船ババア その5
トクン・・・トクン・・・
あったかい
トクン・・・トクン・・・
気持ちいい音がする
ずぅぅっと昔、聞いていたような音・・・
白くやわらかい肌、甘い香り、
包まれるとても熱くて、気持ちいい感じ・・・
ふっと、あまりに甘美過ぎる感覚に、ミルファは目を覚ましてしまった。
誰かに抱かれている、
誰かに包まれている、
誰かの中に、僕はいる、
目の前の美しいふくらみ、
夜にも輝いているような小さなサクランボ、
身体を包んでいる温かい肌、
すべすべとした感触と、そして、
意識が、ようやくまどろみから離れた。
「・・・・?!」
びくっ、
自分の小さな身体は、まだエカテリナに抱かれている。
自分のいやらしい一部は、まだエカテリナの中に包まれている。
まだ僕はエカテリナと・・・・つながってる。
ドキッ、ドキッ、ドキッドキッドキッ
心臓がたちまち高ぶってくる。
半立ちだったペニスが、送り込まれてくる血液に膨張してくる。
『だ・・・だめ・・・』
急いでそれを抜こうとする、
ズッ
『?!』
わずかでも動こうとすると、すさまじい何かが、ペニスから駆け上がる。
粘膜と粘膜、カリ首と襞、それが甘く蕩けあって、
動こうとすると、悲鳴のように快感を走らせる。
さらにペニスが充血し、一気に勃起してくる。
「あ・・・あ・・・」
小さな、小さなあえぎ。
みっちりと包まれる感触、エカテリナの血が、鼓動が、息遣いが、
ダイレクトに伝わってきて、それ全てが、気持ちよくて、良すぎて、
『だ、だめだ、だめだってば・・・』
わずかに、ほんのわずかに身じろぎ、
ビクビクッ
走る快感の火花、
思わずひけかけた腰が戻る。
ズッ
亀頭が襞と絡み、襞がキュッと甘えるように絡み付いてくる。
『!』
わずかな動きも、お互いの息遣いすらも、
一体となった身体にすさまじい快感となっていく。
次第に、腰が、身体が、勝手に動き出していく。
『だめ、だめだよ、だめだ、だめだって・・・』
身体が止まらない、エカテリナの温かい胎内を、
探り、うごめき、むさぼり始める。
キュ・・クチュ・・ジュ・・・
つながった隙間から、いやらしい音がしだいに大きくなっていく。
ベッドが軋み始め、そのたびにミルファはドキドキが激しくなる。
温かい雫が、とろりと滴り落ち、
エカテリナの手足は、しっかりと抱きしめたまま、ミルファを離そうとしない。
ごうごうと、何かが燃え上がってくる。
ペニスを突き上げ、必死の理性をぶち破って、亀頭を爆発させる。
「!!」
びくびくびくっ
噛んだ白い歯がきしむ。
ミルファの身体がのけぞり、痙攣する。
ドクッ、ドクッ、ドクッ、ドクッ、ドクッ、
罪と、後悔と、そして甘美過ぎる射精のエクスタシー、
若いミルファ身体は、ほんのわずかな睡眠で、
十分すぎる欲望を作り出す。
キュウッ、キュウッ、
「あ・・ぐ・・・」
エカテリナのあそこが、射精される快感に、強く締め付ける。
気持ちいい、すごく、気持ちよすぎる、
『また、また勃っちゃうよお・・・・』
ぐっすりと寝ていても、エカテリナの身体は、夢の中で快感を喜び、むさぼって
いく。
『ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい』
必死に謝りながら、SEXの快感がとめられない。
いつしか、震える手はエカテリナの細い腰を強く抱きしめ、
深く浅く、その身体を穿ち、肉の奥まで一杯に突き上げていた。
深くはまり込んだミルファの分身、
それが小刻みに、しかし次第に大胆に、
エカテリナの胎内を探り続ける。
温かく、包まれ、絞られ、吸い付かれ、
