『獣(けだもの)姫の夜』−−前編−−
薄暗いほこりじみた倉庫の中で、悲鳴が上がった。
短いジーンズ地のジャケットがはぎとられ、
Tシャツが引きちぎられる。
ノーブラの胸がぷるんと震え、
悲鳴が大きくなる。
「いやっ、いやああっ!」
皮のミニスカートがめくられ、
荒い網のタイツが何本もの手に破られる。
赤い下着に、手がかかった。
暴れようとしても、
裸の腕に、肩に、男たちが笑いながら掴み、ひきずる。
わずかにソバカスのある、整った白い顔が青ざめ、
栗色の目が大きく、悲痛に広げられる。
「放してっ、やあああ、やめてええっ」
マッチョな坊主頭の日焼けした大男が、
暴れる彼女の上に、容赦なくのしかかる。
女性も背が高く、175センチはあるが、
大男は190を超える巨体だ。
「でけえ胸してんじゃねえか」
それこそ真っ白な、乳房の膨らみを、
無造作に握り締め、指の間からはみ出させる。
痛みで悲鳴を上げるのを、ニヤニヤ笑いながら、
激しく掴み、揉みたくる。
「ぐっへへへ、俺のはでかいからよお、
裂けちまうかもなぁ。」
ズボンから引きずり出したそれは、すでに隆々としていて、
27,8センチはある上に、異常に亀頭が横に張り出している。
「ひいいっ、いやあああっ、誰かああっ!」
必死であがくありさまは、むしろ男たちを興奮させるだけだった。
両手、両肩、両足首をつかまれ、押さえ込まれ、
もがきまわる女性に、坊主頭がのしかかる。
おびえたピンクの襞が、強引にこじ開けられる。
ゴキュルッ
「ひぎいいいいいっ!」
凶器に等しい代物を、濡れてもいないヴァギナに突っ込まれ、
嫌な音を立てて、貫かれる。
痙攣する女体に、男は容赦のかけらも無く腰を振った。
グリュッ、グリュッ、ゴジュルッ、
「痛い、痛いいっ、抜いてええっ」
涙を流し、突き上げるたびにのたうつ女体に、
興奮と欲望をつのらせる男たち、
白い腿が、ぐいと広げられ、グリグリとねじ込まれ、
胎内をえぐられ、強姦される感覚に、のけぞる女体のアーチ。
豊かな腰をひきつけ、浮き上がらせ、
男のラストスパートが、激しく殴りつけるように、突きまくった。
「ひぎっ、いあっ、いやっ、お願いっ、やめてええっ、」
内膜をえぐり、子宮を潰さんばかりに突き上げ、
巨大な男根は、ほとんど根元まで突っ込まれ、
膨張と痙攣が、最後のトドメを押し上げる。
「いやっいやぁっ、止めて、止めて、抜いてえええっ!」
悲鳴と、痙攣が、白い裸身全体を震わせ、
男の雄叫びが、その胎に突き刺さった。
「あひいいいいいいいいいいいいいいいいいっ!!」
ドビュルウッドビュルッドビュルッドビュルッドビュルッ
濃く固まりのような粘塊が、子宮口を貫き、内奥を強姦する。
のけぞる腹が、盛り上がり、震え、脈打つ。
中に爆発的な量の射精が繰り返され、
汗にまみれ、うめき、腰を突く男の精子が、
なおも執拗に、子宮になだれ込んでいく。
痙攣し、絶望する、見開かれた栗色の瞳、
それを、嬲るように、何度も、何度も、突き上げ、雄叫び、射精し、
女の内部全てを蹂躙する。
呆然とし、力なく投げ出される裸身、
詰め込まれたザーメンが、あえぐように吹き出す。
「さあ、これからが、ほんとのお楽しみだぜ。」
「い・・・い・・・や・・・」
か細い悲鳴とともに、女の身体は男たちに埋め尽くされた。
プルルルルルル
携帯の音と振動に、細くしなやかな指が、
美しい形で取り出し、可憐で細長い耳に当てる。
細い白金の髪が、明かりにキラキラときらめき、
