ワイルド・ワイド・ウェスト 6
その夜は、皆複雑な思いで過ごしていた。
ガバッと、三人起き上がり、お互いの顔を見て、また伏せる。
二人起き上がると、またにらみ合い、そしてしぶしぶ横たわる。
エカテリナに夜這いをかけたくて仕方が無いのだが、
誰かが同じ顔をして起き上がると、どうにも始末が悪い。
一人、ようやくタイミングを掴んで起き上がったが、
なさけ無い顔をして戻ってきた。
「どうした・・?」
「だめだ、ガキたちが取り巻いてやがる。」
子供たちが取り巻いて、帰らないでと泣いたようだった。
さすがに、これでは夜這いはかけられない。
全員があきらめて寝付いたところで、悲鳴が上がった。
「なにごとだ?!」
男たちが外に飛び出した時には、
連れ立って、用を足しに出たエカテリナとジジャを、
さらった騎馬の群れが、遠くに消えかけていた。
「むぐうっ!、んんんっ!」
「んふんっ!、んんふうっ!」
さるぐつわをかまされ、縛り上げられたエカテリナとジジャは、
馬の背中で逃れようとうめき、動くが、
さらったドットサン商会の連中は、手馴れたもので、
逆に動く女体の感覚を、手で存分に嬲っている。
「へへへへ、これで俺達にも運が回ってきたぜ。」
「いきのいい上玉の女二人だ、楽しみがいがあるな。」
先日、ジジャたちに、武器倉庫を根こそぎかっさらわれ、
ドットサン商会支社の連中は、本社の怒りから全員死を覚悟した。
ところが、詳細を聞いた本社は、2枚の手配書を電信で送ってきた。
わざわざ暗号化されていた手配書の内容は、
どちらも『エカテリナ』というハーフエルフを保護要請。
その顔は間違いなく、先日拾って散々嬲り者にしたあの女エルフだった。
出し主は別々。
だが、その賞金額を見て、全員が目を丸くする。
条件はどちらも、『対象を生きて保護する事』
賞金はこれまた、どちらも黄金33.5キロ。
そして、『対象を生きて保護した場合、もう一通の賞金も保障される』
という、破格の条文がどちらにも書かれている。
手配書の対象者を、生きて保護すれば、
合計67キロの金塊が無条件に渡される。
金の価値が極めて高いW・W・W地域で換金すれば、
家族ごとリヴァール王都に移り住んで、一生かかっても使い切れまい。
それぞれのスポンサーは、鉱山王ガッハ・バルボアと、
巨大コングロマリット総帥、サーニャ・エグゼリオン。
これほどの大スポンサーになると、疑う気持ちすら起こらない。
偶然にも二人は、ポケットマネーから賞金を出すついでに、
エカテリナの体重分の黄金を払う事を思いついたのだった。
金への妄執と、これに失敗すれば命が無いという恐怖も手伝い、
必死の探索から、ジジャの部族を見つけ出したのが昨日の夕刻。
夜襲をかけようと、夜ふけをまちかまえていて、
エカテリナとジジャが、連れ立ってトイレに出てきたからたまらない。
歴戦のジジャも、しゃがんでいる最中では動くこともままならず、
二人とも下半身裸のまま、かっさらわれてしまったのだった。
「ぐっへへへ、いきの良さそうな砂エルフの女まで着いてくるとはよお。」
十分に逃げたところで、スケベ根性に火がついた男たち。
小山の影で休憩を取る事にした。
もちろん、二人の尻を並べて、存分に味わうためだ。
どうせ手配書は『生きて保護する事』であって、
犯そうが輪姦そうが、取り立てて問題にはされないのがW・W・Wの常識。
後ろ手に縛られたまま、下半身はむき出し。
愛らしいエカテリナの尻と、
ジジャの熟れた女の尻、
どちらも焚き火の明かりにひどくいやらしく見える。
「どーだあそこの具合は?」
「んううっ!」
「んんーーっ!」
指を突っ込まれ、なぶるようにこね回す。
いつもなら砂走りのエキスを使う所だが、
さすがに時間が惜しいのと、欲求がもう抑え切れない。
指先が濡れだしたところで、二人の尻を引きずり上げた。
「んんんううっ!」
「んんーっ!、んんーっ!」
ズブリ
ズブブッ
まだよく濡れていない秘所に、ゴツゴツした物がぐりぐりと押し込まれ、
