■ EXIT      
アリシアの受難・その5


ズク、ズク、ズク、

肉の中に、肉のヤリが、

ゾブ、ゾブ、ゾブ、

襞の中に、よじりくねる血の高ぶりが、

「うう・・んっ、うううっ、んっうっ!」

くぐもった呻き、それは、白い喉をふさぐ亀頭に抑えられ、掻き回される苦痛と苦悩。

雄の陰茎が、まっ白な尻肉を広げ、えぐり、
男の生殖器が、赤く潤んだ秘肉を開き、突き刺し、こねあげる。

尻肉の、わななきが、止めようもなく震え、
秘肉の、喜悦とおののきが、飢えた雌肉の締めつけとなって、
見知らぬ男たちを、絞り、尽くす。

秘肉が、亀頭を絞り上げ、
尻肉が、陰茎を絞めこすり、

蠢く、ねじれる、絞り上げる、
尽くす、尽くす、男に尽くす。

こみ上げ、膨張し、暴発する精液、

ドビュウウウウウッドビュウッ、ドビュッ、ドビュウウッ、ドビュッ、

呻き、のけぞる、白い背筋、
喘ぎ、わななく、まっ白な下腹部、
同時に、淫らな、濁音が、放出されていく。

目を、閉じ、強く閉じ、それに、流されまいと、『無駄なあがきを繰り返す』。

だが、それは、無駄、無駄、無駄、無駄、無駄。

『あ、あ、あ、あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!』

尻肉の奥、
秘肉の芯、

ほとばしる白い、濃い、生臭い、体液。

喘ぐ喉を、白く震える喉を、犯し、焼き尽くす、ザーメン。

舌が、強く突っ張る。

下腹が、喘ぎ、わななく。

尻肉が、何度も、痙攣を繰り返す。

落ちる、堕ちる、オチル、

開ききった腿が、のけぞり、射精に波打つ腹が、のどを濡らす生々しい感覚が、
暗い闇の中へ、アリシアの全てを引きずり落とす。

 ゴクッ、ンッ、ゴクッ、

白い、細い喉が鳴る。
強烈な、臭いに、生臭い味に、本能が沸騰する。

おぞましいと、思う心と、全く別の肉体が動く、蠢く、悶えくねる。

夢魔の血が、舌に絡みつく青臭い味に、鼻に突き抜ける異臭の刺激に、青い目の瞳孔が、強烈にすぼまる。
夢魔の肉が、広げられ、括約筋を犯され、柔らかな直腸が、溶け崩れる熱、背筋が震え、左右に揺れる。
夢魔の襞が、貫かれ、征服され、蹂躙され、粘膜の奥底に、ねじ込まれ、射精の絶頂がとどろきわたる。
下腹の震え、子宮のわななき、男根にしゃぶりつくような膣肉、
歓喜、絶頂、極致、短い銀髪が激しく振られ、突き刺さる射精の感覚に、縛られ、
広げられた両足を、両手を、絞り出された愛らしい乳房を、縄目にこすれ、丸太にきしませ、激しくくねり、悶えた。

