災難な出会い その2(18禁版)
「おいおい、そんなにむくれると、美人台無しですぞ。」
ぶんむくれのリリシアに、マレッジ・グレイン第6陸戦隊統括武官は、
からかう口調で軽口をたたいた。
「ふんっ、お母様の公認でしょ、したいようにすればいいじゃない。」
首にしっかり赤い鎖がつながれ、どう見ても異常な関係にしか見えない。
しかもこの鎖、リリシアを拘束しないのである。
だが、うっかり足をとめたり、逃げようかとか思ったりすると、
黒い影が、笑いながら浮き上がる。
あれにつかまるぐらいなら、マレッジに乱暴された方が、はるかにマシと、
リリシアは、腹を据えていた。
「ふむ、そう言えばそうですな。時は黄金よりも貴重だ。」
わくわくした顔のマレッジに、ふうとため息をつく。
「で、どこへ行く気なの?」
ウオオオオオオオオッ
獣じみた雄叫びが、無骨な鍛錬場を揺るがすように響く。
マレッジに連れられたリリシアが入って来たとたん、
汗にまみれ、剣をふるっていた男たちは、声を上げたのだ。
リリシアは、マレッジに命ぜられるままに、白い清楚なロングドレスに着替え、
角を隠し、メイクをかなり変えさせられた。
髪も後ろに結いあげると、近隣に鳴り響いた美貌はさらに際立ち、
メイクの効果もあって、絶世の人間の美女に見えた。
「ほおおお、これは…綺麗だ。」
目を丸くするマレッジに、ちょっと頬を染めるリリシア。
だが、強引にキスをされ、いきなり裾を割られ、あそこを激しく撫でさすられる。
「なっ…ちょっと、急にっ。」
「花嫁を襲ってる気分だぜ。」
ドキイッ、
意外に乙女チックなところのあるリリシア、
花嫁と言われ、身体がかっと熱くなる。
「おおっ、いきなり濡れ濡れになるじゃないか。かわいいぞリリシア。」
「ばっ、ばかあぁぁ」
がくがくする腰をつかまれ、スカートをめくり上げられる。
白いレースがさらに興奮を誘い、鼻を広げて熱い息を吐いた。
美しい白桃のような尻をひき剥かれ、ひんやりした風が火照った尻を冷まし、
足を広げさせられ、後ろから貫かれた。
「んあっ、あっ、ああっ、いきなりっ、太いっ、うあああっ」
そうとうでかい、30センチ近い巨根が、ずぶずぶ、グリュグリュ、
遠慮会釈なくリリシアを突きあげ、足が浮き上がる。
キュウキュウ締めあげてくる、激しくくびれ、くねる胎内に、
男根がいきり立ち、血管がこすれ、亀頭の膨張が底を突きさす。
「うあっ、あっ、あああっ、ああああっ!」
絶叫するリリシアを、胸をつかみ、腰を突きまくる。
肉の律動が、胎内を奔馬のように駆け抜け、
馬並みの巨根は、彼女の意識を踏みしだき、肉の悦楽で理性を打ち砕いた。
「あーっ、ああっ、いっく、う、う、うあっ、ひっ、ひあっ、」
腰が浮き、足が地につかない、驀進するマレッジに身体が宙を跳ねる。
痙攣が底に突き刺さった。
ドビュウウウウウウウッ、
「うっ、あーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」
エクスタシーに貫かれ、痙攣する細い腰。
震動が、脈動が、胎にドクッ、ドクッ、ドクッ、とまき散らされ、
熱く沁みとおり、リリシアの中に深く広がっていく。
「なんってっ、量なのよぉ…」
馬なみのサイズに、それ相応の濁流が押し寄せ、リリシアは喘いだ。
だが、
ズブッ、ズッ、ズッ、ズッブブブブッ、
「うあっ、ああっ、まだっ、いったばかりっ、なのにっ、」
悲鳴が律動に貫かれ、しがみついた椅子がきしんだ。
抜かずに立て続けに犯され、艶やかな声が、さらに2度か細い悲鳴を上げた。
そんな美人が、汗臭い鍛錬場に現れたのだ、男たちは目が釘付けになる。
優美な白いドレスと、それに隠すこともできない美麗な曲線。
