奴隷なお姉さん
ポニーテールの黒髪が、床に広がる。
真っ白い肌が、のけぞり、のたうつ。
細く長い指先が、乳首を捉え、スリットをなぞり、
恥じらいをわずかずつ崩しながら、次第にその奥へ広がっていく。
「んっ・・・んんっ、んはっ、あんっ・・・」
口に流れた黒髪を噛み、白い歯がきらめく。
快感に耐えようとする眉が、きつく寄り、しかし、次第にゆるんでいく。
長い引き締まった脚線美。
それが次第に、開いていく。
青さすら感じる白い肌を開き、その奥の肉色の花びらが、次第に濡れて広がっていく。
「んああっ、あっ、ひっ、」
指先が乳首をいじめ、
爪が、ぬれながらクリトリスを嬲り、
次第に大胆に蠢き出す。
もう、がまんが出来ない。
人差し指が、薬指が、肉のぽってりした陰唇を開き、
中指が、一気に刺さる。
「んああああっ!」
微妙なタッチで、指先が肉襞を弄び、
人差し指も、中指も、総動員して快感を貪りつくす。
乳房に、指の跡がつき、乳首がちぎれそうにつままれ、のた打ち回る。
「ああっ、あああっ、ごッ、ご主人様ああっ!!」
ビクッ、ビクッ、ビクッ、
盛大に潮を噴き上げ、快感に染まった顔を淫らに緩め、
カーリ・ウェブスターは、全てを晒したまま脱力した。
「よおーし、カット。お姉さんよかったよ。これならウィルさんも喜ぶ。」
「そ、そうですか、良かった。」
途端に喘いでいたカーリの顔がぱっと輝いた。
それがまた、男の嫉妬を煽るとも知らず。
「ところで、ウィルはまだですの?」
「仕事の交渉が手間取っているらしくて、しばらくかかると言った。
先に色々撮っておいてくれとさ。あとでかわいがってやるってよ。」
カーリがちょっと頬を赤らめる。
『けっ、あんなヤロウのどこが良いんだか。
たーんと俺らがかわいがって、色ボケにして売りまくってやるぜ。』
「さ、次は連続フェラチオのシーンです。お願いしますね。」
ずらっと並ぶ男根の列に、くらりとするような欲情を覚え、
カーリは必死に自分を抑えた。
へたすれば、貪るようにしゃぶりかねない。
カーリの凛とした美貌が、ゆっくりと見せ付けるように、
赤い唇に醜く筋張ったペニスを咥え込む。
十数人の男優やスタッフたちは、ゴクリとつばを飲んだ。
2時間前。
出張に出たはずのウィルから、マンションに電話がかかった。
「オレだ、使いの者をやるから、メモに従ってくれ。急いでるんでこれで切る。」
一方的な電話だったが、間違いなくウィルの声だったので、
カーリは急いで身支度をした。
メモを持ってきたのは、以前AVで顔を見たスタッフの一人だった。
『急ぎの仕事が入った。以前のようにビデオを撮らなければならん。
こいつの支持に従ってくれ。俺も用が済みしだい後から行く。 ウィル・ティラー』
ドキッとして、顔が赤くなる。
カーリは、性奴隷同然の状態で売春宿に囲われていたのを、
ウィルに助け出され、ルフィル国際都市へ連れてこられた。
ウィルの根城で、エルフを保護するにはここが一番でもある。
だが、性奴隷にするために薬漬けにされていたカーリは、
性欲のバランスが崩れ、治るまでにかなり激しいSEXを繰り返さねばならなかった。
ウィルは一人で直す自信はあったが、あえてAVに出させて、
治療費と生活費を稼がせた。
性欲もかなり治り、最近は乗馬やフェンシング、カウンセラーなどの仕事も始めて、
そちらの仕事はあまりしなくなっていた。
