなってしまうので、本能的な危機意識が極端に乏しい。
というか、かなりニブイ。
「あら・・??」
サルらしい姿が、もそもそ動いていた。
顔の特殊なスジから、砂漠ヒヒと呼ばれる凶暴性のあるサルなのだが、
動物好きのエカテリナは、『かわいい』としか思わない。
だが、近寄ってみると意外に大きい。
身長は1,2メートル前後で、身体もがっちりしている。
ちなみに雑食性で、肉食も大好物だ。
「こんばんわ、おっきなおサルさん。」
しゃがみこんでいるヒヒのそばに、エカテリナもしゃがみこむ。
普通なら牙をむくヒヒも、無警戒なしぐさに、きょとんとしていた。
戦いの後の虚脱と満腹、
それにエカテリナからは、火薬や鉄のにおいが一切ない。
ヒヒですら痺れそうな甘い体臭がするだけだ。
まあ、まだ回りが暗いのでよかった。
先ほどまで食われていた商会のならず者たちの血のりがかなり残っている。
回りには100匹あまりが、もそもそ動いている。
白い手にびくっとしたが、ふわりと香る体臭は、思わずヒヒですら動きを止める。
そっとなでられ、気持ちよさげに目を細める。
周りのほかのヒヒたちまで、目を細めてその香りを嗅いでいた。
ゴッフ、ゴッフ、
ひどく太い声が響き、エカテリナが気づいて顔を上げると、
恐ろしく巨大な、真っ白いヒヒがいた。
「すごい・・・きれい・・・・」
半月の光に、白いヒヒの毛が光っていた。
このあたりで、神獣と呼ばれ、恐れられている2メートルを越すボスだ。
砂エルフたちですら、めったに見かけない。
赤い目が、エカテリナをぐわっと見た。
猛獣の目には、強力な催眠作用を持つものがある。
虎などににらまれ、動けなくなって食われた例は数多い。
エカテリナも、強烈な赤い目に意識を吸われ、半催眠状態になってしまう。
ヒクヒク、
白ヒヒの鼻が動き、エカテリナの動かない身体を嗅ぎまわる。
夜の乱交で染み付いた精液と愛液の混ざり合った匂い、
それが、まるで笑うような顔をさせる。
戦いにたぎった血が、興奮をさらに煽った。
ミリミリミリ、
巨大な赤い男根が、40センチ近く伸びた。
太さはそこそこだが、長さは恐ろしいほどに見える。
長い舌が、べろりとエカテリナの首筋を舐め、
黒い巨大な手が、その身体を壊れ物を扱うように持ち上げる。
フンフンと嗅いでは、乳房を舐め上げ、
乳首をしゃぶり、へそから脇の下、尻から、脚を持ち上げ、
べろべろと陰部を舐め上げる、
「ひあんっ!」
催眠状態とはいえ、快感には身体が応える。
ヒヒの口が汗の塩を舐め、染み出す愛液を味わい、
肌からにじみ出る甘い香りを、人間の数十倍の鼻で嗅ぎまわる。
うっとりとしているように見えるのは、気のせいだろうか。
男性のペニスぐらいありそうな舌が、
細く伸びて、陰核をこね、
「んはぁぁぁぁ・・・」
吹き出した愛液に、陰唇を開き、中をさぐりまわす。
「はあんっ、ああっ、あひいん、」
闇の中に光る、無数のヒヒの目。
その前で、宙に持ち上げられて、脚を広げられ、
巨大なヒヒの舌で犯される。
のけぞるエカテリナの、愛液が勢いよくほとばしる。
「ひいんっ!」
絶頂に達したエカテリナを、ヒヒは座ると、己の上に下ろした。
「ひぐ・・・・・っ!」
ギシッ
柔らかいが、巨大な熱いものが、ギリュっ、ミチッ、グリュッ、
中をきしませながら、押し入ってくる。
「んあああああああっ!」
のけぞり、ガクガクと痙攣する身体が、さらにそれを奥へ、
自然の重力と、自分の自重で、深く中に、みっちりと押し入ってくる。
空気を求め、唇がパクパクと動き、
