アリシアの受難・その4
『あ…ああ…』
うめき声が、脳裏をさまよう。
ズルッ、ズルズルッ、
「おいひぃ…んあんっ…あああ…」
脳髄の蕩け堕ちるような声。
可憐な唇が、卑猥に広がり、
ヌルヌルの口内で、可愛らしい鼻筋へ、
しびれるような異臭が駆け上がる。
赤く濡れた舌が、とろとろの粘液にまみれ、
唾液が湧き出し、口の中があふれ、
飲み込む動きに、男の凶暴な呻きが深く押し込まれる。
細い、白いのど。
それが膨らむほどに、飲み込み、
唇の、舌の、のどの蠢きに、巻き込まれ、飲み込まれ、
そして・・・・暴発した。
「んっ!、んん〜〜っ!」
ドギュウウッ、ドギュウウウッ、
細い指が震え、激しく握られる。
飲み込むえぐみを帯びた濁液、膨れ上がる異臭、
それが、彼女の上気した頬を興奮に染め、
飲み込む味と臭いが、メスの本能を湧き立たせる。
ドギュウウッ、ドギュウウウッ、
繰り返し、打ち上げる射精、のどが鳴り、飲み込み、飲み干す。
『あああ…おいしい…舌が熔けちゃう…』
その快感が、身体の芯を染み透り、熱く濡らした。
ズブッ、ズブブッ、ズブッ、ズブブッ、
醜悪な欲望の音が、初々しいピンクの肉をかき分け、
節くれだつ肉塊と化して、少女の胎をえぐり上げる。
閉じられ、封ぜられた眼が、黒いアイマスクの下で、涙を流し、
「うあああ…熱いいっ、んあっ、入るっ、入ってくるううっ!」
穢れた滴りに、濡れた唇が、突きあがる衝撃に声を上げ、縛られた腕を震わす。
奇怪な彫像のように、細い裸身は裸のまま縦横に縛られ、
X字に組み合わされた丸太に、吊り下げられている。
両手、両足は後ろに縛り、つながり、
細い首からしなやかな身体を、幾何学的な模様のように縄が拘束し、
小ぶりの乳房を絞り出すように締め、
なおかつ縄と結び目がまっ白い柔肌に食い入る。
長く美しい腿を縛り広げ、まっ白な内股を晒し、
わざと結びあわされたコブが、陰核を的確に押さえ、刺激し、
二本の縄は、その下へ、内側へ、可憐な陰唇の外側を食い込み、
押し出すように、柔らかな部分を刺激する。
興奮に染まった裸体は、吊るされたまま、
縄は食い込み、絞り出し、責め立てる。
そして、それを見る男を、何倍も興奮させ、
その興奮は、凶暴な欲望となって、押し出された陰唇をえぐるように貫いていた。
「んあああ、いいいっ、あうっ、うっ、あああっ、」
縄の刺激、押し込まれる動き、
律動の衝撃に、食い込む縄の苦痛はスパイスと化し、
縄目のコブが、乳首を、わき腹を、背筋を、そして陰核を、
狂うような刺激で、刺激し、転がる。
「喘いでばかりいるんじゃねえ」
のたうつアリシアの顎をつかみ、
口をふさぐ凶暴なペニス。
生温かい肉と、脈打つ血脈の感覚、
口が透明な唾液にあふれ、アリシアは男の味に秀麗な眉を震わせ、
思わずしゃぶりつき、身体を責め抜く快感に身を浸す。
わななく尻肉をつかみ、責めまくられ、ひくつくすぼまりを、
こねくる切っ先。
「んうう!、んん〜〜っ!」
『だ、だめえっ、そ、そこ、今は・・うああああっ!』
メリメリメリッ
めり込まされる男根に、体中を火花が散った。
びくんっ、びくんっと痙攣する肌が、強烈なピンクに染まり、
絶頂の波が、全身を突きぬける。
ズボッ、ズボオウッ、ズボッ、ズボオウッ、
ゾブッ、ゾゾゾッ、ゾブッ、ゾゾゾゾウッ、
肉がすれる、粘膜がこすれあう、
男の突入が、深く身体を穿ち、アナルのわななきが、ちぎれんばかり締めつける。
陰唇が広げられ、縄を押し付け、はさまれて喘いだ。
亀頭の暴力が、胎内をえぐり、ゴリゴリとめり込まされ、
夢魔の女陰は、歓喜に濡れ、あふれて受け止める。
藍色を帯びた紫の髪がそそげだち、
火花と星が、目の前をまっ白に染める。
『おっ、おなかがっ、おなかがあっ、熱いっ、すごいいっ!』
両穴を責めまくる律動が、
濡れた肉の中を、凶暴に荒れ狂った。
充血した胎内を、打ちのめす律動に、
折れんばかりにのけぞり、のたうつ。
肉のピストンが、濡れあふれる膣を蹂躙し、
ひくつく括約筋を広げ、喘ぐ直腸を掘り崩す。
広げられ、掘り崩されるぴくぴくする薄茶のすぼまり、
赤黒い律動に広がり、縄に挟まれ、充血する陰唇、
だらだらとこぼれおちる粘液は白く濁り、
引きずり出されるピンクの襞が、巻き込まれ、引きずり込まれ、