ただ、たまに小さなAVの会社に泣きつかれて、
協力してやることも、まれにはある。
またAVの撮影をするのかと思うと、ゾクゾクしてくる。
自分のけだものが、また頭を持ち上げそうだ。
でも、ウィルの命令ならどんなことでも・・・・嬉しい。
ウィルとのAVなら、なおさらだ。
カーリはメモの文章にだけ気を取られ、
二つのことに、気がつかなかった。
カーリにわざわざ、『ウィル・ティラー』と書くだろうか?。
そして、メモを書いた紙も実は、
『急ぎの仕事』の上ですっぱり切り取られていた。
「んっんっ、ん・・んっ、」
カメラの前で、カーリは激しく口を動かし、
ぬらぬらと光るペニスを出し入れしてみせる。
右手にも左手にも、そそり立つペニスを握らされ、
夢中でしごいている。
口の中に入ってくる、むせかえるような匂い、
ビクビクと脈打つ陰茎の血管。
ぼうっとなりそうな男性の匂いが、高く形の良い鼻梁を突き、
喉が、オスの匂いにまみれただ液を、何度も飲み込んだ。
うめき声とともに、ぐっと押し込まれたそれを、
喉の奥で受け止める。
ドビュルッドビュルッドビュルッ
ゴクッ、ゴクッ、ゴクッ、
生臭いそれを飲み込むたびに、ぞくんっ、ぞくんっ、と快感の羽毛がなで上げる。
残らずすすり上げたカーリに、次々とペニスが咥えさせられる。
あそこはもう、洪水状態。滴りが池を作り始めていた。
『ぐへへへ、ちょろいもんだぜ。』
メモを持ってきた男、キン・カンは、いやらしい顔つきでビデオをまわし、
あるいは自分も参加して、カーリを嬲る楽しみに貧相なペニスをギンギンに立てていた。
元々東方圏から流れてきたチンピラで、ウィルに拾ってもらいながら、
何かと裏で、不満を抱きそうな連中を煽ったり、こっそり麻薬に手を出そうとし、
ウィルに目一杯ぶっ飛ばされた。
それを恨みに恨み、復讐を狙っていたが、
ある下請け業者の留守番録音にウィルの声が残っていたのに気づいた。
『オレだ、使いの者をやるから、メモに従ってくれ。急いでるんでこれで切る。』
前々からカーリをどうにかして犯して、自分の奴隷にしたいと願っていたキン・カンは、
AV撮影の時の、カーリがウィルに盲目的にしたがう様子を思い出した。
それをこっそり録音。そして、ゴミを毎日あさり、適当なメモを探しだした。
『ザックへ、先日の工事のことで先方がゴネてるそうだ。
場合によっては数日かかるかもしれん。第五のヘイズたちにも』
という部分をちょん切り、
『急ぎの仕事が入った。以前のようにビデオを撮らなければならん。
こいつの支持に従ってくれ。俺も用が済みしだい後から行く。 ウィル・ティラー』
と書かれた下の部分だけをカーリに渡したのだった。
AV撮影にも、自分の同類や頭の足りなそうな連中を、かなり多めに選び、
さらに興奮剤や精力剤、その他色々あくどい物もたっぷり用意しておいた。
「んああっ!!」
口いっぱいに射精され、さらに顔めがけて弾ける精液に、
長いまつげも、美しい唇もドロドロになる。思わず生唾を飲んだ。
『コイツのAVなら、かなり高値で大量にさばけるな。
まして顔がモロだしなら、いくらでも下衆な連中が買いまくるだろうぜ。』
自分は莫大な利益を手にし、顔を晒されてカーリやウィルが絶望していく様子を思うだけで、ぞくぞくした。
「んはあああんっ、あんっ、だめええ・・・」