憂いを帯びた美貌は、生唾を飲むような妖しさで、男の根っこを直撃する。
『ううっ、こんな所へ連れてきて…何させられるんだろう。』
いつもと違う格好と髪型は、なんだか普通より恥ずかしいような気がして、
どうにも落ち着かない。
とは言っても、普段のビキニやひも水着に近い格好より、ずううっと露出が少ないのだが。
『ま、まさか、全員のアレを『ピー』しろとか、
もしかしていきなり、全員と『ピー』しろとか…』
内心暴走する妄想に焦りまくりながらも、必死にそれを押さえつける。
なにしろ汗臭いむくつけき男たちが、わらわらと、目を光らせて寄ってくる。
血を流したり、縫いあとも痛々しい男もいる。
連中からすれば、ほんのかすり傷だが、女性であるリリシアにとっては相当刺激が強い。
それに、
「隊長、その美人についた鎖はなんです?」
「ああ、この女ちょっと不始末をしでかしたんでな、
今日一日はおれの奴隷だとよ。」
「うおおっ、いいなあ」「うらやましいぜ、こんちくしょう」「こっちも貸してくださいよ」
喚いたり口笛を吹きまくる連中に、
「今日は試合の日だったなぁ。どうだ?、今日の景品にこの女を賭けてやるぜ。」
「「「「うおおおおおおおおっ」」」」
凄まじい雄叫びが上がる。
「気合いを入れろ!、男を見せろ!、」
「「「「うおーーーーーーーーーっ!」」」」
当の本人が仰天している間に、リリシア天覧試合が始まった。
参加する40人の男たちは、彼女が見ているというだけで、エキサイトし、
流血相打ちは当たり前、場外乱闘や延長試合まで起こり、凄まじいほどだ。
リリシアも、次第に興奮し、だんだん足をもじもじさせだす。
そして決勝戦はすごい事になった。
耳長のブロッジアと、雷剣のガーマニィが一歩も引かず、
延長3回でも、決着がつかなかった。
「それまで!」
マレッジが、手をあげて静止した。
「いい試合だったぜ二人とも。」
耳の大きなひげ面のブロッジアと、背の高い細身で両手剣使いのガーマニィは、
それでも、目を血走らせてにらみ合っていた。
「どっちが先だ?」
両者目を丸くして、歓喜の表情になる。
ブロッジアが、コインを出した。
「表だ」
「じゃあ裏でいくぜ。」
キイン、はじかれたコインに、ブロッジアが舌打ちする。
「わりいな、先にいくぜ。」
血管の浮いたたくましい身体が、座っているリリシアの目の前にしゃがんだ。
「おう、ねえちゃん、スカートをめくりな。」
頬を少し染めていたリリシアは、おずおずと長いスカートをまくりあげる。
白いレースはじっとりと濡れ、しずくが腿を伝っていた。
「おほほ、見ていて濡れてたのかい。それなら、前技はいらねえな。」
リリシアを椅子に押し付けるようにして、白ストッキングをはいた足を、
ぐいと持ち上げ、下着をずらし、とろりと蜜を流す淫花を、先太の大蛇が襲った。
「ひいっ、うああああっ!」
周り中から、火の出るような視線が見ていた。
そして、焼けた鉄のような大蛇が、リリシアの膣を襲い食った。
ズブブブブッ
ぼこぼこの血管が這いまわり、蛇の頭のような亀頭が、喰らいつくようにめり込む。
さんざん男たちのたぎりを見せられ、濡れに濡れていた膣は、
歓喜に涙し、喰らいつくそれを、迎えて締め付ける。
「ひいっ、ひいいっ、うっ、あっ、あひっ、ひっ、あああっ!」
ギシッ、ギシッ、ギシギシッ、ギシッ、キシッ、
椅子がきしみ、押し曲げられた身体が、貫かれ、突き立てられ、えぐられ、
リリシアは、羞恥と興奮で体中を染めて、犯され、視姦され、しびれてしまう。
ぬめる膣、粘膜がこすれ、ゴツゴツ、ギシギシ、中が音をたててまぐわい、
赤みを帯びた紫の瞳は、もうろうとうつろい、エクスタシーの大波が、
身体を、腰を、子宮を突き抜けた。
