■ EXIT      
秘められた山荘・二日目

朝、あれだけ乱れた夜をすごしたクレアが、気持ち良さそうにシャワーを浴びていた。

「おはよぅ」
香織が横に入ってきた。

「おはようございます」
「昨日はすごかったわね、あなたがあんなに乱れるとは思わなかったわ。」
クレアは苦笑しながら、香織が少し寝不足気味なのを見逃さない。
彼女も大奮闘だったが、他の娘も無事だったわけがない。
それぞれにたっぷりと貪られている。

「香織さんだって、ずいぶん満足そうですよ」
ばつの悪そうな顔をしながら、香織は髪を洗い始めた。
「うん、まあねえ、ちょっと新鮮だったし。」

まんざらでもなさそうで、かなり気持ちよかったらしい。
それに、ゼヴェログ連邦の男性はめったに妖精館にくることはない。来たとしても、威張りかえったかなり上層部の気分の悪い客ばかりだ。

ああいう乱暴だがひたむきさのある男性は、香織も結構好みのタイプなのだ。

「おはようございま〜す。」
ベルリナがシャワールームに入ってきた。
「あら、ベルリナ、朝シャワーかからなかった?」
香織が苦笑する。ベルリナの顔や髪にかなり白いものが残っている。

「そのぉ〜、監視係の人が、どうしてもって頼むものですから・・・」
実際は、モニタールームに食事を持っていったら、中に引きずり込まれたのだ。



『あうっ!、あうっ!、ああっ!、ああんっ!』
『ひあっ!、ひっ!、ぐっ!、んうっ、んうっ!、ううっ!』
部屋のモニターで、クレアが悶え、香りがしゃぶり、イリナが嬲られている。
映像に再生とリピートがかけられ、白い肌が激しく悶えつづけている。

生臭いティッシュの中に転がされ、薄暗い部屋の中にほの白く柔らかな肌が浮かぶ、きゃしゃな両足首を掴まれ、強引に広げられた。
ベルリナはちょっと驚いた顔をしたが、わずかに眉を緩めた。

まだ濡れていない花弁が無理やりに広げられる。

「つ・・・、う・・・」
狂ったように突き入れてくるそれを、動きに合わせて腰を揺らし、受け止め、衝撃を緩める。男の汗ばんだ首をからめとリ、可愛らしい花のつぼみのような唇が、喘ぐ男の口をふさぐ。

ぎくりとする舌先を、もう一つの舌が絡め、なめあう。

キスを絡めあう内に、男の焦りが鈍り、ベルリナのヴァギナから、温かい体液があふれてきた。

「あせらなくていいですよぉ、わたしは逃げませんからぁ」
真っ白い腿を広げ、深く受け入れると、男の感触がずぶりと、奥まで届く。

「くふ・・っ、ふかあい・・・っ」
喘ぎながら、柔らかそうな身体が、突き当たる感触に震えた。
優しくリードすると、男は素直にそして、快感に導かれていく。

ベルリナも、熱く快感が湧き上がり、突き入れられる快楽に、悦んで従った。


ぎしっ、ぎしっ、ぎしっ、
ジュブッ、ジュッ、ジュブッ、

『あはあんっ!、あんっ!、あああっ!』
『くうっ!、そこっ!、すごおいっ!』

女たちの嬌声と痴態、広がる肌と濡れそぼる粘膜、ベルリナの柔らかい身体が、折り曲げられ、顔の上にある秘所が、黒い陰茎に蹂躙されていく。

濡れ開く襞が、激しく巻き込まれ、こすれ合う。
しぶきがしたたり、身体や顔に飛び散る。

「あんっ!、あんっ!、ああっ!、そこっ!、いいっ!、もっとっ!、もっとっ!」
ぎゅうっと締まる膣に、耐えかねた男が痙攣する。
「くるっ!、あっ!、くるうっ!!」

ドクウウウウッ、ドクウウウウッ、ドクウウウッ、

大量の生々しい感触が、ベルリナの膣に注ぎ込まれていく。
激しく動き、突き入れ、しぶきとしたたりが顔に、髪に落ちていく。

痙攣し、喘ぐ白い肌。
男の精液が、ジンジンと奥に染み込んでいく。


『以前は、無理やりなんて当たり前でしたねぇ・・・』
目を閉じたまま、子宮に流れ込んでくるのを味わい、明滅する切ない記憶を思い出した。




「そういえばイリナは?」
「それがぁ、監視の交代さんがきてぇ、監視だった人のお相手させられてますう」

「イリナさん、人がいいから・・・」
「まあ、あの娘だったら、喜んでお相手するでしょうしね。」
なにか、休暇で乱交パーティしてるような気分だったりする。

三人が上がるころに、ようやく眠そうな顔のイリナが入ってきた。
一応、食べられるように用意をしてあげると、全員再びベッドにもぐりこんだ。

もちろん、男どもは見張りと監視をのぞき、死体同然である。



全員が起きたのはお昼過ぎ。
情報端末(つまりテレビやラジオ、ネット機能もの全て)は一切取り上げられていたが、ベッドメイクや洗濯やら、夕食の仕込みやらと、退屈してる閑は無い。
意外や妖精たちは、家庭的な感性が豊かで、料理がプロ級というのも珍しくなかったりする。