次第に、次第に、カーリの必死の抑制がゆるんでいく。
胸の間に、次々と挟み顔に下から浴びせかける。
豊満な胸の間から、黒いそそり立つペニス。
鼻にモロに突き抜ける性臭、口に、舌先に感じる青臭い味、
元々、男性の体臭を嗅いだだけで達してしまうほど、性奴隷に調教され尽くしていたカーリだ。
肉体の渇望と、爛れるような欲情に理性が崩されていく。
アナルとヴァギナに、『Hポールくん』というボールペンぐらいのサイズで、
柔らかく先が膨らんで、くねり動く棒を次々と差し込まれていく。
胸の柔らかな肉に挟まれ、しごかれ、たまらず痙攣が走った。
ドビュルッ、ドビュルッ、ドビュルッ、
顔に、細い顎に、首筋に、熱い精液がぶっかけられる。
Hポールくんが、絞られた括約筋の中でうねうねと動いた。
ガクガクと尻が、腰が、蠢き、しぶきを散らした。
「ささ、次はこれを飲んでください。」
ちょっと疲れた顔をして、カーリはゆっくりと身を起こした。
「ねえ、ウィルはまだ?」
「ええ、まだ仕事が終わらないんですよ。どんどんこっちを進めておきましょう。
そうすればウィルさんも喜びますよ。」
「そお?、じゃあお仕事すすめます。」
まるで童女のように、たわいなくだまされるカーリ。
赤と白の二種類の薬を渡す。
「この薬は、確実に孕んじゃうという強力な妊娠強制剤デルブリルαという設定のニセ薬です。
嫌がる女性を無理矢理孕ませるシーンですから、せいぜい嫌がるフリをしてください。
もう一つの方は、本当に妊娠しないよう完璧にカバーする、殺精子とホルモン抑制の薬です。」
わざと男優たちに聞こえるように大声でいい、
カーリは素直に2種類の薬を飲んだ。
「あ、そうそう」
カーリにだけ聞こえる小さな声で、キンカンはにやっと笑った。
「リアルじゃなきゃいけませんので、薬は本物です。絶対孕めるから安心してガキを産みな。」
「え・・・・・?」
「お相手は、馬も孕ますという種馬男の、ジョン君お願いします。」
一瞬カーリが呆然としている間に、男優たちは拍手で面白げに手を叩く。
2メートル近い黒人のジョンは、種馬男として有名で、
最近のAVでも出番が多いが、今日は特別な条件があるというので、
喜んで来ていた。
「ほんとに中で出していいのか?」
「ええ、遠慮はいりませんよ。たっぷり、中に出しまくってあげてください。
彼女も嫌がる演技で抵抗しますので、傷つけないようにみんなで押さえつけて、
膣内射精をたっぷりお願いします。」
「ちょっ、ちょっと、なにそ・・・うっ!」
ビクビクッ、
身体がカアッと熱くなり、動くとあそこがヒリヒリして、
クリトリスの感覚など、10倍近く感じて、動くと衝撃が走った。
「んあああああんっ!」
立ち上がろうとして、陰唇がこすれた。
それだけで、声を上げて腰が抜けた。
カーリの美しい悶えに、全員がゴクリと生唾を飲んだ。
性的に興奮していることを、プロである一同は全員見間違えるはずが無い。
さっき飲ませた2種類の薬は、
一つは、不妊症の最終手段に使われる特効薬デルブリルα、
飲んで10時間以内に胎内に射精されると、平均的な男性の1回の射精でも、95%の確率で無理矢理に妊娠させてしまう。
(ただし、多産や異状妊娠の確率も非常に高い。)
そしてもう一つは、エルフ専用最悪の催淫剤スタールビーアルカロイドスペシャル。
理性を麻痺させ、生殖本能と快楽中枢を同時に暴走させる危険な麻薬だ。
