■ EXIT
ワイルド・ワイド・ウェスト 8

ブェルドボフから出る列車は旧時代的な蒸気機関車で、 石炭車と、水、そして客車が一両、 その後ろに貨物車が、色々な荷物や鉱石その他を乗せている。

だが、軌道(レール幅)はかなり狭く、客車は小さい。

とてもウェモンのような巨体が入れる広さが無い。
「オレは後ろの荷台でいいよ」
私もと、エカテリナが言い出したが、 「お客さん、外は風が強いですから、あぶないですよ。 そちらの大きな方ならとにかく、落ちたらえらいことになります。」

車掌があわてて声をかけ、ウェモンもまあ入っとけよというので、 しかたなくエカテリナは客車に入ることにした。

ジジャも切符を買わずに、こっそり荷台に乗っているし、一人きりということは無い。 それに、今の彼女は、人間だらけの客車に入るのは耐えられまい。

なぜか汗まみれの車掌は、おどおどと、切符も見ずに客車を出ていく。

機関車が走り出すと、にぎやかな音が車内に充満し、 ごとごとと揺れ始めた。

一人の男が、エカテリナの方を向くと、黄色い歯をむき出して笑った。
「さて、お嬢さん。外のデカイ男を呼んでいただけますかね。」

十数丁の拳銃が抜かれた。
客車にいた十数人の客全員が、ドットサン商会のならず者たちだった。
もちろん、車掌は銃で脅されて言い含められている。


一つをのぞいて、銃口は全部客車の入り口へ向いている。
エカテリナが声を上げれば、飛び込んでくるウェモンは蜂の巣になる。

扉にはガラス窓など無いので、中の様子は見えない。
声を上げないエカテリナを、ならず者たちは押し倒した。

窓の陽射しを防ぐのは、茶色の木製のよろい戸で、隙間からわずかに光が漏れるだけ。
薄暗い車内で、服が破られ、白い肌が剥かれた。
「声を出したくないなら、出させてやるぜ。」
怯えるエカテリナを、両手両足を固い靴先が軽く押さえこみ、 銃口を光らせて、乳首からへそ、淡い茂みから、クリトリスへクイと押し当てる。

羞恥に染まった肌が、びくりと震える。
クリクリと、そこを銃口で嬲り、びくりと白く美しい腿が震える。

引いたかと思うと、生ぬるくなったトリガーが、陰唇をこすり、 銃身が間をしごくように動く。

びくっ、びくっ、歯を食いしばったエカテリナが、のけぞる。

グリュッ

固い金属が、あそこに分け入る。
青い目の縁に涙があふれる。

細いが固い金属が、中をこすり、クチュクチュといやらしい音を立て出す。
「ぐへへ、もうねっちょりじゃねえか、ええ?。」

ぐっと奥まで突き入れ、

「ひ・・・っ!」
エカテリナはかすかに声を上げて、腿を反射的に開いた。
「そうかい、そうかい、そんなに声を出したくないか、じゃあ死にな」

カチンッ

撃鉄が鳴った、目が見開かれ、硬直する。

シャアアアアアア・・・・・

失禁した尿が鮮やかに散った。
銃は弾を抜いていたのだった。

「ほほう、あれで失神しねえとは大したもんだ。」
衝撃で喘ぐエカテリナは、おびえとあえぎで、はかなげに見え、 ぞくぞくするような嗜虐の喜びが、男たちに湧き上がってくる。

ベルトをはずし、エカテリナの腰をグイとひきつける。

グチュルッ

「・・・・!」

軋みそうな巨根が、ビクビクと脈打ちながら、中に押し入ってくる。

そりかえった幹が、膣を押し広げ、固く膨らんだカリが、襞をえぐり、しごき、
ガッシュ、ガッシュ、ガッシュ、ガッシュ

声を抑えながら、のけぞる身体を、機関車の音にあわせるように突きまくる。
よろい戸の隙間から漏れる、すじ状の光、 跳ね返す白い肌と汗、 のたうつ無言の裸身に、音を立てて突き刺さる。


ドビュヂュヂュヂュヂュヂュヂュ

「−−−−−−−−−−−−!!」
宙にガクガクする白い足。

根本まで突き入れ、痙攣し、脈打つ。
体液がドロドロと中に渦巻く。


引き抜かれるペニス、すぐさま突っ込まれるペニス。
「う・・・・!」
逆流する白濁を滴らせ、細い腰が持ち上げられ、 グサリと刺し貫かれる。

飢え切ったペニスは、叩きつけるように突きまくり、

シュゴッシュゴッシュゴッシュゴッ

機関車の動輪の音のように、エカテリナを貪り、犯しまくる。
金髪が光を弾き、のけぞる白い顔に、興奮がさらに高ぶる。
白い胸を掴み、つまみ、吸いまくる。
喘ぎ、のたうつ裸身を、引き裂くように突っ込む。