流麗な眉と、美しい青の宝玉のような瞳が、
妖しいまでの美しさで、見るものをとらえて離さない。
可愛らしく美しい鼻筋と、あどけなく瑞々しい唇が、
鈴の音のような声を響かせる。
「はい、リナです。」
「り、リナ、お願い、急いできて・・・あううっ!」
電話の向こう側の、切迫した声に、青い大きな目を見開き、
柔らかそうな頬に、思わず細い指を当てる。
「ら、ラムファおねえちゃん、どうしたのっ!、」
「倉庫街2番埠頭の、302まで、急いできてっ、
だ、誰にも、誰にも言わないでっ、お願いぃぃ、ひいっ、」
プツッ
無情な音を立てて、携帯は切れた。
「おねえちゃん、おねえちゃんっ!」
頭が真っ白になったリナは、
可愛いスニーカーを大急ぎで履くと、
目にまぶしいような白いストッキングと、
赤のミニスカートをひるがえしながら駆け出した。
「ぐへへへ、よく言えまし、たっ!」
グリュウッ
アナルを深くえぐられ、ラムファは口にほおばったまま、
頭を激しく振った。
「ご褒美だぜっ、おらっ、おらっ、」
ヒザを抱えられ、広げられた赤い柔肉が、
痛々しく、荒々しく、
男の凶暴な性器で、えぐられ、突き刺される。
「ひいっ、ひいいっ、ああっ、いいっ、もっとおっ」
放り出された空の注射器と、
赤い劇薬マークの強烈な媚薬のビン。
強力な媚薬を打たれ、理性を失ったラムファは、
前後を貪られる快楽に狂い、
両手に握り締めたペニスを夢中でしごき、
もはや、命ぜられるままに、動くだけの肉人形だった。
男の欲望に乱れ狂い、
右足を高く引き上げられ、
広げるだけひろげられ、深々と打ち込まれる。
「ふ、深いいいっ、いひっ、ひっ、いくうううっ、」
栗色の目が濁り、視線は空虚にさ迷う。
「おらっ、いくぜえええっ!」
「くおおおおっ、孕みやがれえぃ!」
男たちの痙攣に、芯まで焼き尽くされた。
「出てるぅっ、中に、前にも後ろにも出てるううっ!!」
人気の無い倉庫に、バタバタと軽い足音が駆け込んでくる。
「お、おねえちゃんっ!」
投げ出された人形のような姿に、リナは青ざめた。
短く刈った薄い茶色の髪が、見るも無残に汚されていた。
けだるげな美しい容貌も、すらりと長い手足も、ドロドロに汚され、
芳醇なふくらみの白い乳房は、無数の指の痕が刻まれ、
ばっくりと広がった股間から、濃い目の茂みまで、
あふれる白濁に染まって、なおもびくつくように噴き出していた。
バタン
倉庫の扉が閉まった。
突然の闇に、真っ暗になったような錯覚を覚えた。
「うさぎちゃんが、一匹〜〜ぃ。」
歪んだ笑いと、うれしそうな声が、
暗い室内にこだました。
わざとストッキングとガーターだけを残し、
無残に服を剥ぎ取られたリナは、
脅され、泣きながら必死に奉仕していた。
『おねえちゃんを、もっとひどい目にあわせようか?。』
可愛らしい舌を、必死に這わせ、
小さく見える白い手で、賢明に凶悪な性器をしごきながら、
顔に、髪に、背中に、胸に、次々と浴びせられる。
グチュッ、グチュッ、ジュブブッ、
激しい粘着質な音が、下からリナを突き上げ、
小柄で真っ白な肉体を、広げさせ、突き通し、
小ぶりなヴァギナをいっぱいにしてしまう。
「んああああっ!、はひいっ、はひいいっ!」
淫靡な声をあげ、入りきれぬほどの巨根に、
串刺しにされたような錯覚が、脳髄を貫く。
反り返る白いきらめく背筋、
広がる細身のしなやかな腿、
桃色の花弁が引きずり出され、また巻き込まれる。