言葉にならないあえぎが、侵入していくたびに漏れる。
『中が、中が、いっぱいいっぱい、いっぱい、いっぱい』
次第に催眠が解け、意識が戻ってくる。
強烈な侵入が、胎内を今にも張り裂けそうにしながら、
エカテリナを征服しつくしていく。
「あうっ、あっ、ああ〜〜っ!」
『わ、わたし、私、・・・?!』
目の前で、血走った目がぎらつき、
ほえる牙が光る。
ズンッ、ズンッ、
「うあうっ!」
脳髄まで響くような、侵入が、意識を破壊する。
ガクガク、ガクガク、広がった足が震え、突っ張る。
『おサルさんに・・・おサルさんに、犯されて・・る・・・』
蒼い目は、空ろに宙をさまよい、
身体に食い込む黒い手が、深く引き込み、のたうつ白い裸身を、
蹂躙しつくしていく。
「あひいっ、あひいっ、そんなっ、壊れるっ、壊れちゃう・・ううっ!」
そう叫びながら、ひしとしなやかな足はからみつき、
細い指先は、白い毛を掴み、
腰をのけぞらせ、自ら、快楽の深奥へ、身体を沈めていく。
ミチッ、ミチッ、ミチッ、
「んはあああぁぁぁぁぁ!」
そりかえった身体に、脈打つ肉がいっぱいにねじ込まれた。
喘ぐエカテリナの、長いまつげが揺れた。
ゾクンッ、
「ひぐっ!」
ヒヒは、一動作で立ち上がった。
細い顎が、震えた
目が見開かれる。
そのまま、ドドッと岩の上に駆け上がる。
エカテリナを腹にかかえたようにして、恐ろしい体力。
ガクッガクガクッガクッ
「ひいいいっ!」
岩山の上で、エカテリナを貫いたまま、軽々と突き上げる。
立ったまま犯され、中がコブが食い込み、血管がこすれる。
細い首を打ち振り、野獣の交わりに身体が引き裂かれる。
だが、ヒヒが容赦などしようはずも無い。
鼻を膨らませ、ペニスが膨張し、エカテリナを蹂躙、征服して、
からみつく快感にただ、夢中で犯し、つき上げる。
暴走する機関車のようなピストンが、
膣をえぐり、子宮口を暴行する。
身体が振り回され、理性が壊れていく。
それでも、腿が震え、爪先がひしと食い込み、
その快楽にひたすら溺れる。
「あうっ、あっ、ああっ、あぁっ、ひぃ、ひうっ、ひあっ、」
限界、もう、意識が、持たない、
絶頂が、津波のようにたたきつけた。
「ひぐうぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーーーーーっ!!」
グギイイイイイッ
ヒヒの声が、岩山に響いた。
ドギュリュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ
弓のようにのけぞったエカテリナ、
目を閉じ切って、涙すら浮かべて、
獣のザーメンが、胎内全てを穢しまくった。
人間の10倍近い精力が、獣のにおいと精を白い身体中に種付ける。
ガクガク、ガクガク、射精と律動が、エカテリナを嬲り、強姦し、蹂躙する。
突き上げる肉柱が、唇を喘がせ、
亀頭の暴行が子宮に食い込み、
肉茎が陰唇を広げつくし、
獣の性欲に、ひたすら犯しまくられていく。
地面にかがむようにして、バックからのしかかられ、
膣の底にゴツゴツとあたる感覚に、脳髄が蕩けてしまう。
ガハッ、ゴハッ、
野生の強烈な欲望が、
脈打つ巨大な高ぶりとなって、エカテリナの中に屹立している。
中が、襞が、抉り取られるように引きずり、
身体が内側からめくり上げられそうになり、
押し込まれる圧力が、内臓まで犯されるように、深くのめりこむ。
美しく細い腿も、広がり切り、
中に注ぎ込まれる精液が、ドロドロテラテラと、絶え間なく、