しかも、口の粘膜から即座に吸収、発動するため、恐ろしく効果が早い。
大量のスタールビーアルカロイドに、生殖本能と性欲中枢同時に犯され、
カーリは、身動きが取れなくなった。
「い、いやあああっ!」
暴れようとしても、スタールビーが性欲にふらふらだったカーリを、
一気に欲望の泥沼に引きずり込んでいく。
力が入らず、弱々しい抵抗に、男優やスタッフたちは笑いながら押さえつけ、
脚をグイと広げさせた。
「ぐへへへ、こりゃあうまそうな身体だ。俺のモノでヒイヒイ言わせて、
孕むまで出しまくってやるぜえええ。」
芝居気たっぷりだが、ブリーフを突き破りそうなそれは、
30センチLサイズストロング砲。
「やめて・・・だめ・・・」
身体がいう事を聞かず、涙を浮かべながら、
それが侵入することを必死で否定しようとする。
だが、身体は黒々と光るそれに、ジュウウッと愛液をふきあげる。
「いやあああああああああああっ!」
ジュグッ
息が止まりそうな、圧力が、めり込む。
「ひぐっ!」
グリグリグリッ
「さっ、裂けっ・・・ひうっ!、だめ・・あひっ!」
「ぐおっ、こっこれはすげえっ、最高だっ」
ジョンも必死で、きつく締まりのすごいヴァギナを掘り崩していく。
ズグッ、ズグッ、ズッ、ズグッ
何度も、何度も、突進を繰り返し、
白い腹にふくらみが浮き上がるほど、それが突入し、征服していく。
「ひいっ!、ひいっ!、いやあっ!、あひいっ!」
目の前に白い火花が散り、圧倒的な感覚に飲み込まれ、
のけぞり、痙攣を繰り返す。
快感が、何倍もの激しさで、
シャワーのように、律動のたびに、吹き上がる。
「うおっ、おっ、おおおっ!」
ビュグウウウウウウッ
「ひ・・・・・・・!」
どっと熱い感覚がヴァギナに広がる。
『な、中に、中にだされ・・・中に・・・』
脈動、脈動、脈動、
蠢きと放出に、カーリは白い肌を上気させ、激しく身悶えした。
美しい肉体に刻み込まれた、快感の記憶は、
麻薬のフラッシュバックのように、その牙でカーリの理性を噛み砕いた。
「くううっ、ちと興奮しすぎちまったぜ。何しろ、中出しなんてみんな怖がるんでな。」
ジュブッジュブッ、
「ひいいっ!」
たっぷりとまぶされたザーメンが、潤滑剤となり、
巨大な肉柱は、息が出来ないような衝撃で突き上げる。
「だけど、これでたっぷりほぐしてやれるぜ。こんないいマンコひさしぶりだしな。」
すべりが良くなったヴァギナに、先ほどとは比べ物にならない勢いで、
巨大な砲塔が、ピストンを開始した。
「ひっっ、ひいっ、ひいっ!、あああっ!、あぐうっ!」
興奮に染まった桃色の肌、
突き上げる衝撃に、豊満な胸が跳ね、
のけぞり、勃起しきった乳首が天を突く。
太腿が180度広がり、根本までゴリゴリと突き刺さる。
陰嚢がぶつかり、亀頭が子宮口を犯し、子宮まで串刺し。
のたうつ足は、いつしか黒い腰にからみ、
理性から解き放たれて、快楽の奴隷と化した。
「あひっ、ひいっ、ああっ、だめ・・・だめ・・・だめぇぇぇ」
膨張する亀頭が、奥に突き当たり、
身体が、痺れて、意識が壊れて、それを受け入れてしまう。
子宮が犯され、えぐられ、広げさせられていく。
そのたびに、全身が火花ではじけるような快感に、声すら出ない。
深く受け入れ、締め付ける自分、
犯され、感じ、絶頂に服従する自分、
カーリは絶望にあえいだ。
ドンッ!