無数のエカテリナがそこで悪戯をして、微笑んでいた。
ミルファは頭が真っ白になるほどの快感をたたきつけた。
ドック、ドック、ドック、
陰嚢が震え、激しく脈打った。
たっぷりとほとばしっていく白い濁流、
キュウキュウと、それに応え、締め付けてくる膣壁、
いや、両腿すらさらに強く締め付けてくる。
勃起はぜんぜん収まらない。
『気持ちいい、気持ちいいよお・・・』
目を潤ませながら、熱く蕩ける膣内を突き上げる、
わななく襞の奥をむさぼり、奥底をえぐるようにこねると、
甘く絡み付いてくるものが、あえぐようにわななき、絡み返してくる。
ジイン、ジイン
身体が甘美に痺れ、ペニスが欲深くエカテリナをむさぼり続ける。
彼女の美しい柳眉が蠢く肉感にしかめられ、眠る頬も上気している。
ミルファはもう何がなんだか分から無くなっていく。
熱い腰を抱き、濡れ尽くした膣を夢中でまさぐり、突き上げ、こね回す。
いつの間にか強く抱きしめられたまま犯し続ける。
ドクンッ、ドクンッ、ドクンッ、
もう、何度目かも分からない射精が、またエカテリナの中に、
ひくひくする肉の中めがけて、射精した。
激しく震え、絞めつけるそれが、ミルファの興奮を何倍も煽り、
温かい肌と香りが、血をドクドクとたぎらせて、
精液と化して噴き上げる。
もう、エカテリナの中は自分の精液でいっぱいだった。
ぐちゃぐちゃあわ立ってる、ペニスに垂れてくる。
でも、中がすごい、さらに気持ちよくなって、
「ううん・・・ミルファったら・・・」
甘い優しい声がした。
心臓が止まりそうになる。
「すごく、いっぱあい・・・でてるう・・・赤ちゃんが出来ちゃうじゃない・・
・」
でも、その手はミルファをいとおしげに抱きしめ、温かい美貌が妖しく微笑んでいる。
足は絶対に離さないとばかりにしっかりとはさみつけて、
そして、きゅうっと、声も出ないほど膣が締め上げる、搾り取る。
「でも、ミルファの赤ちゃんなら・・・喜んじゃう・・・」
夢うつつのまま、エカテリナはチュッチュッとキスをする。
「ううん、欲しい、ミルファの赤ちゃん、ほしいよお・・・」
甘えつく声、耳をとろかす響き、
女のエロスそのものの声、
生まれて始めての男の喜びが、凄まじい快感となって全身にはじけた。
甘え、絡み合う。
深く、エカテリナの身体に深く、めり込み、何度も、何度も、
射精する。
エカテリナが、喜んで、うれしげに、
「いいんっ!、はあんっ!、ミルファァ、好きいいぃぃ!!」
「ぼっ、僕もっ、大好き・・・・っ!!」
ドクンッ、ドクンッ、ドクンッ、ドクンッ、
子宮がいっぱいになるまで、ミルファはありったけの精をエカテリナに注ぎ尽く
した。
自分がとてもとても、幸せなのだと世界に感謝しながら。
目が覚めたとき2人は、
夢のように、ほとんど覚えていない。
だが、この不思議な一夜が、はるか先に、ある運命を結ぶことになる。
「ん・・・ふあ・・・」
目が覚めると、ほんのり明るさが漂い始めていた。
「んん・・っ」
まだミルファの半立ちのペニスが入っていた。
『あら、まだ入れたままだったのね。』
抱きしめているミルファは、可愛らしく、食べちゃいたいぐらいだ。
「う・・・」
トロトロトロッ
流れ落ちる、半端でない量の精液のぬるみ、
ぞくぞくっと背筋を走る快感が、ぽうっとなりそうに気持ちいい。
『子宮がいっぱいになってる・・・すごおい。』
ミルファの元気のいい精子が、子宮いっぱいに詰まっていた。
まるでエカテリナの卵子を探し回っているかのように、
激しくピチピチと動き回っている気がした。
昨夜童貞を奪った所は覚えているが、