まあ、裸エプロンの美女がうろつきまわるのが、どれほど目の毒かという問題はある。

モニター室の男は、ベッドメイクしているクレアの尻や、棚のびんを取ろうとするイリナの真っ白なわきの下などなど、目を血走らせて見ていた。

風呂場で、ベルリナが清掃マシンの掃除を見回り、湯をはりおえると、ちょうど三人の男たちが入ってきた。

「ああ、ちょうど良かったです。いま用意できました。」
ベルリナはまったくの無防備で、入ってきた男どもに声をかけた。

・・・(忘れているのでも、無邪気なのでもない)

清楚でおとなしげな容姿からは想像ができないが、ベルリナは一時、凄まじく奔放にすごした時期があり、そのとき、囲われて肉奴隷とされ、散々仕込まれている。

・・・(ごく自然に、男性に無防備を晒すように)


「んじゃあ、お嬢ちゃんもはいろうぜ。」

胸毛の多い男が、小柄なベルリナをひょいと担ぎ上げた。
笑いながら、白い形のいい尻をぴたびた叩き、湯船に放り込んだ。
「きゃあんっ!」


ザブッ、ザブッ、
「やあんっ、あんっ、だめえっ、そんなとこおっ!」

6本の無骨な腕が、ベルリナの柔らかな身体中をもてあそぶ。
丸い乳房は、手の中に包み込まれ、激しく形を変えてもみしだかれる。

かわいいピンクの乳首が、見る見る勃起していく。

脇からへそへ、彼女の弱そうな地点をなぞり、さわり、探り出す。
白いあばらの透けそうなわき腹が、びくびくと震える。

ふっくらとした腿をつかまれ、広げられ、1人は変態的に足指をしゃぶり、ふくらはぎの柔らかい肉をあまがみする。
ベルリナの頬が赤く染まり、幼子のようにいやいやする。


もう1人は腿から真っ白なつけねへ、舌をはわせ、指を突き立てる。

ツンッ

「ひいっ!」
クリトリスに突き当てられ、ベルリナの裸身が痙攣する。

ツンッ、ツンッ、ツンッ、
「やっ!、ああっ、あうっ!」

敏感になった身体が、クリトリスを触られるたびにびくんっ、びくんっ、と痙攣する。

濡れた腿に、ぬらりとした痕を引きながら、赤い舌が開き始めたスリットを襲った。

クリクリクリッ

「ひぐううっ!」
舌先がかわいらしい肉豆をほじりだす。
足先が激しく屈曲する。

それを咥え、しゃぶり、もてあそぶ。

「いや、そんな、ああっ!」

くすぐったいような、異様な感覚。
生温かい口と舌が、小さな足先をもてあそぶ。

首をのけぞらせ、身体をのたうたせる。
激しく揉みまくっていた手が、勃起した乳首をきゅっとつまんだ。

「きゃうっ!」
細いあごをのけぞらせ、胸から走った快感が背筋を走った。

ビュビュッ

スリットを開きかけた男の顔に、甘い香りが飛び散った。


ビクビクッ

軽い絶頂がベルリナを犯していた。
鮮やかな興奮の紅が、白い肌に走る。
身体の力が抜け、脚がやわらかく広がる。

はかなげでか弱い、美麗な裸身に3人とも息を呑んだ。


喘ぐベルリナを持ち上げ、ずいと下ろし、突き上げた。

 ズブリッ
「あひいいっ!」

子宮まで突き通ったような感触が、身体の芯に走る。
情け容赦なく一気に。

ぎっちりと胎内が占領され、押し広げられている。

ひくっ、ひくっ、ひくっ、

声もなく喘ぎ、わななくベルリナに、ぐいと桃のような尻を広げ、突っ込んだ。
「ひぐうううっ!」
目が潤み、舌を犬のように喘がせ、ぎりぎりと広げられる感覚に蹂躙される。