ジジャは目に涙を浮かべ、エカテリナは苦しげにうめいた。
だが、女のあそこは、愛液を噴出し、動く物にからみつく。
尻をつかまれ、次第に激しく動かされ、
身体がビクビクと震えだす。
「いいぜ、いいぜ、こりゃあ」
「こっちも、よく締まらあ。」
だが、最高潮に達しようとした時。
ドキュンンン
銃声に全員が硬直した。
周りにずらっと銃口が並んでいる。
立てていた見張りは、とっくに殺されているらしい。
「ようし、全員動くな。新兵ども、こいつらの武器を奪え。」
指揮官らしいメガネをかけた男が、命令した。
ぎこちないが、きびきびした動きで、ドットサンの連中は武装解除されてしまう。
人数は40名ほど、陸軍の部隊らしいが、どうも装備が軽いようだ。
「ふむ、ドットサン商会の連中か。
命だけは助けてやる、さっさと立ち去れ。」
反抗しようとした者は、即座に撃ち殺され、全員青くなって逃げ出した。
「教官殿、戦利品はいかがしますか?」
視線は、裸で縛られているエカテリナと、ジジャの方を見ている。
「どうせエルフだ、全員で使うだけ使えばよろしい。私も味見してみる。」
いやらしく笑うと、他の連中も追随して笑った。
「特殊部隊の新兵訓練にしては、ちとボーナスが過ぎるがな」
ジジャが顔色を変え、エカテリナが青くなった。
どうやら、リヴァール軍特殊部隊の新兵訓練に行き合わせてしまったらしい。
特殊部隊は、通常の訓練施設ばかりではなく、
苛酷な環境でのサバイバルも学ばされる。
W・W・Wのポロピ砂漠は、新兵の訓練に時折使われるのだが、
ここで行われる時は、非道極まりないプログラムになる。
行きかう相手は容赦なく襲い、実戦を覚えさせる。
何しろ、重犯罪者と砂エルフばかりの地域、
何をしようが、どこからも文句は来ない。
「はっ、離せよこらあっ」
縄を解かれたジジャが暴れようとして、胸に銃口が当てられた。
「立派なおっぱいに、穴をデザインしてやろうか?」
「ジジャさん、逆らってはだめです。」
ビリビリッ
エカテリナの服がひきちぎられる。
白い肌がびくりと震える。
「そうだ、エルフごときが偉そうな口を叩くと、穴だらけになるぜ。」
「使える穴が増えて、いいかもしれんがな」
絶望的な環境でのサバイバルに、極限まで高ぶっている新兵たちは、
わずかな興奮一つで銃を乱射しかねない、極めて危険な状態だ。
巨大なサバイバルナイフが、ジジャの胸の間に差し込まれ、
一気に引き下ろされる。
ビリビビビビッ
引き裂く音とともに、大ぶりな美しいジジャのバストが剥き出しになる。
乳房に刃が当たったのか、かすかな痛みが走った
「うひょおおっ、いいおっぱいしてるじゃねえか。」
「く・・・う・・・・」
乱暴につかまれ、あとがつくほどもみまくられる。
艶のいい肌ざわりを、存分に楽しみ、乳首を千切れんばかりにつままれてあえいだ。
「ん・・ん・・・」
エカテリナはすでにひざまづき、指揮官のペニスをしゃぶっていた。
「んぬ、なかなか、うまいな・・・、くっ!」
エカテリナの口を目いっぱい犯し、中にたまった精液をぶちまける。
涙を浮かべながら、飲み干す細い裸身に、
ごくりと周りの男どもが興奮する。
押し倒されたジジャは、脈打つペニスが押し込まれるのを、
黙って耐えた。
「く・・・・!」
激しく腰を突き出し、熟れた肉体を堪能する。
必死に耐える顔が、むしろいたぶりがいがあり、どんどん興奮が高まる。
エカテリナも司令官に尻をつかまれ、後ろから犯される。
「あふっ!」
ズブズブと、脈打つ男根が、えぐりこむと、
あそこがキュウキュウと音を立てんばかりに締め付け、
久しぶりの極上の女に、司令官は鼻を興奮で赤く染めて、
激しく突き入れる。
肉襞を掻き分け、膣底を突き当て、ねじりこむようにこね回す。
細い裸身が激しくゆすられ、絶え絶えにあえぐ。
「はっ、あっ、はっ、はあっ、ああっ、」
ジジャの褐色の腿をぐいと広げ、深く男が突き入れた。
「くう・・・・・っ!!」
ドビュルルルッ、ドビュルルルッ、ドビュルルルッ、
子宮口に押し入り、中めがけて溜まりに溜まった黄白色の濁液が、