ミルファを入れたまま寝てしまい、
短い睡眠で甦ったミルファがたまらず射精し続けたことまでは良く覚えていない。
『あの後も、しちゃったのかしら?』
よく覚えていないのがもったいなかった。
ミルファはかわいいし、この男の子が本当の姿になれるように手を貸してあげたいし、
その子供なら出来たってぜんぜんかまわないし。
『ああん、避妊薬飲んでこなければ良かった。』
本気でエカテリナは残念そうな顔をし、
自分の下腹部の、生温かい感触に手をそっと添える。
エカテリナは、射精されて中にたっぷりと入れられると、
非常に多幸感を感じる体質になってしまったらしい。
『もったいないけど・・・身体洗ってこなきゃね。』
死んだように寝ているミルファをそっと下ろし、
裸の身体を起こすと、また、トロトロッと流れ落ちて、
身もだえしそうになる。
どんどんHになっていくなあ・・・。
気持ちいいからいいけど。
昨日も何回も浴びたが、今はどこにでも簡易シャワーがある。
エカテリナはそれを使おうと、早朝の町にのこのこ出かけた。
だが、あまりに無防備すぎたというか、
エカテリナが目立ちすぎるというか。
シャアアアアア・・・
あたたかなシャワーを浴び、白い肌をコロコロと水滴が伝い落ちる。
かすかに残っていた精臭も、流れ落ちていく。
輝く金髪、白い抜けるような肌、
深い蒼い瞳に、優しげな美貌が水滴でさらに輝いていた。
控えめな胸のふくらみから、なめらかな腹部、そして、
昨日散々に男の精を吸った秘所へ湯が流れ落ちていく。
しなやかで美しい四肢に、水のラインが伝い落ちる。
ガラッ
「きゃっ?!」
冷たい目をした大柄な男が入ってきた。
「ちっ、エルフのメスじゃねえか。なに人がましく入ってやがる。」
「す、すいません、すぐ出ますので。」
リヴァールも中央から離れるほど、異種族の差別は少なくなるが、
それでもこの手のいやなやつは大勢いる。
「すぐ出ますだあ?、なまいき言いやがって、教育してやる。」
ジャラリと手錠を出してきたところを見ると、治安関係者らしい。
それも、相手のアラを探しまくる、一番たちの悪いタイプだ。
目に情欲の火がギラついているところから、
なんのかんの理屈をつけて、犯したいだけに決まっていた。
「えっ・・・そ、そんなっ!」
ガチャッと手錠をかけられ、シャワーのパイプにつながれてしまった。
「ああん、エルフのメスが、人様が入ろうってのに、出るまで待たせようってか?」
「す、すみません、そんなつもりじゃ・・」
パアン
可愛らしい尻に、赤い痕がついた。
「ひいんっ!」
「なまいき抜かすなっ!」
エカテリナが涙目になったので、ニタニタ笑いながら警棒を抜いた。
「ひ・・・っ!」
冷たい感触があそこに当たる。
警棒は電撃の機能もあり、かなり恐ろしい。
それをあそこにあてられ、目いっぱい怯える。
「くっさい股をしたエルフのメスガキが、ええ、
人様と同じフロに入ろうってのがなまいきなんだよ。」
がくがくと震え、怯えるエルフに、男はずに乗ってさらに棒をこすり付けていく。
「お、お、お、なんだあ、こりゃあ」
わざとらしく、棒にまといついた透明な雫を見せつけた。
「怯えてるくせに、濡れてんのか、このメスはあ。」
エカテリナは怯えて声も出ない。
「なんちゅういやらしいメスだ、こいつはあ。」
そういいながら、ぐいとそれをエカテリナのあそこに押し込む。
「ひぐうっ!」
泣きながらうめくエカテリナに、嗜虐心をくすぐられ、ゾクゾクする。
「ほおれ、ほおれ、ねっとりしたこれはなんだよぉ」
「い、いやあ、かきまわさないで・・ひいいっ!」