膣底を、強烈な衝突感がめり込み、
子宮が押し潰されそうになる。
さらにそれを、腰を黒い手が掴み、
ニヤリと笑うや、バネ仕掛けのオモチャのように、
腰を突きまくる。
「うあっ、ああヴヴっ、だめっ、壊れるううっ!」
跳ね上がる白い肢体、
熱い、異臭のする体液に、赤く酔ったような顔のリナは、
激しく跳ね上げられ、小ぶりな乳房を震わせて、のけぞる。
腰がくねり、締め上げ、貫通する男根を締め上げ、せめぎあい、
さらに、淫らに、淫乱に狂う。
「イク、イク、イク、いっちゃううううううううううううう!!」
絶叫するリナに、うめき声が子宮に突撃した。
ドリュブブブブブゥゥゥゥゥ
滑らかな腹部が、反り返り、膨らみ、
中にぶちまけられる衝撃波が、伝わっていく。
折れんばかりにのけぞり、アーチを描く身体中に、
白濁のしぶきが、飛び散り、襲い掛かっていく。
暗い倉庫に、もうもうとヤバイ煙がたちこめ、
クスリに陶酔したオスたちの狂気は、
二人の美しい姉妹を、嬲りつくし、貪り続ける。
6人に嬲られ、貫かれ、穴という穴を責められ、
リナは身体を痙攣させていた。
ラムファも、交代する男たちをしゃぶり、責められ、
性奴隷そのものと化して、男に跨っていた。
「おい、奥にいいもんがいたぜ。」
ブヒッ、ブヒッ、
300キロを超えるオス豚が、綱を引かれ、のっそりと出てきた。
しかも、発情期なのか、ひどく陰部をいきり立たせていた。
「うへへへ、こりゃあいい。」
坊主頭の大男が、いきなりリナを取り上げ、
テーブルに縛り付ける。
「メス豚に、ご褒美だぜ。オス豚と楽しむ様を、じっくり見せてもらおうぜぇ。」
リナを取り上げられ、ブーイングを上げていた男どもが、
とたんに歓声に変わる。
もうろうとしていたリナは、ぼんやりと目を開け、
縛り付けられていることに気付いた。
「え・・・・、え・・え?」
尻を突き出した形で、
両手両足を低いテーブルに、うつぶせに縛られ、
大きく広げられたあそこから、
ダラダラと胎内に詰め込まれたザーメンがこぼれ出す。
「な、なに?、ひいっ!」
目の前にいた巨大な豚に、おびえた声をあげた。
跨られた男がうめき声を上げ、ラムファの腹にたっぷりと放った。
「あらあ、リナちゃん、いいわねえ。
おっきなお友達に、してもらえるなんて。」
狂った目をしたラムファが、ケラケラ笑いながら、
ゆらりと立ち上がる。
穢されきった、妖艶で凄惨な姿で。
「お、おねえちゃん、どうしたのっ!」
薬と衝撃で、狂ってしまった彼女には、リナの声は聞こえない。
テーブルがきしみ、300kgを超える巨体が、
リナの背後からのしかかった。
そのねじれた長い陰茎を、
ラムファがしごき、ひっぱりながら、導いた。
「さあ、お友達よおおっ」
「いやあっ、止めてっ、やめてよおねえちゃんっ!、いやあああっ!」
悲痛な悲鳴が、無数の欲望の視線の中に響いた。
ギシギシギシッ
「いやあああああああああああっ!」
ズリュリュリュリュリュリュリュ
細身だが、ねじれたコルク抜きのようなペニスは、
リナのあえぐ陰唇に突き刺さった。
ブイイイイイィィィィ
耳障りな声をあげ、白い巨体が前進する。
「きゃああっ、いや、いや、入ってくるううっ」
ジュクッジュクッ、ジュブッ、ジュグッ、
激しい律動に、リナの胎内は犯され、突進を続ける。
オス豚の恐ろしく長いペニスが、ねじくれた軌道を描き、
柔らかな襞をえぐり、粘膜をしごき上げ、さらに、反り返った。
「ひ!、や、や!、いやあああっ!」