一層深く、亀頭が子宮を犯した。
ドビュルルルルルルルルルルルルルルル
「−−−−−−−−−−−−っ!!」
泣き叫ぶ理性に、歓喜した子宮が収縮した。
先の割れ目から、中にぶちまけられていく感触、
堕ちたカーリは、泣きながら、脚をぐいぐいと引き込み、
巨大な陰嚢からほとばしる濁流に、子宮を汚しまくられた。
ドクッ、ドクッ、ドクッ、
膨大なザーメンが、際限なく中に注ぎ込まれ、子宮は隅々までジョンのザーメンであふれた。
「くううっ、締めつけて絡み付いて、たまんねえぜ。
あんた、こりゃもう薬なんか効かねえぜ、おら、おら、おら、中がこんないっぱいで、
間違いなく卵子の中に数十匹は精子が乗り込んでるぜ、ヘッヘッヘッ」
何度もカーリの腰をゆすり上げ、中を激しく泡立てるようにかき回す。
『いやああああっ、できちゃう、赤ちゃんができちゃうううっ!』
心の絶望の叫びは、
ゴツリと子宮底を突き上げられるたびに、息が止まり、
ドクッと子宮に中出しされるたびに、悦楽に痺れ、
声も無く、その衝撃と快感に壊れていく。
何度も、何度も、広げられた恥ずかしい格好のまま、
最奥まで串刺しにされる快楽に、ガクガクと痙攣を繰り返す。
身体中に、男たちの手が這い回り、もてあそんでいる。
ようやく射精し終えて動きが止まり、
弱々しい声が、かすれて漏れる。
「んはああ・・・・いやあ・・・だめえ・・・・」
凛とした女性が、か弱くあえぐ様子は、征服欲を掻き立てるだけだ。
「遠慮なんかしちゃ駄目ですぜ、どうせなら最後の一滴まで絞りつくしてくださいね。」
残酷に笑いながら、ジョンをけしかけ、
ジョンは無邪気に笑いながら、カーリの肉体を軽々と引き上げる。
「ひいいっ、こ、こすれるううっ」
しっかりと貫いたまま、ストロング砲は後ろ向きにさせられるカーリの中をゴリゴリする。
そそり立つ巨砲にギリギリまで貫かれて、
広げられたあそこがむき出しにされる。
両膝を抱え、腰を突き上げた。
「ひいっ!、ひぐっ!、あぐっ!、ああっ!、深すぎるううっ!」
M字に広げられたまま、身体が上下し、カーリの体重がもろにストロング砲にかかり、
彼女自身をえぐり上げる。
濡れて光る巨大な砲塔、
それを出し入れし、濡れてしぶきを上げながら、卑猥な音を立てる白い肌。
泣きながら、どうにもならない快感の虜となり、
その凄絶なリズムに深く犯しつくされていく。
身体が、しびれる、
激しい原始のリズムが、ピストンとなって何度も何度も、
カーリの脳髄まで突き上げる。
のたうつカーリに、叩きつける巨砲、
M字に開かれた脚が、激しく突っ張った。
「ひぃぃぃ−−−−−−−−−!!」
ドギュルルルルルルルルルルルルッ
3度目だというのに、塊のように濃いザーメンが、陰嚢からほとばしった。
子宮まで突き抜けた巨砲が、激しく脈打った。
中に、直に射精される感覚が、意識を砕きつくす。
『あああ、だめええ、また出てるのに、だめええ・・・できちゃう、できちゃうよおおお』
ガクガクと痙攣する裸身を、突き上げる巨砲を、
開発され尽くした肉体は、悦びと満足でキュウキュウと締め付ける。
涙をこぼしながら、細い首を折れそうに打ち振られる様を、カメラが容赦なく写し取っていく。
下腹部が膨らむほどの射精に、胎内はどろどろのマグマと化した。
さらにキンカンは追い討ちをかけた。
「そろそろ、キミらも回復したろう、どうせなら全員のスペルマをカーリさんの腹でカクテルにしようぜ。」
快楽でかすんだカーリの意識は、
その意味を理解したときには手遅れだった。
むちゃくちゃな提案だが、飲み物に興奮剤を入れられ、
理性を失っている男優やスタッフには、牛に赤い布を振るようなものだ。
弱弱しく抵抗するカーリに、男たちが群がる。
柔らかそうな唇が広がり、
白い股をむき出しにし、
尻肉をこじ開け、突き入れる。
「んううううっ!、んうっ!、んんんっ!」