がくがくと足が震え、あそこがさらにトロトロと濡れてくる。
いまや雫は手にまでトロトロと流れてきた。
「ナンダこの節操のねえ穴は、ええ、恥ずかしくねえのかよ」
泣きながら首を振るしぐさが、ひどく扇情的で、男はギンギンに勃起していた。
「教育してやるぜ、このメスがあっ」
腿をぐいと抱えられ、棒が引き抜かれると同時にペニスが突っ込んできた。
「いっ、いやあああああっ!」
ギシギシギシッ、
パイプが軋んだ。
エカテリナの身体も軋んだ。
やたらゴツゴツしたペニスが、柔らかい肉の中を無理矢理に犯していく。
「抜いて、抜いてええっ!」
目をぎらつかせ、激しく腰を突き上げて、細い身体をむちゃくちゃに揺さぶる。
「ごらあっ、俺様の逸物より棒の方がいいってかぁ!」
口だけだ、それこそ最高の肉の感触が包み込み、ペニスが蕩けそうになっていく。
「う、おお、そうか抜いてってか、このメスの穴でたっぷり抜いてくれってかああ。」
乳首をつまみ、もてあそびながら、
もがくエカテリナを激しく突きまくる。
絞めつける肉の心地よさが、若い瑞々しい肢体の反応が、甘い蕩ける香りが、
もう止まらない。
「やあっ、ちがうのっ!、だめっ!、いやっ、いやあっ!」
悲鳴を上げてのたうつ身体に、興奮は最高に達した。
「おらあああっ、中から清めてやらあっ、感謝しやがれっ!!」
深く、エカテリナがあえぐほど突いた。
「いや、やめてっ!、赤ちゃんができちゃうううううっ!!」
ドビュウウウウウウウウウウッ、ドビュウウウウウウッ、
その声を楽しむように、深く突き刺したまま、激しくほとばしらせる。
痙攣する肢体に、何度も突き上げ、射精した。
「うおっ・・・なかなか・・・エルフのメスにしちゃあ・・・くっ!」
「ひぐっ、ひぐっ、いやああ・・・出来ちゃうよおお・・・」
その声にさらに、興奮が高ぶる。
「だんなあ、こんなとこで何やってんです。」
たっぷりと出し尽くした直後に、後ろからのんびりした声がかかる。
どうやら同輩か同僚か、かなり近い仲の人間らしい。
だが、穏やかそうな表情とは裏腹に目はかなり酷薄そうだった。
「ちとエルフのメスに、教育をしてやってんだよ。」
力なくあえぐエカテリナに、腰をさらに何度か突いた。
その美貌に目がくらんだのか、太った顔をにやりと歪ませた。
「そいつは大変ですな、俺も手伝いましょう。」
「おら、お前のあそこで汚れてんだ、舐めろ。」
エカテリナがそれをおずおずと咥え、舐め始めると、
下劣な優越感がむずむずする。すごく気持ちがいい。
だが、これはエカテリナだから気持ちがいいのだが。
「さあて、俺も教育してやるからな。感謝しろよ。」
勝手なことを言いながら、エカテリナのあそこに何の容赦もなく突っ込んだ。
「んううっ!」
うめく声が、男の残酷な喜びを満たす。
それがすごく気持ちのいい感覚に包まれ、ぐいぐい絞られていく。
いつしか、男たちは無言でエカテリナの口に奉仕させ、あそこを突き上げ、
狂ったように犯し始めた。
が、泣いてるように見えたエカテリナの目が、ちろっと様子をうかがう。
実を言えば、最初からほとんど全て、エカテリナの『演技』だった。
『やな男』
彼女の感想はそれだけ。
何しろ、3枚のジョーカーの1人で、リヴァール軍情報部局長、
超サディストのリンゼ・ワグナリウスに、
館で何度泣かされたことか。
その髪の毛が逆立つような怖さに比べれば、
はっきり言って、怖いというよりばかばかしい。
だが、リンゼにしっかり仕込まれた恐怖のしぐさは、そのまま続けた。
その方が、男が乗りやすいからだ。
男たちの血は完全に頭からあそこに集中し、
エカテリナがしゃぶり上げるつどにうめき、