「いっいっちゃううううううううううううううっ!!」
「ふんぐっ!」
ドビュアアアアアアアアアアアアアアアアッ
のけぞるリリシアに、根元まで大蛇が突き刺さり、
白濁の毒液を、子宮に立て続けに打ち込んだ。
ビクッ、ビクッ、ビクッ、
腿を開かれたまま、痙攣し、喘ぐ唇が涎を垂らして、
陶酔に全身がしびれた。
毒液は、子宮まで痺れさせ、染み込む感覚に何度も震えた。
「おれは、咥えてもらおう。」
ブロッジアが、べろんと出したそれが、つんときつい匂いを発し、
蕩けた顔のリリシアは、あそこがひくひくと動くのを感じた。
可憐な唇を濡らし、広げ、はむっと咥え、鼻孔まで広がる匂いに唾液があふれる。
「んん、んちゅ、んっ、んふ、んっ、んっ、」
唾液がからみつき、舌先がなでまわし、唇がキスから咥え、こすり、
夢中でフェラを繰り返す。
「すげえ、具合いいぜえ。」
あぐあぐと、亀頭をあまがみする。ごくりと唾が鳴り、ブロッジアも必死にこらえる。
腰が抜けそうな快感に、びくびくとペニスが震えた。
リリシアの頭をつかみ、口を深く犯した。
「んんっ!」
そのまま喉を犯すように、深く押し込み、押し込み、口を蹂躙する。
イマラチオの凌辱は、むしろリリシアには新鮮で、あそこがジンジンしてしまう。
ディープスロートを繰り返し、喉に押し込まれるえずきで刺激し、
舌全体でくるみ込み、すすりあげた。
「うおおおおっ」
ビュグッ、ッビュグッ、ドビュウウッ、
細い喉が、ごくっ、ごくっ、と音をたてて飲み込む。
口が、鼻が、異臭に征服され、恍惚とリリシアは味わい、飲み込んだ。
顔に引き抜かれたペニスが、また飛ばし、美貌を卑猥に彩った。
「くそおおおっ、いいなあっ。」
「おれもやりてええっ」
今夜は、男たちは女を買いに繰り出しでもしなければ、収まらないだろう。
試合の後、手当てや水浴びをして、殺風景な大食堂へ集まった男たちは、
目を見張った。
首輪をつけ、腰の下着一枚の先ほどの美女が、怯えた表情でたたずんでいた。
「いつものまずい飯だが、今日は美人の給仕つきだ。良く味わって食え。」
首輪は、犬のそれだが、ほぼ裸の女性がそれをつけていると、
そそられることおびただしい。しかも極上の美人ときているから、
全員鼻の下が倍ぐらい伸びていた。
「ひんっ、やんっ、」
全員に、酒を酌をして回るリリシアに、男の手や指が、胸や尻、腿に、
大胆にさわり、撫でまわし、わしづかみにする。
またリリシアの声が、かわいらしいので、なおエスカレートする。
しかも吸いつくような肌は、触られますます色っぽく色づく。
「お前ら、意外に遠慮深いのな。こういう事とか」
マレッジが、後ろからリリシアの両胸をつかみ、揉み絞った。
「ひいっ、だっだめですううっ、」
豊かで美しいベル型の胸は、マレッジの手にもあまるほどで、
揉み出された乳首が、ぴんと勃起し、震えた。
「こんな事とか、」
下着の中に右手を突っ込み、くちゃっ、くちゃっと濡れた音をたてて、掻き回す。
「うあっ、あっ、だめえ、そっ、そんなあっ、」
「こうとかせんのか?」
馬なみの巨根が、そこを突きあげた。
「いひいいいっ!」
ガシャンッ、
酒の瓶がおちて割れた。
立ったまま、がくがくと白い裸身が揺れ、周りに群がる男たちに隠れていく。
『見られちゃうっ、見られて、ああっ、おっきいのにっ、あそこがっ、あそこがっ、』
なみだ目で、腰をガクガクさせるリリシア、
次第に身体の芯から熱く融け始めてしまっていた。
群がる男の一人が、その口を犯した。
「んっ、んうっ、ううっ、うっ、」
くぐもった声が、薄暗い食堂に響き、唇が深く犯され、喉がうめいた。
突き上げるあそこが、ジンジンしびれ、
群がる男たちの手や指が、白い肌を嬲り、もてあそび、
