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■ EXIT
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イリナ……もう一つのAVデビュー


ルフィル国際都市の中心部まで一人で買い物に来ていたイリナは 若者が溢れる街角を周り嬉しそうに商品を眺めて、気に入ったも のを嬉しそうに購入していく。 その可愛らしい仕草と彼女が放つ目に見えない輝かしさに 通行人の少なくない男性が見惚れてしまったほどだ。

本名はイリナ・ラングレー。

ラングレー王国を牽引する由緒正しきラングレー王室に連なるもの。

しかし、この本等の名前を知っているのは、妖精館の重鎮ファリアと 王室に忠誠を誓っている王室警護隊の中で彼女専属の選抜された隊員のみという極めて少数に限られていた。

保安上と政治上の理由からイリナ・クィンスとして振舞っている。
それは幼少の空白の時期が要因となって念入りに用意された架空の名前であった。

王室の人間と判らないように本人の安全性を高めるために、市民カードには 没落したクィンス準男爵家の跡取りとして登録されている。
そして妖精館の人事部データには就職理由にお家再興の為と登録されるほどだ……

しかし、イリナの立場は変わっても、
貴族の娘として幼少の時から培われた気品は隠しようも無かった。

そんなイリナは良いも悪いも周囲の視線を集めていたのだ。









イリナは町を徘徊していると首筋あたりにチクリと虫に刺されたような感触を感じるも、首の辺りをさすっても特に変化は無く、虫刺されの様子もなく怪訝に思いつつもイリナはすぐさま買い物に意識を戻す。

しかし、彼女の知らない間に変化は体の中で起こり始めていた。


(ちょっと暑くなってきたかなぁ?)

買い物をしながらイリナは思った。
イリナ程の妖精ともなればお客の指名が無い日は無い。

それどころか、サービス精神の旺盛な彼女は親しい客からのニーズに応える為に、可能な限りの時間を妖精館に注いでいた。これはエカテリナとイリナに共通する、自分で決めたことは最後まで遣り通すという彼女の素晴らしい美点であろう。

誠心誠意で奉仕する美しい妖精に心奪われた男性は数知らず。


そして今日から3日は完全な休日。
本人が勤務を希望しても一ヶ月に最低10日は絶対に妖精館を休まなければいけない。

いつも頑張り過ぎているイリナはついつい休むのを忘れてしまい、慌てて休日を 消化する今日のような日が度々発生していた。もちろん妖精業に生きがいを見せているイリナであったが、年頃の少女に相応しく休日ともなれば思考を切り替えてちゃんと楽しむ術を知っている。


買った品物は妖精館にある自らの部屋宛に郵送するように手配しており、手持ちの荷物は肩からさげる、長い紐のついた小型のポシェットだけである。

イリナは思う。

(いけない、ついつい久しぶりの買い物で急ぎすぎちゃったよ)

体が火照った体を休ませる為に近くにある公園のベンチで休憩 することにした。

しかし、5分経っても一向に鼓動が収まらない。

(あれ?)

それどころか、イリナの呼吸が荒くなってくる。

(まさか!?……発作まで、まだまだ余裕がある筈なのに…)

下半身に熱を感じた彼女は自分に起こっていることを正確に理解した。

イリナは偽造の身分があるとはいえ、無秩序なセックスを行ってよいほど軽い人物ではなく、彼女が妖精館で妖精(高級娼婦)として働くのも、そして香織率いる プロダクションでAV女優として籍を置いているのも周期的に発生する発作に対応する為である。

その発作とは過去に起因する出来事の結果によって発生していた。

その結果、彼女は無意識下に湧き出てくる性欲を貯めすぎると驚異的な発情という形で暴発してしまうのだ。その度合いは理性を失い、どの様な男性を相手であっても嬉々として体を開いてしまうぐらいである。

万全の体制をもって対処しても稀に今回のように予兆の無い発作に見舞われることがあった。そう、発作に完璧な予防策は存在しないのだ。妖精館のような上品で押さえの利いた性行為では抑止になっても起こってしまった発作は抑えられない。