か細いうめき声を、激しく、繰り返させる。
それでも口を離さず、よだれすらこぼし、呻き、のけぞる。
汗と、愛液と、精液、
濡れた縄がぬらぬらと滑り、
縄目が、柔肌に赤く痕を残し、きしみ、当たり、
全身がのたうちまわる。
「んっ、んっ、んっ、−−−−−ぃぃぃっ!!」
白い歯を、噛みちぎりそうに震わせ、絶叫がこぼれる。
ドブッドブッドブッドブッドブッドブッ
立て続けの濁音が、のどに突入を繰り返し、
むせ、飲み込み、口からこぼれおちる。
頬を赤く染め、のけぞる顔中に、熱い滴りが激しく浴びせかける。
ゴズッゴズッゴスッゴスッ
子宮口をつぶすような、狂気じみた暴行が、アリシアの最奥を嬲り、
熱した固い亀頭の感触が、音を立てて突き刺さってくる。
グボッグチュグボッグチュグボッグチュ
アナルを掘り崩す律動が、身体を揺さぶり、
いきり立ち、そり返ったペニスが、お腹を掻き回し、
こねまわし、引きずり出すような律動を繰り返す。
赤い舌が、犬のように喘ぎ、卑猥な喘ぎと声が、
体の奥からあふれるように、こぼれおちる。
「おなっ、おなかっ、おしっ、おしりっ、ひあっ、ああっ、
すごっ、タプタプ、いってっ、いっぱいっ、いっぱいっ、
こすれっ、いくっ、あぁうっ、きゃうっ、こすれるっ、いくっ、いっちゃうっ、」
ギシッ、ギシシッ、ギシッ、ギシイッ、
吊り下げられた丸太がきしみ、
上下する裸身が反り返り、広がり、痙攣する。
淫らな笑みが、目隠しの下に広がり、
叩きつける肉が、深く、奥まで、アリシアを貫いた。
「ひぎいいいいいいいいいいっ!!」
ドバッドバッドバッドバッドバッ
ドビュウウウウウッドビュッドビュッドビュッ
狭口を撃ち抜かれる、熱液が子宮に突き刺さる。
アナルが突きぬかれ、震えわななく尻肉に、指が深く食い込む。
のけぞる腰が、両方からアリシアの体を突き上げ、貫き、
男たちの子種が、胎内を暴走した。
がくがくと、壊れた機械のように、腰が打ちつけ、
アリシアを何度も突き上げ、あえがせた。
その腰が抜け、至福で白濁した表情のまま、へたりこむ。
吊るされた女は、汚れ切った肉体をくねらせ、
美しくも淫らに、じんじんと繰り返す快感に、肌をひくつかせる。
「おい、おつぎ〜、って…あんた二度目だろ、大丈夫かい?」
目の下くまで真っ黒の男が、それでも半分壊れた笑いを浮かべ、
「こ、こんなすげえのは、二度とねえかもしれねえんだ。
それより、精力剤よこしやがれ。」
リーダーのゾヌマが、あきれながらも、かなり高い精力剤(20クラウン)のビンを渡してやると、
男はがぶ飲みして、別の男たちと、目をぎらつかせ、
アリシアの体をつかみ、広げ、嬲り始める。
男の手の感触が、淫らな美少女の興奮を再びゆりもどし、
甘いため息が聞こえた。
ギシッ、ギシシッ、
少女の細身の腿が、男の腰を締めつけ、
激しく動き始めた少女の身体は、滴を散らし、揺れ動く。
すでに国境地帯の、大型の集落は3つ目、
「んん〜〜っ、んっ、んうううっ」
暴走状態の夢魔族の娘アリシアは、まるで底なしの性欲のままに、
群がる男たちの欲望を、存分に受け入れ、飲み込み続けている。
あれだけギチギチに縛り上げ、一晩中輪姦されながら、
身体からほとばしる淫らなオーラと、
艶やかにして最上の肌は、少しも色あせていない。
3日目の夜が明けかけている。
そろそろ、この集落も潮時だろう。
極上の夢魔族というのは、巨大な宝玉のようなものだ。
凄まじく金を儲けてくれる代わりに、それを欲しがる亡者たちも、恐ろしいほどに呼び寄せる。
神殿、王族、土地の実力者、下手をすると夢魔族の襲撃すらもありうる。
万が一、世界12大魔王の一人夢魔族の女王リリスなどに襲撃されたら…。
そう思うだけで、背筋が凍りつきそうになる。
世界中を飛び回り、神殿や王族に性奴隷として囚われていた、
多くの夢魔族を救い出したリリスの恐怖は、今なお語り草になっている。
「うぐっ、うっ、うおおおおうぶううっ!」
腰を突き上げなら、男が泡を吹き、
アリシアのわななく尻に、己の生命全てをそそぎつくそうと、
腰をたたきつけ、白目をむいていた。
あわてて引き離す。
「おいっ、痙攣してるぞ。しゃもじ噛ませろ。」
「なんだよしゃもじって?」