逆流するザーメンをふたをするように、別の男優のいきり立った男根が突入する。
乳首にまでペニスが当てられ、転がし、こすりつけ、嬲りまわす。
ガクッ、ガクッ、ガクッ、
カーリの裸身は、下からアヌスを突かれ、
あふれるヴァギナを激しく泡立たせ、
口を深く犯され、両手にも握らされて、自然にしごいていた。
両乳房も、ペニスのおもちゃにされ、
全身が、輪姦されて嬲りつくされていた。
『ああ、だめ、だめえぇ・・・堕ちる、堕ちる、堕ちちゃううううっ!!』
その全てが、甘くて、気持ち良くて、あさましい。
心から愛している人の影を、絶望が無理矢理に快楽に溺れさせて隠す。
性奴隷として、堕とされ、仕込まれつくした記憶。
脈打つ陰茎を、指先でもてあそび、
両方から犯されている腰を、動きに合わせ、くねり、締めつけて、
胸にこすれるペニスに、乳首を自分から当てて、
「んうっ、ううっ、んんっ、んうっうっ、んんっ、んうっ」
くぐもった声と、ギラギラした血走った目。
身体中を犯すペニス、ペニス、ペニス、
それに、逆らえない奴隷のカーリ。
うめき声が、引き締まった腰に、深く打ち込まれた。
ドビュルウウウウウウウッ、ドビュルウッ、ドビュルッ、
ビュクウッ、ビュクウッ、ビュクウッ、ビュクウッ、
『あ・・・あ・・・あ・・・・・・・・・』
まきちらされる胎内に、身体の芯まで開いていく。
中にあふれて、泡立つ精液が、カーリの粘膜を犯し、もぐりこみ、孕ませる。
絶望が、現実から目をそらし、快感にすがりつく。
交代する男根が、
ズブリ、と突き刺さった。
AV男優たちだけに、ペニスも強烈なしろものが多く、精力も絶倫。
巨大な陰嚢が、カーリの目の前でゆれ、
肉襞をこじ開けられる感覚が、征服される悦びにすりかえていく。
タプッ、タプッ、タプッ、
思いっきり突き上げる亀頭が、
膣にあふれ出たザーメンを掻き出し、突き入れ、
胎内を突き上げる、肉太の感覚に、
子宮いっぱいに入ったザーメンが揺れる。
両足首をつかまれ、広げられて、男の腰がマシンガンのようにつきまくる。
「んあっ、あっ、はあっ、あっ、はっはあっ、」
ジュブッジュブッジュブッジュブッ
豊満な乳房が、激しく上下に揺れ、汗と体液に濡れた肌がテラテラと光り、
濡れた陰毛にしぶきがちりばめられていく。
手の中で脈動が破裂し、顔や胸に襲い掛かる。
うめき、突き入れられた口の中に、
濃く生臭いそれがあふれ、無表情に飲み下していく。
理知的だった黒曜石の瞳は放心し、ただただ、身体の反応に応えるだけの肉人形となり、
打ち込まれるペニスに、女のエロスだけで応えていた。
「うぐっ!」
亀頭が子宮口を押さえつけて、先の割れ目が中にほとばしらせた。
ドビュッドビュッドビュッ
「んはあああ・・・・んん・・・・!!」
ぞっとするような声で、ただただ性に狂った顔が、淫乱な声を上げ続ける。
情け容赦ない中出しが、中に撃ちこまれるたびに、
カーリの子宮を絶望で染め続けていく。
視線は焦点を失い、美しい横顔は、朦朧としたエロスだけに染まっている。
その美しく無力な横顔が、凶悪な征服欲をそそり立てる。
何人かのスタッフも、ニヤニヤしながらカチャカチャとベルトを落とした。
男優も兼ねてるのが、小さなAV会社だ。
さらに応援で呼ばれた男優たちも、ぞろぞろ入ってきた。
「んうっ、んうっ、んっ、んっ、んううっ!」
カメラが激しく上下し、口にもペニスを押し込まれ、脚を開くだけ開かれ、
真っ白い腹を突き上げられる臨場感が、大写しで写し取られる。
カメラを持った男自身が、カーリを犯しながら撮っている。
タプタプと揺れ動く白く大きな乳房、
「んっ、んっ、んふうんっ、んんっ、ん〜んっ!」
朦朧としたまま、口を動かし、すぼませ、あえぎながらしゃぶり続ける。
ドロドロの内股を、粗末なペニスが狂ったように突きまくり、