「う、あ、あ、あ、あ、あああああ」

男のペニスが、堅くはちきれんばかりのそれが、めり込む。
膨張しきった亀頭が、アナルの括約筋をえぐり広げる。

ゾクゾクゾクッ、

体が、背筋が、細く折れんばかりの首筋が、戦慄していた。

理性は、あまりにもひ弱く、
本能は、傲慢にして強烈。

二人がかりの、突入に、前後する、男根の、律動に、交互に、同時に、意識が、壊され、理性が、熔かされ、

ズブッズッ、ズブッ、ズッ、ズブッズッズッズブッズブッズッズブッズッ

「いっ、あっ、いあ、あ、うあっ、だ、め、あ、こわ、れ、る、うっ、いぎっ、ひっ、いひっ、」

壊れる、こわれる、熔ける、とける、トケル、

交互する、ペニスが、アリシアのアナルを、アリシアのヴァギナを、
貫き、引きずり、突きいれ、引き抜き、激しく、荒々しく、

薄淡いすぼまりは、無残に広がり、白い尻肉をさらに広げられ、深くえぐられ、
ピンクの襞が、引きずられ、巻き込まれ、ヴァギナの唇を指に開かれ、晒され、犯され、

二人がかりの律動は、蒸気機関の律動のように、
動輪のシャフトが、暴行を繰り返し、悶え狂うアリシアを、さらに狂わせ、さらに乱れさせ、
しぶきと、精液と、滴り落ちる白濁が、黒縄に縛られた白い肌を染め、汚し、えぐりぬく。

夢魔の、歓喜、夢魔の、悦び、夢魔の、至福。
アリシアの、抵抗、アリシアの、悲鳴、アリシアの、絶望。

「ううっ、うっ、んーっ、んーんっ、んむうっ、うっ、ううっ」

前者は、あまりにも絶大で、凶暴。
後者は、あまりにもはかなく、無力。

口に、押し込まれる黒い男根、声が潤み、乱れ、喘ぎ、
下から膣を突き刺すペニスが、膨れ上がり、
バックから突き入れる陰茎が、脈打ち、

くねり、丸太をきしませ、
白い肌が、ピンクに染まり、
髪が乱れ、輝き、
指が、求め、拒否し、探し、握り、そして、広がる。

「んぶうううっ!、うっ、ぐっ、う、い、んいぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!」

肩が震えた、股に縄が食い込み、白い太腿が何度も広がり、細い体が弓のようにのけぞり、
縄とコブと縄目が、アリシアの肉体を、刺激し、狂わせ、のたうった。

ドビュグッ、ドビュグッ、ドビュグッ、ドビュグッ、
ビュグウウウウッ、ビュグウウウッ、ビュグッ、ビュグッ、
ドクウウウウッ、ドクウウウッ、ドブウウウッ、ドクゥッ




生々しい縄目の痕、
白いきめ細やかな肌に、縦横に食い込んだ赤い痕。

それゆえに、少女の体には、あまりにも無残で、あまりにも扇情的だった。


朦朧とした赤紫の目と、涙すら枯れた痕。

愛らしい乳房には、無数の指の跡をつけ、さらに、またもみしだかれ、ピンクの乳首をつままれ、ひねられ、喘ぎ、乱れ、 しなやかな足は、男の上で広げられ、下から突き上げられ、前から突き入れられ、
雄の指先が、肉芽をほじりだし、そしてつまみ上げ、アリシアを痙攣させる。
その感覚が、体に無情に快感だけを湧きあがらせていく。

夢魔の肉体は、30人の男を受け入れて、なお芳醇な快感を恵み、
自らも、快感と精を、貪らずにはおれない。

血の暴走が終わり、完全に大人しくなったアリシアに、ほっとしたゾヌマたちは、
安心して、アリシアを嬲り、輪姦し、征服し、貪り始めた。

もちろん彼らにとって、アリシアは単なる極上のメスにすぎない。
大人しくなれば、それこそ彼らの望むままだ。
か弱い女性を、群がる男たちが、おもちゃのようにつかみ、広げ、もてあそぶ。

誰とも知れぬペニスに、体は貫かれ、快感は無理やりに全身を染め上げる。

『どうして・・・・どうして・・・・』

かすかな、理性と、意識のつぶやき。
それすらも、無残な蹂躙がすりつぶしていく。

ズッズブゥ、ズチュッズッ、ズブブッグブッ、ズッ、ズブブッ、

肉欲は、音と動きに増幅され、
ロープに染み込んでいた強力な媚薬が、さらにそれを増強する。
男たちの間で、ドロドロになった肉体が、揺れ動く。

いやらしい音が、肉体を完全に支配し、
アリシアの意識は、闇に堕ちていった。
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