ワイルド・ワイド・ウェスト 9
暴行列車から飛び出し、三人はとりあえずジジャの案内で、
水場に向かう事にした。
この辺は比較的水があるらしいが、時々、とんでもない大雨が降ることも。
あの壊れた鉄橋も、そういう大雨の影響だろう。
「うあ・・・」
だが、さほど行かないうちに、ひどく大きな水面があった。
くぼ地で、周囲から流れ込んだ水が一時的にたまっているのだ。
野球のグラウンド数個分の広さがあるだろう。
「昨日はよほど降ったのね。」
エカテリナは感心して水に触れると、澄んでいて割りに気持ちがいい。
エカテリナはウェモンにそっと耳打ちする。
「ジジャのこと、お願い。」
ジジャの今の性癖を聞いていたウェモンは、なるほどとうなづく。
ジジャはかなり頬を赤らめ、発情を必死に抑えていた。
激しい輪姦を受けて、性欲の抑制が効かなくなってしまい、
特に異種族の男性に、性的欲求を感じてしまう体質になっている。
たくましいウェモンがいるだけでも刺激が激しいのに、
先ほどのエカテリナの暴行を見て、衝動が止まらなくなったらしい。
「ジジャ、ウェモンの背中を流してあげて。」
えっ、という顔をするジジャ。
エカテリナは、離れた岩場の影に入っていった。
「ふう・・・」
チャプ、チャプ、
列車にいた20名あまりの男たちから、
身体中になすりこまれたザーメンを洗い落としていく。
普通なら、ジジャと一緒にウェモンと楽しむ所だが、
さすがにこの数日の凄まじい輪姦レイプ漬けに、
エカテリナは、少し自分を抑えようとしていた。
W・W・Wに落ちてからというもの、
ドットサン商会のならず者や、ブロンズディシティの街中の男たち、
ジジャのペシュ族の男たち、陸軍部隊の男ども、列車の車両のならず者たち、
あそこが壊れるのではないかと思うぐらい、
輪姦され、嬲られ、陵辱され続けている。
「でも・・・」
次第に溺れ、乱れ、夢中になっている自分がいつもいる。
男性の精液に狂い、悦び、歓喜にわなないている自分がいる。
全部、苦しくも嫌でもなかった。
一歩間違えば、そのままどこまでも奈落に堕ちていくような、
快楽に狂う自分がいる。
正直、自己嫌悪がほろ苦く沸いていた。
列車にいた男たちは、よほど女に飢えていたのか、
どの男も、エカテリナの胎内に入ると、狂ったように腰を振り、
無我夢中で立て続けに射精をしまくっていた。
あまりの必死さに、なんとなくかわいそうな気がしてしまうほど。
アナルと膣があふれて、たまらない快感になるのもどうしようもなかった。
それに、身体の中まで他人の精液であふれている状態は、あまりウェモンにも見せたくない。
その点はジジャも気づいているだろう。
ただ、エカテリナは、自分がそれほど魅力的で、
男を群がらせる存在だという事には、今ひとつ鈍い。
水と戯れ、身体の汚濁を流し落としていく姿は、
男にとっては、ほとんど凶器に等しい。
水の中を、黒い影がすうっと寄ってきていた。
ウェモンの背中を流していたジジャは、すぐに腿をすり合わせ始める。
すさまじい筋肉、鉄の塊を打ち込んだような豪腕、
むぅと肉の匂いがするような肉体に、
身体中がぞくぞくしてくる。
ましてや、それは異種族の肉体、目がぼうっとなり、
しなやかな裸身を思わず寄せた。
豊かな乳房を、たくましい背中に押し付けた。
柔らかな極上の感触が、背中をこすり、
内腿のぬめりと、濡れた茂みがその下に密着してくる。
「じゃあ、こちらもたのむ」
轟然と天を向いた黒い凶器に、明るいグレイの眼を見開き、
浅黒い肌を、さっと紅潮させる。
「す、すごい・・・」
気丈なジジャが、処女のように頬を赤らめ、
熱く脈打ってるそれを、おそるおそる手にする。
赤い唇が卑猥に開き、男の匂いのする切っ先を、
思いっきりくわえ込んだ。
ヌチュ、チュルッ、
目もうつろに、舌先を太い幹から、カリ首へ這わせ、
亀頭の割れ目をほじり、唇いっぱいにくわえ込み、
すすり上げて、手で、指で、しごき上げる。
陰嚢のふくらみを持ち、ころがし、
顔を激しく上下させ、喉まで、むせるほどに飲み込んで、
Gカップの乳房が、勃起してくる。
乳首がぴんぴんに立ち上がり、あそこがとめどなく濡れてくる。
夢中でひざを、腿をすり合わせて、水しぶきを上げて、
腰が震えてくる。
「お、お、おねがい・・・」
潤んだ目でウェモンを見上げると、ぐいと身体を持ち上げられた。
「あ、あーーーーーーっ!」
ヌジュルッ
目もくらむような圧力が、あそこを引き裂いた。
灼熱するそれが、ゴリゴリと中をこすり、
圧迫されて、内臓が悲鳴を上げる。
でも、でも、
黒髪を振り乱して、ジジャはのけぞる。
水からあげられた魚のように、跳ねる、よじる、のけぞる。
こすれる、当たる、めり込む。
「んはっ、はっああっ、ああんっ、すごい、すごいいっ、あんっ」
ウェモンの腰の動きが、肉感的な身体を跳ね上げ、あそこが広がる。
ピンクの襞が引きずり出され、叩き込まれる。
ズシンッ
「あひいっ!」
次第に激しく跳ね上げられる身体。
