船ババア その4
「はい、次の方おいでください〜。」
バスタオル一枚巻いただけの、健康的な色気にあふれる姿で、
エカテリナが戸を開けてにっこりと笑いかける。
ずらっと並んでいる男たちは、
その姿を見ただけで、鼻の下がみっともなく伸びてしまう。
普通待っている連中はイライラするものだが、
この姿を見るだけでも、そのイライラがワクワクにすりかわり、
時間がたつのも忘れてしまうのだ。
入ってきた男がむしゃぶりつくと、
バスタオルはハラリと落ちた。
粗末なベッドに押し倒されて、
激しくキスを交し合いながら、お互いをまさぐりあう。
裸のエカテリナの肌はポッポと熱く、
きめ細やかで吸い付くような手触り。
指先が捉えた小さな肉の芽は、ビクビクと全身を震わせ、
下のスリットからおびただしい雫をあふれさせる。
細いしなやかな指先も負けずにすべりこみ、
すでに脈打ってるペニスを捉え、もてあそぶ。
性急に男が求めてきても、
エカテリナは優しく迎え入れ、
濡れて熱い秘所は、反りきったペニスを柔らかく包み込む。
「ん・・・っ、はあああんっ!」
グブグブグブッ、
肉の蛇が突き進み、絡み合う感覚が痺れに似た快感を突き上げる。
声を上げて、唇を濡らし、
迎え入れた男を抱きしめて、ぐいぐいと引き込む。
ふっくらとした陰唇が包み込み、蠢く肉襞がまといつき、
幾重にも締め付ける肉の蠢きが、ペニスをしゃぶりつくすようにからんでくる。
うめきながら、腰をたたきつける男を、
脚を強く絡め、深く、奥まで引き寄せ、貫かせる。
パンッ、パンッ、パンッ、パンッ、
激しくぶつかり合う音、そのたびに、あえぎ、悶えるエカテリナ。
その声が耳に蕩け、絡みつく肌が熱く、突きぬく肉の感触が狂うほど気持ちいい。
「あっ、ひっ!、あっ!、すごっ!、いいっ!、あんっ!、あんっ!、」
無我夢中で絡み合う身体が、激しくのぼりつめ、
白く弾け飛んだ。
「あはああああああああんっ!!」
ドビュウウウウウウウッ、ドビュウウウウッ、ドビュウウウウッ、ドビュウウッ、
ありったけの快感をぶちまけ、撃ち込み、叩きつける。
柔らかい肉が震え、痙攣してる。
悶える女の中に、立て続けに射精した。
ふらふらと立ち上がる男は、名残惜しげに振り返ると、
エカテリナがひざをついてペコリと頭を下げた。
すぐにシャワーの音がした。
「はい、次の方おいでください〜」
エカテリナが商売抜きで、安い町の売春婦をやってみたいと言い出し、
老エシュはあきれ返りながらも、
それ用の時間貸しの部屋を借りた。
『まあ、何人かやったらげっそりするだろ』
エシュも経験があるが、これは最低の肉体労働そのもの。
数人相手にしたら、疲れるし、身体は痛いし、あそこは腫れてくる。
酷い客に当たったら、数日は男を見るのもいやになる。
しかし、
エカテリナが戸口でにっこりと笑いかけるだけで、
ふらふらと男が寄ってくる。
身体をシャワーで流して、バスタオル姿で呼びかけると、
無数のため息が漏れる。
『こりゃあ、ちょっとヤバクないかい?』
最初、本気で心配になった。
途中で疲れたからと止めると、暴動がおきかねない気がした。
だが、男どもは恍惚の極みの顔で、ものの10分と持たずに出てくる。
エカテリナはそのすぐ後に、艶々した顔色で呼びかける。
もう7,8人はお相手してるはずなのに・・・??。
図体がでかく、肩から背中に刺青を入れたヤクザ者が、
だらしない顔でうめいていた。
股間にバスタオル姿でひざまづいたエカテリナが、
丁寧に、熱心に、頭を動かし、指先を走らせる。
「あっ、ちょっ、そ、そこは、」
前立腺をこりこりと転がされ、甘い舌先が亀頭を開き、すすり上げ、
玉が柔らかく、いやらしくもみしだかれて、
あっという間もなかった。
ドクッ、ドクッ、ドクッ、
「ん・・・んふ・・んっ・・・」
金髪がぐっと前に出る。
ペニスごと飲みこまれて、男の全てがそこに入っていく。
強烈なディープスロート。
細い喉を鳴らして、舌が凄絶にからみついて、
脳みそが空っぽになりそうな脈動が爆発する。
ほとばしる精液は、全て飲み干されていく。
たっぷり10秒もたってから、ようやく目が正気に戻った。
「ひええええ・・・・す、すげえええ。」
ベッドに腰掛けたまま、虚脱しかかるのを、
エカテリナはさらに悪戯っ子のような目をして、
激しく頭を前後し、陰嚢を優しく転がしもてあそび、
亀頭が唇と舌で尿道までこじ開けられる。
「あっ、お、ちょっ、ちょっと、ひうっ!」
射精直後の敏感な状態で、超絶の快感で舐められ、萎える暇もなかった。
お口が、血液を吸い上げ、
ペニスはあっという間にパンパンに膨れ上がる。
エカテリナは“容赦なく”そのヒザに乗っかり、
自分の待ちかねたあそこへ、跨った。
「あっ、あああんっ、大きいいいっ!」
グブ、グブ、グブ、
肉が喰らいつくように、エカテリナの肉洞を引っかかりながらはまっていく。