ねじれた先端が、狭い穴をとらえ、
そこに自身をグリグリとねじ込んできた。
「ひぎいっ、やめ、やめええっ、やめてええっ」
痙攣するリナの白い肢体、
のしかかる豚のよだれが、背中にぼたぼたと落ちてはねた。
狭い子宮口をとらえ、ねじれたスクリューがぐいぐい広げ、入ってくる。
人の男ではありえない、獣の姦淫。
痙攣する腿が、何度も震え、
押し込まれるたびに。悲痛な悲鳴と、混ざり合う歓喜と、
獣に犯されていく背徳の刺激。
のたうつ裸身を、深く、深く、深く、
「うああああああっ!」
痙攣し、絶頂が何度も、何度も、何度も、
リナの身体を犯し、嬲る。
ブギイイイイイッ
激しい鳴き声、そして、
ドッビュウウウウウウウウウウウッ
「ひ!、ぎ!、あああああああああああああああっ!!」
突っ張る細い手足、のしかかった肉体のあえぎ、
オスの膨大な精子が、子宮に叩き付け、
獣の絶頂に、意識も、理性も流しつくされた。
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「はい、カアアアアット」
ビデオ用、高機能カメラと、スモークが止められ、
急に雰囲気がゆるんだ。
「うううっ、すげえ、すげえぜ。エレクトがおさまらねえ」
「今度はただでもいいから、出してくれよお」
AV男優たちの、歓喜の声と、
スタッフの駆け回る音がにぎやかに倉庫に響いた。
「おいコラ、ブタ候、いい加減降りろっ」
必死にブタを引っ張るスタッフ。
だが、
ブヒイッ、ブヒイイイッ、
ブタは、血走った目で、さらに腰を振った。
「はひっ、ひっ、ああっ、壊れるうううっ」
陶酔しきった声が、淫靡に耳に響き、
腰をもじもじさせ、うごめくオス豚の感覚に、さらにしがみつく。
引っ張ろうとしたスタッフが、振り飛ばされ、
リナのあえぎは止まらない。
「あらあ、こうなっちゃったら、とことん姦っちゃうまで止まらないわよ。」
ラムファのあきれた声に、ブタがのけぞるように腰を押し込み、
リナの胎内は、激しく泡立った。
「うんん・・・・・・・・・・っ!!」
猛烈な射精と、中を直撃する放出に、
声も無くあえぐリナことイリナ。
その恍惚と陶酔は、思わず見るものを虜にし、
誰も口を挟めない。
『この娘、子供を産んだことあるのかしら?。』
なにしろこのブタを飼っているのは、ラムファであり、
彼女も、獣姦マニアなので良く分かるのだが、
あのコルク抜きの先のようなペニスは、
子宮口を強引にえぐり、子宮内深くねじ込まれ、
はまり込んだら、終わるまで抜けはしない。
通常の、出産未経験の子宮口は堅く、
この手のSEXは普通の女性に、耐えられる代物ではない。
ラムファのように、ブタを本気で愛しぬいている女は、
例外中の例外だ。
「はあああっ、あんっ、ああああっ、凄いいいいぃぃぃぃ。」
何度目かの絶頂が、波のように襲い掛かり、
イリナは、全員の見ている前で、身体を激しくわななかせた。
ドボッ、ドボッ、ドボッ、
鈍く、強烈な音をたてて、イリナの腹部が膨らむ。
強烈な射精と、はちきれんばかりの刺激、
そして、腹部にたっぷりとわだかまる感覚が、
なぜかイリナを、たとえようも無い満足に溺れさせていった。
それがかつて、見知らぬ土地で、
孤独な彼女を何度も満たした、
肉体の記憶する幸せの感覚だとは、
今のイリナには、知る由もなかった。
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