しなやかな浅黒い裸身が、濡れて、光を弾き、
明るいグレイの瞳が宙に視線をさまよわせる。
締め上げる胎内を、強引に突き動き、
カリが火花を散らすようにこすれ、引っ掛け、焼きつくような快感を刻み付ける。
指先をくわえ、淫乱に腰をくねらせ、何度も、何度も、絶頂の頂に押し上げられる。
「おうっ!、おうっ!、あひぃっ!、あっ!、あっ!、あっ!、あーーーーーーーーーーっ!!」
ガクガクと反り返る腰の奥に、脈動が駆け抜けた。
ドビュグウッ、ドビュグッ、ドビュグッ、ドビュグッ、
中に熱く広がる、あふれる、渦巻く。
巨大なペニスが吼え、猛り、射精していく。
気が狂いそうな快感に、ただバネのようにガクガクと腰を振り、
萎えぬそれが、動き出すままに、征服を繰り返させる。
ジャブッ
「んっ、ぐふっ、んぶふっ!」
急に水に引き込まれ、鼻と喉に水が押し寄せる。
エカテリナはむせた。
咳き込む口に、太い指が進入し、
無理やり広げられたあそこにも、指がぐいとめり込む。
「んんんっ!、んんっ!」
浅黒い肌が、白い裸身を押さえ込み、口を封じ、ぐちゃぐちゃと中を掻き回される。
筋肉質の身体が、締め上げるようにはさみつけ、
痛いほど乳首をつままれ、こね回される。
息が苦しく、声が出ない。
あそこをかき回しながら、アナルまで抑えられ、貫かれ、
びくびくと身体が痙攣する。
「ひ・・・っ、ひぃ・・っ、やっ・・・あああ・・」
浅黒い肌の、砂エルフらしい男は、自慢の大蛇を暴れこませる。
ミリミリミリッ
「い・・・ひ・・・っ!」
声が出ず、あえぎと、かすかなかすれ声だけ。
お腹の底まで届くそれが、中を激しくえぐり、突き上げ、荒らしまくる。
後ろから両膝をつかまれ、広げられ、貪るように突き上げられる。
ジャブッ、ジャブッ、ジャブッ、
「はっ、はっ、あふうっ!」
水音とともに、中を大蛇がくねり動き、胎内を貪り尽くす。
強引な動きと、荒れ狂う凶暴さに、
細い腰がゾクゾク震え、中が熱い愛液で満たされていく。
太陽がのけぞる顔に当たり、淫蕩な輝きをはじけさせる。
すでに、頬は上気し、次第に自分が強姦されていることすら忘れていく。
白いしなやかな身体は、もたらされる快感に悶え、
男の動きと、亀頭の陵辱が、脳髄を蕩かせ、我を忘れさせる。
浅黒い肌が、砂エルフの男らしい事は分かるが、
今のエカテリナにはどうでも良かった。
自分が真昼の水辺で、レイプされている事が、
むしろひどく扇情的で、いやらしく、そして気持ちが激しく高ぶっていた。
自ら腰を振り、受け入れる、
高く低く、激しい動きにあわせ、快感を貪っている。
空ろに、喘ぎ、悶える美貌に、
男の方がちょっと驚くが、にやりと笑うと、
さらに腰を掴み、揺さぶるように激しく突きあげる。
「んはっ、はっ、く・・・は・・あ・・・・!」
必死に声を出さぬように、歯を食いしばる。
快感を少しでも長く、たくさん、欲しい。
しがみつく白い手が、男の背中に赤いスジを引く。
ペニスがさらに膨張し、子宮を突き刺すように犯した。
長い足先が激しく宙を掻き、反り返る裸身が、光に全てを晒し、
雷鳴が突き抜けた。
「ひあ・・・・・・っ!!」
ドビュリュリュリュリュッ
びくんっと乳首が震え、腿が広がり、わなないた。
濃い粘塊が、熱く煮えたぎってほとばしり、子宮を中からドロドロと染めつくす。
ドビュルッ、ドビュルッ、ドビュルッ、
ガクガクッ、ガクガクッ、ガクガクッ、
のけぞったまま、中に撃ち込まれる衝撃に、ただただ、快楽に蕩け、しびれる。
絞り上げる膣の中に、濃い男の証がたっぷりと注ぎ込まれていく。
貪欲な欲望が、萎えないまま、再びエカテリナをゆすりだす。
性の奴隷に過ぎない彼女は、何も逆らう事も出来ず、
尻を高く掲げ、バックから獣のようにあえいだ。
「うひいいいっ!!」
ドクンッ、ドクンッ、ドクンッ、ドクンッ、
ジジャのかすれた悲鳴が上がり、美しい尻を高く掲げ、
壊れんばかりに広げられて、子宮がむき出しにされたかのように感じる。
その中に、ウェモンの強烈な精液が、あふれるほど押し入って、
ジジャの全てを陵辱しつくしていく。
そのままで失神したジジャを、乾いた岩の上に上げると、
ウェモンはエカテリナの様子を見に行った。
エカテリナは水面にボーっと浮いていた。
美しい裸身は、水の妖精のニンフのように艶やかだった。
先ほどの行きずりの男は、3回あまりエカテリナを犯すと、さっと逃げ出した。
『また・・・しちゃった』
元々快楽に免疫が無いエカテリナだが、
恐ろしく長いペニスに、つい夢中になって感じ、達してしまっていた。
されるままに、味わい、溺れて、子宮にたっぷりと精液を受け入れてしまった。
いつもエカテリナには、強姦されたという意識はない。
誰とも分からないのに、快感だけに溺れてしまう。
目の前に広がる青い空が、ちょっぴり胸に痛かった。
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