あふれんばかりにほとばしっていく。
「はひいいいっ!!」
エカテリナの尻を激しく突きこね、深くえぐりこんで、
痙攣が突き刺さった。
ビュグウッ、ビュグウッ、ビュグウッ、
白いなめらかな腹に、何度も脈動が走り、のけぞる。
存分に中に出しまくった司令官は、
ようやく名残惜しげに、萎えたものを引き出した。
どろりと、精液が吹き出す。
ジジャに存分に注ぎきって、一応満足した副司令官は、
彼女の顔に、残りの雫を浴びせた。
「後は好きにしろ、壊れるまで使い切れ。」
情けも容赦も無い、単なる消耗品あつかいの命令が、
無数の欲望を群がらせた。
「口開けこらぁ、噛んだらどうなるか分かってんだろうな。」
「ええ身体してんじゃねえか、エルフのくせによ」
「ムウンッ、んんっ!、んぶううっ!」
ジジャの肉感的な身体を、壊れんばかりに広げさせ、
前も後ろも口も胸も、群がる欲望が徹底的に犯しぬく。
「んんっ!、んううっ!、んんっ!んうっ!」
「うひょおぉぉっ、こいつぁ吸い付くような肌だぜ」
「すげえ素直じゃねえか、あそこもトロットロ、いい具合だっ」
エカテリナの白い裸身を、広げ、こじ開け、貫き通し、
今にもばらばらになりそうなほど、穴という穴を犯しつくす。
性急な律動が、無理やりに身体をこじ開け、
相手のことなど考えもしない、一方的な暴行が深く突っ込まれる。
だが、最高級の肉体は、それでも強烈な快楽で包み込み、
激しいほとばしりを引き出し、暴発させ続ける。
顔にも、身体にも、背中にも、浴びせかけられる熱いしたたり、
ドブッドブッドブッドブッドブッ
のけぞるジジャのアナルにも、ヴァギナにも、溜まりきった精液が、
噛み付くような激しさで中にぶちまけられ、口に注ぎ込まれる。
あえぐエカテリナの顔に、目も見えぬほど射精され、
どくウッドクウッ、ドクウッ、ドクウッ、
のめりこんだペニスが、子宮に直にぶち込み、精液が荒れ狂う。
アナルを突きまくったペニスが、脈打ち、直腸を焼き焦がす。
飢え切った男たちの欲望は、ありとあらゆる所を輪姦し、
ガクガクと揺れ動く白い裸身と、褐色の裸身は、
濁液に染まり、意識すら失いかけている。
「ひあっ、あっ、あああっ!」
後ろ手につかまれ、馬を操るように突き上げ、
前から足を広げ、突きまくり、
深く重力がのめりこんで、えぐる。
のけぞる身体に、何度も痙攣を突き上げ、あふれる精液が、白く滴り落ちる。
入れ替わるたびに、さらに硬く、興奮しきったペニスが、
ゴリゴリと中をしごき、犯し、蹂躙する。
「ひいっ!、ひいいいっ!」
ジジャの悲鳴が聞こえ、アナルを壊れるほど突きまくられ、
のたうつ身体をもてあそぶ。
1ヶ月も女無しで過ごしてきた男どもは、何度犯しても犯し足りない。
両手に握らせ、背中を一面にこすりつけ、乳首をレイプするようにほじり、
ひざの裏も、脇も、ひじも、あらゆる所を貪りつくす。
ジジャの気丈な美貌も、朦朧となり、理性はもう砕け散ってしまったかのように、
ただ、機械的にガクガクと犯され続ける。
エカテリナも、息も絶え絶えになり、わずかに瞳に光を残して、
貪りつくされるままに、あふれる穴をただただくりかえし強姦される。
非情の夜の砂漠に、ただ二人の女に群がる男たち、
精液に溺れ、ただれ、汚されきって、
「はああ・・・・ああ・・・もう・・・もう・・・」
「ひい・・・、あひ・・・、ああ・・・」
切れ切れの声だけが聞こえる。
ぐったりとした褐色の肌を、馬に乗せるように下からガクガクと突き上げ、
腿を流れ落ちる膨大な精液が、胎の奥まで詰め込まれた有様を物語る。
折り曲げられた白い肢体を、叩き込み、突き刺し、こね回して、
吹き出す精液の代わりに、己の陰嚢を震わせ、膨らんだ腹部にさらに注入する。
全身ががたがたで、身動きも出来ない。
ただ、ジンジンと耳鳴りがする。
いや、耳鳴りではなく、それは銃声だった。
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