アヌスは今にも裂けそうに広がり、男の脈動がジンジンと響いている。
ヴァギナはドロドロの愛液で濡れ、衝撃で激しく締め付け、わなないている。

緑の目が朦朧と潤み、喘ぐ表情がもろく、はかなく、今にも壊れそうな危うさ。
それが、男たちの嗜虐欲をさらに掻きたてる。

「あひっ、あひっ、こわれっ・・・、ぐうっ!」

ミチッ、グリュッ、

同時に男の腰が動き出し、ぐいとわななく胎内を掻きまわす。
口にももう1人のペニスが押し込まれ、喉まで亀頭が突き入れられる。

「ふぐうっ!、んっ!、んううっ!、んっ!、んっ!、んううっ!」

切なげな呻きに、興奮が沸き立つ。
大柄な3人に、小柄で柔らかそうな裸身が、もみくちゃにされる。

脚を持ち上げられ、深く突き入れられ、胸を握られ、引き寄せられ、腸の奥まで貫かれ、脇に手を入れ、頭を捕まれ、激しくゆするように口淫される。

舌が裏筋をこすりあげ、アヌスがリズム良く締め上げ、ヴァギナが幾重にもからみつく。


ざぶっ、ざぶっ、ざぶっ、

湯が沸き立ち、裸身がのけぞり、痙攣が突き上げた。

「んうう〜〜〜〜〜っ!!!!」

ビュグウッビュグウッ、ビュグウッ、
ドクッ、ドクッ、ドクッ、ドクッ、
ドビュッ、ドビュッ、ドビュッ、

ねじ込まれた亀頭が、子宮口めがけて激しく射精した。
口いっぱいにザーメンがほろ苦く広がる。
お尻が熔解するように熱く貫かれる。

乳首が水上で激しくわなないた。


「あひいっ!、もうっ、だめですうぅっ!」

風呂場にさらに2人増えて、5人の男がベルリナをもてあそんでいた。

マットの上で、次々とベルリナを貫き、犯し、蹂躙する。

風呂場のローションがぶちまけられ、その上から精液が顔といわず身体といわず、次々とまきちらされ、ベルリナは全身ヌルヌルだった。

いくつもの指の痕が、鮮やかに胸に散り、朦朧とした顔は、今にも失神しそうにゆらめく。

だが、広げられた脚が激しい動きにゆれ、つかまれた尻が、突き上げられ続けて止まらない。

白い太腿も、裂けんばかりに広がり、白い体液とローションの混ざり合ったものが、ぬらぬらと流れ落ちていく。

切なげに喘ぎ、痙攣する身体を、無理やりに広げ、貫く。
「ひううううっ!」

アナルもヴァギナもほとんど間をおかず犯され、あふれかえるそこに、さらに注ぎ込むように精液をまきちらし、ローションを垂らしこむ。

ブジュッ、ブジュッ、ジュブブッ、

白い液体は、肉襞からあふれ、アナルからふきだす。
力なく喘ぐ人形のような身体を、広げ、晒し、突き刺す。

「ああん、あああんっ、こわれますううっ、こわれちゃいますうぅっ、」
切なげが声が、風呂場中に響く。


ちょうど入ってきたイリナと香織が、むんむんする風呂場の匂いに呆然とする。 ベルリナが輪姦されだして、もう4時間近くなっている。

「あひいいっ!、もうっ、おなかいっぱいですぅっ!」
悲鳴を上げるベルリナに、さらに押し込み、飲ませようとする。

「ちょっと、あんたらあんまり・・・」
「まあまあ香織さん、おさえておさえて。」
ぐちゃぐちゃにされているベルリナに、香織が腹を立てかけるが、イリナの困ったような笑い顔に気づいた。


やりたい放題に強姦されているようだが、はたから見ると、柔らかい腕が自在に蠢き、 首にしがみつき、陰嚢をもてあそび、前立腺まで嬲っている。

また、声とは裏腹に、いやらしい腰つきが最高に淫らな動き方で、男たちを責め返し、絞め上げていた。

よく聞くと、声にも淫らで嬉しげな艶がある。

しかも、男たちははかなげな容姿と、か弱い声に嗜虐欲を煽られ、頭に血が上りきって、ベルリナ以外見えていない。彼女が持つM(マゾ)性の魅力に取り付かれ、アリジゴクのように引きずり込まれている。

要するに、完全に主導権を握っているのは彼女なのだ。ベルリナ自身は、肉奴隷として刷り込まれた通りに、一番気持ちよくなるように振舞っているだけなのだが。

『え・・・M嬢恐るべし・・・』
香織もまた、イリナと同じように困った笑いを浮かべるしかなかった。

美女二人が風呂場に入ってきたというのに、男どもは、全く見えていないのである。
「あひっ、あひっ!、ああんっ!、だめええっ、いっちゃいますうううっ!」
ベルリナのかわいらしい喘ぎ声は、全員が果て切るまで終わらなかった。
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