「ひ・・・・・・・!!」
ドビュウウウウウウウウッ、ドビュウッ、ドビュウウウッ、

陰嚢が激しく震え、ありったけの子種が、子宮口を陵辱する。

たたきつけ、のけぞる。
たたきつけ、喘ぐ。
中に、繰り返す脈動に、必死に声を押さえ、絶頂に耐えた。

入れ代わる、新たな男根が突き刺さる。
後ろから犯し、叩きつける。

「どうせ声を出さねえなら、口は必要ねえな。」
口に押し込まれ、前後から突き刺さる。

シュドッ、シュドッ、シュドッ、ガコン

坂を重い音を立てて、上る、走る。

エカテリナの白い身体が、あえぎ、のけぞる。
口を喉を、犯し、えぐり、しゃぶらせ、顔にビシャビシャと浴びせる。


ビュグッ、ビュグッ、ビュグッ、ビュグッ、

のけぞる腰が、膣底にしゃくりあげ、植えつける。
己の子種を、細い腰の奥にありったけ、めり込ませ、 子宮にダクダクと注ぎ込む。
「ひ・・・う・・あ・・あ・・・」


ウェモンも、ジジャも、心地よい風に吹かれ、 数日の疲れも手伝ってうたたねをしていた。


下から膣をえぐり、上からアナルを突き刺し、口に深く押し込み、 三人同時に攻め立て、激しく突きまくる。

ガッシュ、ガッシュ、ガッシュ、ガッシュ、ガッシュ、ガッシュ、

リズミカルな機関車の音、 ピストンを犯すシリンダーの律動、

滴りがあふれ、腿を際限なく伝い落ちる。
尻肉をつかまれ、腿を広げられ、 上下からばね仕掛けのような暴行が、深く奥まで突き刺さり、 薄い肉を挟んで、美肉の奥まで陵辱しつくす。

「う・・・、うっ、うう・・・んっ、んんっ、んっ、」

「孕みやがれっ!」
「おれもだっ!」
「飲めやっ!」

ドビュドビュドビュドビュドビュッ
ビュクンッ、ビュクンッ、ビュクンッ、
ドクッドクッドクッドクッドクッ

「XXXXXX!!!!!!!!」

痙攣する身体に、いっせいに射精が撃ち込まれる。

喉が鳴り、尻が震え、下腹が脈打つ。
誰とも知らぬ男の精子が、膨大な数、身体中を蹂躙し、犯し抜く。
ガクガクする身体に、何度も律動が襲い、引き裂き、押し入り、射精し続ける。

『こわれるっ・・・ああっ、こわれるううぅ・・・』

声を必死に抑えていることで、むしろ内圧が高まり、 今にも意識が飛んでしまいそうだ。 だが、意識を飛ばして、声を上げたら、 ウェモンが飛び込んできかねない。
それだけは、絶対にだめ。

どんなに強烈なエクスタシーも、意識の開放と弛緩が出来ない、 これは拷問に等しかった。

激しい列車の揺れに、突き上げる内部がさらにかき回され、 無数の男たちのペニスが、次々と押し入り、輪姦し、嬲り尽くされる。

のたうつ身体を、広げ、かつぎ、強姦する。
窓を開け、光にさらし者にし、あえぎが車輪の轟音に消える。

前も後ろも次々とペニスが突き刺し、終わりを知らぬ機関車のように、 狂乱の律動で壊すように犯しぬく。

「ひ・・・っ!、ひっ!、う・・・・・!」
前に、後ろに、律動が突き刺さり、前後から交互に突きまくる。

両手にも握らされ、しごかされ、口にも押し込まれ、 車両が横にゆれ、中にグサリと突き刺さり、 のたうつ、喘ぐ、のけぞる。

いつの間にか、エカテリナを犯すことだけに、全員が夢中になっていた。

「んっ、んっ、んんっ、んうっうっ、んんっ!!!!」

ドビュルドビュルドビュルドビュルドビュルドビュル

ガクガクする腰の中に、子宮がはじけそうな脈動がほとばしる。
全開の窓から、真っ白い肌に、顔に、下腹部に、 しぶきが飛び、あふれた精液が飛び散っていく。

力なく喘ぐ身体をとらえ、さらし者にするように、脚を広げさせ、突っ込む。

「ひ・・・ぐっ!」
ガックガックガックガック

ペニスが激しく律動し、胎内いっぱいのザーメンがしぶきを上げる。
興奮しきった、ねじくれた木の根のようなペニスは、 ゴリゴリと中をこすり、底を突き上げ、あふれ出るザーメンを泡立てる。

『壊れる、壊れる、壊れるううううっ!』


うたたねをしていたウェモンが、気配で目を覚ます。

栗毛の馬と、若い男の砂エルフが近寄っている。

「おい、ベシュの部族か?」
ジジャがはっと目を覚ます。

「ああ、そうだ!」
「俺は、ルマ族のボッカだ。この先の鉄橋が昨夜の大雨で流されてる。
このまま行くと死ぬぞ。中の女を犯してる馬鹿者どもはほっておけ。」

「すまん。」
ウェモンは車内で待ち伏せている状況を即座に察した。
でなければエカテリナが声を上げないわけが無い。
ジジャを背負うと、客車の上に飛び乗った。

「しっかりつかまってろ!」
側面から、全開の窓を枠ごとぶち破って飛び込む。

にやけた男が、 エカテリナの股を広げ、のしかかるように犯しているところだった。
全員エカテリナの肉体に夢中になっていて、 ズボンを下ろしているやつらばかり、 窓から飛び込んできたウェモンに対応する余裕も無い。

左腕の一振りで男どもをフッとばし、エカテリナを抱き上げ、 一瞬で飛び出す。鉄橋はすぐそこだった。

列車は急ブレーキをかけたが、間に合いそうにない。
車掌が飛び出すのが見えたが、あとはそのまま渓谷へ突っ込んでいった。

「まったく、とんでもねえ所だぜここは・・・」
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