リリシアは次第に、理性のタガも何もなくなっていく。
あそこを広げられ、犯される秘所を晒され、指先がつまみ、痙攣が身体を貫いた。
ドブグッ、ドブグッ、ドブグッ、ドグッ、ドグッ、
のけぞる腹に、波打ち、突きあげ、注ぎ込んで、
何度も絶頂に貫かれた。
引き抜かれた瞬間に、別の男が押し込んで、ヌルヌルの膣を貪り犯す。
顔に精液が飛び散り、ぬらし、汚した。
胸がつままれ、揉まれ、握られ、喘ぎ、上下し、跳ね上がる。
男の律動が腰を揺さぶり、肉を犯し、膣をこねまくる。
ゴスゴスゴスゴスゴスゴスゴスゴス
叩きつける激しさに、目が火花が散り、腰が砕けそうな快感に全身が揺さぶられ、
のけぞり、足を震わせ、男にしがみついていた。
痙攣が子宮を貫き、精液が胎内をどばどば飛び散り、
白い歯をくいしばって必死に失神を耐えた。
起こされた身体を、下から貫かれ、後ろからアナルがこねられ、
喘ぎながら、力を抜くと、びくびくするペニスが、ねじ込まれ、絶え入る声を上げた。
「うっ、うあぁぁぁぁぁ、」
自分から膣を貫く男にしがみつき、アナルをえぐられる感覚に腰をのけぞらせ、
腿を締め付けて、膣をからみつかせていた。
口も手も、群がる男の物となり、犯され、握らされ、しごき、すすりあげる。
胸も、腿も、背中も、髪も、見知らぬ男たち、それも最低のならず者たちの物として、
嬲られ、もてあそばれ、指のあとをつけられ、精液で染められる。
「うあっ、あああっ、あはんっ、あんっ、ああっ、もっ、もっと、もっとおおお…」
ゴスッゴッゴスッゴッゴスッゴッ
ズッズンッズッズンッズッズブッ
交互に責め立てる男根の暴行、アナルがわななく、膣が蠢く、
身体が揺さぶられ、薄い肉が張り裂けそうに襲われ、胸が激しく揺れ動いた。
のけぞり、喘ぐ、
悶え、つっぱり、痙攣した。
同時に、突入する絶頂が、ダブルでリリシアを貫通した。
「いぐっ、いぐっ、いぎいいいいいいいいいいいっ!!!!」
ドビュウウウッ、ドビュウッ、ドビュッ、ドビュッ、ドビュッ、
ドクンンンンッ、ドクンンッ、ドクンッ、ドクンッ、ドクンッ
舌を震わせ、目を見開いて、のけぞり、痙攣する裸身。
男たちの暴行の証が、胎に、腸に、あふれ、奔騰する。
白目を剥いて、しがみついたまま痙攣するリリシアに、ニヤニヤ笑う男たち。
「あーあいっちまったぜ、ぶっ壊れたんじゃねえか?」
「かまわんだろ、あそこがぶっ壊れたわけじゃなし。」
「それに、具合いいしなあっ、こりゃあっ。」
ずぶずぶと貫かれ、ひくひくする彼女を、別の男が髪をつかみ口を犯し、
足を広げさせ、アナルをえぐり、激しく輪姦を繰り返す。
「いひっ、ひっ、いふっ、んっ、んうっ、ううっ」
淫魔の血が、狂乱に沸騰し、激しい凌辱が悦楽と化して全身を痺れさせ、
リリシアの身体は男に狂い、セックスに歓喜し、射精されるエクスタシーに喜悦した。
のけぞる男の腰が、リリシアをこじ開け、子宮をえぐって中に注ぎ込んだ。
交代する40人からの男が、力なく乱れ、喘ぐリリシアを嬲りぬいていく。
マレッジも、男たちに混じってアナルを、口を、そして何度もリリシアの胎に突き入れ、
たっぷりと生で注ぎ込んで、なすり入れた。
壊れる姫の美麗な裸身、汚される美貌と肌、痙攣する広げられた秘所、
その姿がたまらなく興奮する。
そしてまた勃起したペニスを、馬なみのそれを、リリシアのヴァギナに突っ込み、打ちつけた。
「あっ、あああ……」
壊れた人形のように、リリシアの裸身は足を開き、手を投げ出し、
全身ドロドロにされて、かすかにあえいでいた。
一晩中輪姦され、先日の騒動にも負けないほど嬲りつくされ、
白目を剥いて失神して、失神したまま、嬲られ続け、
おびただしい男たちの欲望に貪り尽くされていた。