はみ出してくるピンクの襞を、こねくり、巻き込んで根本までたたきつける。
キンカンは、数度目の陵辱を、ビデオで撮りながら堪能しつくす。
今も十数名のAV男優やスタッフに、輪姦され続けるカーリは、
もう理性も何も無い、ただの肉人形だ。
男優たちは予定通り15人交代し、今はかなり最低の連中ばかり8名。
キンカン子飼いのスタッフは6人で、事情を知っているこいつらは、
入れ代わり立ち代り犯して楽しんでいる。
カーリは、20人以上の男たちから続けさまに輪姦され続け、
意識も朦朧とし、身体に刷り込まれた性奴隷の記憶だけで、
快楽に応え続けている。
口から引き抜かれたペニスが、
白い頬から、黒髪をベショベショと汚しまくり、細い首筋になすられる。
その間も、執拗にキンカンのペニスが突きまくり、
濡れた首筋が揺れ続ける。
されるままに、ありとあらゆる穴を犯され、
痴態の全てを写し取られ、なおも執拗に骨までしゃぶりつくされる。
だが、それでも、この女は美しく、まだ気品が残り、棄てるには惜しい。
手足を、鎖でベッドの四隅に縛られ、開ききった状態で輪姦されている。
身体中、精液で汚されていない場所が無く、
放心しきった顔は、数え切れぬ陵辱に奴隷同然に堕ちている。
力なく、放り出された濡れた肉人形を、
深いストロークで腰をしゃくりあげて責め、陰嚢がぶち当たり、
カーリがひ弱な声で、喘ぎ続ける。
「ひっ・・・ひっ・・・もう・・・もう・・・んっ、ああ・・!」
白いなめらかな腹は、執拗に中出しされ続ける精液でふくらみを帯び、
子宮の奥まで、おびただしい男たちの精液が詰まって揺れている。
残酷な欲求が膨らみ、のけぞるほどたたきつける。
「ああ・・・・・・・・!!」
絶望のあえぎが、白い喉からこぼれる。
ドビュウウウウ−−−−−−ッ
子宮に突っ込んだキンカンのペニスが、
汚らしいザーメンを存分に注ぎ込んだ。
突きこねて、中に射精し、
えぐり込んで、さらに腰を震わせ、
のけぞる白い顎を写し、のたうつ美しい肢体を撮り、
また、たたきつけて濁音を中に射精する様を写す。
徹底的に、陵辱し、けがし、嬲りつくす。
目が覚めても、一生俺に逆らえない、服従する奴隷にしてやる。
快感の蜜壷に、陰嚢が空になるまで射精し、最高の気分で犯しぬいた。
「ウケケケケ・・・ウギャッ!」
身体がたたきつけられ、両手足が音を立てて壊された。
「うぎゃああああああっ!」
関節が付け根から外されたのだ。
下半身裸のスタッフたちは、逃げる間もなく、
突進してきた4つの影に、壊されていく。
へたり込んだ男優たちにも、容赦なかった。
優雅なスーツ姿のウィルが、優しい目をして汚れぬいた女体を抱き上げた。
「ウ・・・ウィル・・・ウィル・・・」
カーリがポロポロと涙をこぼした。
顔を寄せるウィルに、必死に首を振るカーリ。
「ダメ・・・あたし・・・汚い・・・汚れちゃった・・・」
それこそ強引にキスをし、無理矢理に舌をからませ、ちぎれそうなほど吸う。
「よく頑張ったな、だが、まだ俺が終わってないぞ、もう少し頑張れ。」
「え・・・・・?」
そういって、ベルトを外し、引き締まった体をむき出しにする。
隆々とそそり立つそれは、見事なしろものだ。
関節を外されると、人とは思えない格好になる。
それでも、キンカンは必死に首を上げた。
「ひい・・・・・っ!」
三人の黒尽くめの男と、真っ赤なラバースーツの女。
その眼光は尋常ではない。
『よ、四死竜?!』
ウィルの親衛隊として恐れられる4人。
白竜と黒竜、青竜と紅一点の紅竜。
三人の男は、片腕に2人ずつ軽々と壊した連中を抱え、
スタジオの窓(二階)から次々と放りだす。
窓の下には、トラックの荷台が待っていた。
その向こうでは、夢中で愛しい男のペニスをしゃぶるカーリと、
平然とそれを楽しむウィル。
「くくく・・・さすがねえ。」