腰をくねらせるたびに、歯を食いしばり、
主客は完全に逆転していた。
恐ろしく関節の柔らかいエカテリナは、
軽々と手錠を抜き、
魔物のような指先で、玉を、前立腺を、容赦なく嬲り出す。
「んっ、んっ、んふっ、んんんっ!!」
ほとばしった精液をおいしそうに飲み干し、さらに激しく舌をからめ、萎えさせない。
跨った男がうつろに腰を振り続け、きゅうと腿を絞ると、
無数のイソギンチャクが吸い上げるような快感に、脳髄が蕩けてしまう。
快楽が神経を熔かし、理性を吸い尽くす。
エカテリナが自由に動いていることを、理解することすら出来なくなっていた。
ドビュドビュドビュドビュドビュ・・
「んふうううううううんっ!!」
激しい射精感が、いっぱいに身体を満たし、それをさらに腰を振り、
膣をからみつかせ、勃起させ続ける。
だんだん男たちの目がうつろになっていくが、
エカテリナは妖しく微笑みながら、彼らに快楽を容赦なく与え続けた。
アナルから突き上げられ、ヴァギナに突っ込まれ、
前後からレイプ同然に突き上げられて、
「あんっ、いいっ、あうっ、そこっ、そこっ、こすれてっ、気持ちいいのっ!」
手足がしなやかに絡みつき、
肉欲の蠢きに、ペニスはギンギンに張ったまま、
美しい裸身の奥底まで突き上げ続ける。
薄い肉を隔てて、ゴリゴリとこすれ合う感覚は、
エカテリナにも気持ちいいが、
男たちはサル同然にそれに腰をしゃくり続ける。
ひねりを加え、柔らかいふくらみをこすりつけ、
エカテリナの舌先は、男の乳首から首筋を這い回り、
細い指は、男のアナルから前立腺を嬲り、
ガチガチのペニスを沸騰させる。
ドブッ、ドブッ、ドブッ、
ビュグッ、ビュグッ、ビュグッ、
もう二人とも白目を向いているが、
身体だけは快楽に支配されて飢えた様にエカテリナを貫き続けた。
「んはううんっ!、はんっ!、はんっ!、きもちいいいい〜〜!!」
骨が無いかのような柔らかい肢体、
弓のようにのけぞり、脈打つ男根の根元をぎゅうぎゅう締め付けると、
男たちは泡を吹かんばかりにして痙攣する。
ドクンッ、ドクンッ、ドクンッ、ドクンッ、
ビュグッ、ビュグッ、ビュッ、ビュッ、ビュッ、
膣底に深く突き刺さった亀頭が、激しく痙攣を繰り返した。
「あんっ、あんっ、すごくいいいいいいいっ!!」
薄くなった精液が激しく射出され、
エカテリナの肉体はますます艶やかになっていく、
そして、容赦なく絞り上げ、すすり尽くす。
「もっとよ、もっと、もっと、出せるだけ出してええええっ!」
上気して艶々した頬が、健康そうな色気を発散する。
ふと通りがかった宅配業者が、ポーッと見とれるほど美しい。
その少女がにっこりと会釈をすると、もうたまらないほどウキウキした。
『あああ、くどきてえええっ!』
エカテリナはニコニコしながら、エシュの家に急いだ。
『ん〜、おいしかった。
朝からたっぷり飲めたし、あそこにもいっぱい射精してもらったし、
なんだか、今日はいいことありそう。』
それ以外は何の感慨も持たず、男たちのことなど欠片ほども気にとめていなかった。
ぴしゃりと閉じたシャワールームは、電気も切られ誰もいないように見えた。
だが中には、息もしていないかのような、
土気色の男二人がぴくりとも動かなかった。
混濁した目をして、下半身丸出しのままである。
ちなみに二人は、夜まで誰にも見つけてもらえず、
精力を絞りつくした上にカゼから肺炎を併発、
半月ほど、生死の境をさまよったそうである。
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