マレッジは、満足げにわずかな酒を舐めながら、それを見て楽しんでいた。
さすがに、何回出したかもわからないほどリリシアに出し、勃起はしそうにないが、
彼女の痴態は、この男の嗜好には実に甘美だった。
いっそかっさらって、どこかに店でも出して、
彼女を売りながら、自分も楽しんで、などと勝手な妄想を考え、
おぞましい自分のそれを酒と共に苦く味わう。
リリシアを古毛布にくるんで背負い、王宮へと運んだ。
「で……何で俺はここにいるんだ?」
リリシアを、たまたま待っていた侍従長のレリーナに渡し、
部屋へ戻ろうと後ろを向いた。
ここまで徹底的にやらかした以上、すぐに逃げる支度を始めた方がいいだろう。
と、思った瞬間首が締まった。
後ろから襟をつかまれ、ぐいと手をひねり、一気に頸動脈を締めあげられた。
『しまったっ!?』
昨日からあまりに抜きすぎて、ちょっと油断したかと、
わずかに後悔のほぞをかむ。
脳貧血で後ろに倒れこむ途中、暗くなる視界に、リリシアの笑顔が写った。
「で……何で俺はここにいるんだ?」
気がつくと、そこは、湯船の中だった。
全身がヒリヒリするぐらい洗われ、ひげもしっかり剃られ、
巨大な湯船は丁寧に磨かれ、一度に数十人でも入れそうな大きさだ。
「目が覚めた?」
湯気の向こうから、聞きなれた声がした。
上気し、ツヤツヤした笑顔のリリシアである。
「あのお…リリシア、様?、なんで俺はここにいるんですか?」
なんとも間抜けな質問だと、思わずにはいられないが、
どう見てもこの湯船は、王族専用の大浴場。
もちろん、リリシアも全裸で、美しい裸身を澄んだ湯の中にのびのびと伸ばしている。
「あたしが引っ張り込んだからよ。」
つまり、あのとき毛布から腕を伸ばし、逃げようとしたマレッジの襟をつかみ、
軽くひねり倒したのは、笑顔のリリシアだったわけだ。
「うっふふふふ、あんな楽しい事を教えといて、
いまさら逃げようなんて許さないわよ。」
背負われている間に、目を覚ましたリリシアは、
マレッジの逃走経路と金の事をつぶやく口調から、逃げだすつもりなのを察した。
リリスの軽口(本気なのだが)と、その場の勢いがあったとはいえ、
第一王女を徹底的に輪姦しまくり、穢しまくり、嬲りつくしたのだから、
やはり逃げだしたくなるのは無理もあるまい。
チャポ
すうっとリリシアの裸身が寄り添ってきた。
「そ・れ・に、二人っきりの時は、リリシアって呼んでぇぇん」
赤いサクランボのような唇、濡れたような声、マレッジは興奮してしまう。
「おっ、おう。じゃあリリシア、もう一回いいか?。」
「ええ、何度でもよろこんで。」
彼の屹立した馬なみのそれに、輝く裸身を乗せて、ゆっくりと沈めた。
「んっ、あっ、やっぱり、おっきいいっ」
ザブッ、ザブッ、
湯が激しく泡立ち、彼の上の裸身は、ゆっくりと揺れ、上下に弾み始めた。
激しく、甘い声が、風呂場を濡らし、染めていく。
1時間後、マレッジは5回も搾り取られて、げっそりとやつれ風呂を出た。
だが、これからの困難さは、想像することすら出来まい。
彼は一つ大事な事を忘れていた。
リリシアは最も強烈な夢魔の血を持つ『魔王』の娘なのである。
その血を目覚めさせてしまうと言うのがどういう事か、
これから天国と地獄を、バスケットボールのようにドリブルする事になるマレッジは、
身を持って思い知らされる。
すでに彼用に用意されている朝食は、
毒蛇のスーパースタミナ焼き、
強精スッポンガメの血とエキスのにこごり、
メス百匹を従える大王オットセイの陰茎スープ。
などなどEtc。
今日中に、マレッジが絞り殺されないことを、祈っておこう。
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