美しいウェイブの赤毛を振ると、紅竜は、ラバースーツのジッパーを下ろす。
『くっ、くそっ、何でここがっ?!』
汚らしい怒声を吐こうとした口に、白竜の靴先が背中の凍るような音を立てて突き刺さった。
靴先が引き抜くと同時に、青竜の投げたカメラレンズがぐしゃりとめり込み、
黒竜のかかとが、顔を踏み潰した。
歯と顎とガラスと金属の砕ける音。
ガムテープが瞬時に口を封じ、のたうつキンカンはうめき声すら出す事が出来ない。
紅竜はすばらしい身体つきで、強烈なフェロモンをまきちらしながら、
全裸で二人に歩み寄る。その妖しい微笑みは、恐ろしく淫靡だ。
ウィルは、容赦なくカーリを抱き上げ、ひざの上にのせて腰を突きあげだす。
「んはあああんっ、ウィルっ、ウィルっ!、ああっ、いい、うっ!」
それまでの絶望と、おびただしい輪姦のダメージも忘れ、
カーリは歓喜の涙を浮かべ、美しい肢体を全力でウィルのために動かす。
百戦錬磨のウィルすら、必死に防戦せねばならぬほどの快楽と至福。
だが、二人の間には最高の幸せの輝きがある。
紅竜は微笑みながら、絡み合う二人に抱きついた。
汚れきった裸身を、愛しげに舐め上げ、清めていく。
嫉妬と絶望と、恨みがキンカンの中を暴走する。
『なっ、なんで、何で今頃あんな女が、なんでカーリはあんなに、
どうして俺に、俺が何で全部得られないんだあああああっ!』
自分の勝手な欲望だけを脳裏で絶叫しながら、
キンカンは窓の外へ放り出された。
ガンガンガン・・・・
ビル工事の音が響き、基底パイルに大量の速乾性コンクリートが流し込まれていく。
産婦人科から出てきたカーリは、幸せそうにウィルにしがみついた。
キンカンは単なる妄想男で、多少の恨みもあってカーリを脅かしただけで、
それにスタッフが悪乗りして、小遣いを儲けようと、
何も知らないカーリをだまして、数本分のAVをとりまくったのだと説明を聞き、
念のために産婦人科で検査を受けたが、まったく問題は無かった。
また今回初めて知ったが、カーリ自身、性奴隷にされていた時の長期の投薬で、
卵巣の卵子生産機能が麻痺しきっていて、卵子そのものが無い以上、
何をどうしても現時点では妊娠が不可能なのだ(将来は妊娠可能)。
ただ、そのことはウィルが気の毒に思ったのと、SEXに対して無防備では困るので、
黙っていたのだった。
もちろん、AVを撮ったことなどは、二人には何の障害にもなりようが無い。
「ただ、もう少し気をつけてくれ。俺の言った事でも良く確かめてからにしろ。」
ほんの少し厳しさをこめた声に、カーリは涙ぐんでシュンとなる。
凛とした美女から、少女のような素直さと素朴さに変わり、
その落差にドキリとさせられ、ジュニアが元気になってくる。
「いくぞ。」
ぐいと腰を抱き寄せ、仏頂面ですたすたと歩き出すウィルに、
カーリは、ぱっと顔を輝かせた。
腰を抱き寄せるのは、性欲を覚えた時のウィルの癖なのだ。
何ともほほえましい様子を、高い足場の上から見ていた黒竜は、
笑いをこらえながら、コンクリを流し込む指示を与えた。
ウィルのキンカンについての説明はまったくのウソである。
自宅の電話に残っていた、明らかに会社に与えたはずの指示と、
切られ、加工されたメモから、何があったかをウィルは即座に推測した。
同時に、AV男優などのマネジメントを引きうけている青竜から、
不審な小遣い稼ぎを受けた男優の情報を受け、
撮影用レンタル機材の裏情報をチェックすると、
即座にキンカンの馬鹿げた仕業を見抜いたのだった。
ウィルはカケラほども容赦するつもりは無かった。
暗い闇の奥に、おびただしいコンクリートが流し込まれ、
昨夜のうちに放り込まれた10ほどの麻袋は、もうみえなかった。
何かのかすかなうめきも、闇の奥に消えていった。
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