くりかえし、大量に落ちていく。
胸をのけぞらせ、宙を仰ぎ、突きまくられる欲望が、
エカテリナを人間から獣に堕落させる。
「ひっ、ひっ、ひっ、ひっ、あっ、あっ、ああっ、だめっ、いく、いく、いく、いくいくいくいくうううううううううううっ!!!」
ドビュグッ、ドビュグッ、ドビュグッ、ドビュグッ、ドビュグッ、ドビュグッ、ドビュグッ、
膨らんだ腹に、タプタプとヒヒの精液が充満し、
うつろな目をしたエカテリナは、執拗に律動を繰り返すペニスに、
喘ぎ、悶え、ひたすら応え続ける。
朦朧とする意識が、自分が何者であったかすら忘却し、
このまま、何もかも忘れて、獣であり続けるだけの、
快楽と狂気に、溺れていく。
ドクンッ、ドクンッ、ドクンッ、ドクンッ、
「ひ・あ・あ・あ・あ・あ・あ・あ・あ・あ・・・・!!」
水くみに出てきた娘が、凍りついたように、見ていた。
目の前で繰り広げられる、凶暴ですさまじいエクスタシーに打たれ、
転げるように逃げた。
夜明けのスツン族の集落で、白い体毛にまみれたエカテリナが、
そっと寝かされて見つかり、彼らは彼女を恐れ敬った。
砂エルフには、それぞれの部族に、神獣の血を引くという伝説があり、
スツン族の象徴は、白いヒヒなのだ。
おかげで、ほとんど神様あつかいになり、
いくら断っても、特級品の薬草や岩鹿の角など、
交易品を山のように持たされるはめになった。
その上、極めつけ美しい女性たちが五人も進み出た。
軽快な服装の砂エルフには珍しく、
若草色の上着は、ひざ下まであり、両脇に腿まであるスリット。
身体に巻きつけてベルトでとめている。
下半身にはぴったりした長いパンツをはいている。
皆、艶やかな髪を長く伸ばしていた。
「ミューンの娘たち・・・」
部族の若者が驚いてつぶやく。
『ミューンの娘たち?!』
エカテリナはその呟きに、雷に打たれたように感じた。
女性たちは驚くエカテリナの前にひざまづいた。
「太古の昔、この地に私たちの祖先をあらしめた聖母ミューン。
私たちは、あの方を信奉する者でございます。
昨夜、神託が下りました。『白いヒヒの抱かれた娘に仕えよ』と。」
五人のリーダー格、ファミは長い黒髪をなびかせ、妖艶に笑った。
ちなみに、今朝方エカテリナとヒヒを見た娘は、彼女の妹プレナだ。
太古のエルフたちの、繁栄の礎を築いたという、聖母ミューンの伝説は、
ほとんど世界中に広がっている。だが、今なお信奉している者は少ない。
スツン族は、砂エルフの源流『五本の指』の部族の一つであり、最も古い一族。
彼らの領域の中に、ミューンの聖域と呼ばれる岩山があり、
彼女たちは、砂エルフの全部族から、自ら志願してそこへ仕える者たちだった。
常時数十人の女性たちが、聖域を保ちながら、
自給自足を営み、数年聖域で祈りと伝承を習い覚え、
他の部族を回り、また自分の部族へもどっていく。
五人は昨夜神託を受けると、すぐに聖域を降りてきたのだった。
そして全員、古代エルフの秘宝の楽器、ウェルサンダルスを伝える者たちでもある。
エカテリナは、数奇な運命からウェルサンダルスの秘曲ほとんどを受け継いでいる。
エカテリナは、街の中を進みながら、ファミから借りたウェルサンダルスを弾いた。
ファミたちは、自分たちすら知らぬ曲を聴き、エカテリナに心酔を強くした。
不思議な音色は、街中の視線を集めながら、ほろ馬車は進んでいった。
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