だが、男もその蕩ける胎内に、歯を食いしばった。
「なっ、なんだ、うあっ、おおっ!」
肉と襞が責め立て、蠢きがからみつく。
青筋を立てたペニスが、ビクビクと今にも爆発しそうになる。
密着した肉が、襞が、全体で絡み付いてくる凶悪な快感。
歯を食いしばって、快感の拷問に耐えた。
男がすたるとばかりに、細い腰を抱いて、ズンッと裸の身体を突き上げる。
「きゃああんっ、あんっ、あんっ、いいっ、あっ!」
こんな小娘に・・・、そう思おうとしても、
身体も頭も言うことを聞かない。
目の前を動く艶かしい首筋や、愛らしい乳房に夢中で吸い付き、もみしだいていた。
まるで童貞の少年のように、今にもエカテリナを跳ね上げんばかりに突き上げ、
灼熱する溶岩に飛び込むように、濡れた肉襞を貪った。
「あっ、いいっ、いいっ、すごいっ、あんっ、もっと、もっとっ!」
細い手足が絡み、爪が背中に筋をつける。
それが、さらに快感を掻き立て、ギリギリと膨張したペニスは、
エカテリナの最奥をえぐった。
「あたるっ!、あたのおっ!、いくっ、いくっ、いくうううううううううっ!!」
男の欲望は、エカテリナの思うまま、
彼女の絶頂に服従する。
ドクウウウウウウッ、ドクウウウウウウッ、ドクウウウウウウッ、
2度目とは思えぬほど、白濁のほとばしりがまき散らされた。
ギュウウウッ、ギュッ、ギュッ、
肉襞が恐ろしいほど華麗にうごめく。
男が白目を向くほど、強烈なざらつきと締め付けが、絞りつくす。
ドクンッ、ドクンッ、ドクンッ、
完全にエカテリナのほしいままに、ありったけの精子がエカテリナの胎に射精されていった。
「はい、次の方っ・・・は、な、何でしょう?」
涙目の男どもが、前を押さえて切なそうな顔をしている。
「あ、あのな、もうたまらんねん。」
「あんたの切ない切ない声やあえぎ聞いてたら、もうだめやあっ」
待ちに待ちかねて、もう止められない。
部屋に男たちが10人ばかりなだれこんだ。
『あああ・・・またか。』
老エシュは頭を抱えた。
昨日もその前も、こういう展開だったような気がする。
「きゃあああんっ!」
嬉しげなエカテリナの悲鳴が聞こえた。
群がる男たちに囲まれ、世にも幸せそうに、
夢中で目の前のペニスをしゃぶり、しごき始める。
ただ同然の行為だが、エカテリナにとっては男の精を吸う事の方が大事らしい。
「もおお、だめですよぉ。おいたしちゃあ。」
そういいながら、だれかれかまわず突き出されたペニスを味わい、
お尻を掴まれ、突き出されたペニスを甘いあえぎで受け止める。
膣をえぐる感覚にあわせ、腰をくねらせ、ぐいぐいと締め上げる。
その柔らかな肉体に包まれ、男が何でたまるだろう。
指先がしごき、舌先がトロトロと嘗め尽くすと、あっという間にいってしまう。
粘膜の絡みに責められ、桃のような尻のうごめきに、胎内に激しくぶちまける。
「あっ、あああんっ!!、熱いいいっ!」
舌を鳴らし、ほとばしるザーメンを味わい、恍惚となるエカテリナ。
突き入れるペニスを締め上げ、搾り取り、中に射精される感覚に悶え狂う。
ドビュッ、ドビュッ、ドビュッ、ドビュッ、
「あっ・・・・、はああああああんっ!!」
絞り上げた子宮の中に、いっぱいに精液が飛び散り、
粘膜が熱く蕩けるのがたまらない。
甘い甘いため息をついた。
交代する男が、激しくピストンを開始すると、
自分から腰を振り出して、ぐいぐいと男の精を搾り取ろうとする。
「ひあっ、ひっ、あっ、ああっ、前もっ、後ろもっ、最高おおおっ!」
控えめなふくらみをもみしだき、
次々と突っ込まれるペニスを全身をわななかせて味わい、
あふれるザーメンが逆流して噴出する。
「いいっ、あんっ!、いいっ!、もっと!、もっと!、もっとしてえええっ!」
前後から貫かれながら、エカテリナの絶叫が狭い小屋に響いた。
激しいほとばしりが、エカテリナの身体中を白く染めていく。
今日も、エカテリナは男たちが全員出しつくすまで、止まりそうになかった。
「んっ・・・・?!」
老エシュが目を開けると、まだ夜も明けていなかった。
『ゆ、夢か・・・』
ホッとするやら、ひどく惜しい気がするやら、
妙な気分だった。
とっくに女は枯れたというのに、
エカテリナの、サキュバス顔負けのエロスを聞かされ、見せられ、
妙な気分になってしまったらしい。
隣のベッドで、ミルファと抱き合って静かに寝息を立てているエカテリナが、
まるで聖女のような寝顔を見せていた。
『この寝顔であの淫乱ぶりだものねえ、
男さえいたら、この娘どこでもいいんじゃないだろかね?。』
昼間の乱交を思い出し、
どうもそれが外れてないような気がしてしょうがなかった。
『ずっとこのままいてくれたら、あんな光景が見れるかねぇ?』
本気でエカテリナに、ここに住まないかと、聞きたくなってしまうエシュだったのでした。
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