「ああっ、なんでもいい革ベルトでもなんでも、舌を噛むぞ!」
だが、
「ああんっ、ま、まあだあぁぁぁ…」
細い腰をくねらせ、物足りなげな声が、寒気のするほどのみだらさで耳を打つ。
待ちかねていた男が、服を脱ぎ捨てて駆け寄った。
この夜だけで、100人近いんではなかろうか。
これほどの逸材、どんな権力者もよだれを垂らして欲しがるだろう。
彼らぐらいの集団では、神殿、王族、大貴族などでも、
目をつけられたら、助からない。
よくて、娘を取り上げられたあと、ボコボコにされて叩き出されるか、
運が悪ければ、全員埋められてしまうだろう。
彼らが、儲けの大きそうな都市に近づかないのも、
そういう権力者に取り上げられかねないからだ。
夜明けの赤みが、空にかかる。
あと半刻(一時間)以内に、夜があける。
「…ん?」
ゾヌマが、耳をそばだてた。
「うっ、えっ…えっ…」
爛れ堕ちるような喘ぎが、いつの間にか、かすかな嗚咽に変わっていた。
凶暴なみだらさが、次第にさわやかな清楚さへと変わり、
恥じらいに染まった肌は、さらに強烈に男をひきつける。
それまでの、淫乱にして欲望に爛れた動きは、
羞恥とはかない怯えをまとい、
生唾を飲むような、雄の征服欲を掻き立てる。
「い、いやあ…だ、だれ…は、入らないでぇぇ…、
おなかが、おなかがあぁぁぁ……」
か弱い声、押し入る雄のペニスに、恐怖と絶望をあえぎ、
身体をしびれさせる快感に、必死に屈しまいと、無駄な抵抗を繰り返す。
だが、その身体は夢魔の女、
肉欲の快楽から、逃れるすべも、力も無い。
身体を縛るロープ、その縄目とコブが、彼女を責め狂わせ、
男根の凶暴な律動に、両方から責められているという現実は、
アイマスクで閉じられた視界に、身体の戦慄するような快感とともに、
強烈な映像を結んでいる。
そして、そのはかない抵抗こそが、
羽毛でなでるように、男の喜悦と征服心を刺激する。
ズッ、ズブッ、ズッ、ズウッ、ズブッ、ズッ、
「や、やめて…いや…んうっ」
喘ぐ口を、惜しそうにふさぐ男。
だが、その唇の蠢きと、必死に抵抗する舌が、
亀頭の先端をこねくり、広げ、強烈に刺激する。
「んっ、んーっ、んんっ、んんぅっ、んーーーーっ!」
『いや、だれ、こんなの、いやあっ、私は、私は、サイだけの、なのにいいっ!』
絶叫する魂、もがき狂う肉体、
しかし、その激しい動きは、男を絶頂へとたたき落とす。
「すっすげえっ、でっ、でっ、出るううううっ!」
ギシッギシッギシッギシッギシッギシッ
男の、手がひきつけ、泣き叫ぶアリシアの子宮口を貫いた。
「んううううううううううううううっ!!」
口に、のどに、醜悪なほとばしり、
子宮に、突き刺さり、脈動が暴走する。
ドボッドボッドボッドボッ
ビュグッビュグッビュグッビュグッビュグッビュグッ
拒絶が、強烈な締め上げとなり、
口が、膣が、子宮口が、男を絞りつくし、精液の奔流がアリシアを貫いた。
焼き尽くされるエクスタシー、
のけぞり、痙攣する裸身が、数え切れないほど繰り返された狂乱に、
服従する肉体は、素直に受け入れ、飲み込み、注ぎ込まれていく。
陰嚢がカラカラになるまで、
男たちは、彼女の中へほとばしった。
ようやく、抜け落ちたペニスが、
ひくつく腰と、あえぎ、絶望する口から抜け、
広がった縄の間から、痙攣するたびに、
アナルから鮮やかに、膣口からぬめり飛び、
柔らかな胎内いっぱいに詰め込まれづづけたザーメンが、
濃い塊となって、繰り返し飛び散っていく。
残酷な縄は、その腿を広げ、こぼれおちていく無残な有様を、
晒し、見せつけていた。
「うっ…ううっ…ひっく…ひっ…」
暴走していた夢魔の血は、ようやく満足し、静まったらしかった。
だが、それは同時に、アリシア本来の意識の覚醒を意味する。
そして、彼女の苦難は、まだ始まったばかりなのである。
強力な魔力封じと、集中拡散のロープで縛られ、
封じの結界を刻みつけた丸太に吊られ、
何の力も無い夢魔の少女は、男たちの手が、身体にかかるのを感じ、絶望する。
「いや、いや、やめてぇぇ……」
かすかな悲鳴が、くぐもり、そして濡れた音が再び続いた。
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