それに、自覚した瞬間にも関わらず、
この強さだと移動している間に思考がピンク色の霧に包まれてしまうとイリナは考える。

香織のプロダクションに駆け込むのも駄目だ。
彼女達は撮影の為に海外に出ている。

このままだと人目の多い公園で求めてしまう…

八方塞がりであった。

「…どうしよう…」

つい声に出してしまう。

「どうかしましたか?」

ルックスと容姿がかなり良い20代中盤位に見える男性が 両手にカップ入りのジュースを持ってイリナを見つめていた。

「あ、はい!?」

深く考え事をしていたイリナは驚き、一瞬だけ火照りを忘れることが出来たが、
それも覆い潰していくかのように徐々に強くなっていく。

イリナは火照りを隠すようにして必死に耐えつつ応じる。

「い、いえ……ちょっと動き過ぎて体が火照っただけです…えーと…」

ちょっと言葉を詰まらせた隙に男性が口を開いた。

「アーサー・キース…キースと呼んで下さい。
 これは差し上げます」

人懐っこい笑みを浮かべ、
片方の手のジュースをイリナに差し出した。

「でも…」

いきなりの展開で流石のイリナも驚く。

「素敵な貴方を見てデートしたいと思いまして…いわばナンパですね」

呆気に取られているイリナを見ながらキースの口は滑らかに動いた。
言葉が続く。

「で、お嬢さんのお名前は?」

「…イリナです」

(…だ…駄目…我慢出来なくなってきた…)

予定外の発作だけど自分の体の事は良く分かっていた。
このままだと抑えきれない。

「…素敵な名前ですね。
 イリナさん、その飲み物を飲めば少しは楽になると思いますよ?」

「ええ…そうだね…頂きます」

イリナはキースの好意を受け取ることにした。
自分の発作の押さえにならなくても、目の前の行為を断る理由が 無かったからである。

イリナは焦る心をなんとか落ち着かせて、ジュースを両手で持つと 蓋に刺さっているストローを口に咥えてジュースを飲み始めた。

ゴクッ、ゴクッ

イリナは喉を鳴らしながら受け取ったジュースを飲み干していく。

「あ…美味しい…」

ニッコリと笑ってキースに対して感謝の意を伝えると、
キースは良かったと言い、嬉しそうに反応する。

ジュースを飲んでイリナは体の火照りが少し弱まったように感じる。
しかし…それは間違いだった。

火照りが弱くなったのではなく、火照りを感じる思考力が低下しただけである。

差し出されたフルーツジュースにはエルフに対しては強い中枢神経興奮作用がある 微量のアルカロイドと、弱い精神混濁と魔力抑制を併発させる特性の混合薬 が混入されていたのである。更にある程度の理性は保ちつつも、思考力を極めて低下させる 為に、薬による効果と自覚しにくい、対エルフ用の恐るべき媚薬だったのである。

勿論、相手が人間の場合は対人間用の薬品に切り替えて使うため、キースのような男性に とっては高価ではあるが重宝する薬である。


罠にはまっている事をまったく知らないイリナはただ困惑するばかり。

しばらくすると火照りがまた強くなってくる。

(っ…あ……どうしよう…ドキドキが止まらないっ!)

何故か先ほどよりも我慢しにくく、イリナを追い詰める。彼女の下着には愛液が滲み始めていた。ジュースに入っているモノも知らずに飲んでしまったイリナだが、今の症状は発作のせいだと思い込んでいた。

必死に考えようとするが、思考力の低下は理性の低下に繋がっていく。

「大丈夫ですか? 何処か休める場所にでも移動しましょうか?」

本来ならデート中に火照らせ、
その火照りを惚れと誤解させるのが彼のやり方である。

ただ予想以上に早く効き始めた状態に仕掛けた本人すら驚きつつも、 キースは経験で『問題なし』と判断してイリナを次の段階に誘導していく。

「ええ…お願いします」

イリナが即答した訳は、キースの言う休憩場がラブホテルであっても今の状況なら好都合である。例え本当に休憩のみ行う場所であったら、お願いして抱いて貰えば良いと結論したためであった。性に関して大ベテランのイリナらしい判断と言える。また無秩序に抱かれるよりも、理性があるうちに会話を交わした相手の方がイリナとしても安心できる。

イリナにとって最大の誤算は今回の発作のような強い火照りが、
発作ではなくキースによって仕組まれた事である。

キースが行ったのは射程約10mの魔法攻撃の一種であった。

手に持った錠剤を分解してから指向性で打ち出して、粒子状になった薬が粘膜下に 霧状となって拡散する無針注射器の原理と似たキースオリジナルの魔法である。

しかも、先ほどジュースと魔法で打ち込んだ特性媚薬と体内で交わると 徐々に威力を増していく油断のならない効果が隠されていた。

人体に有害な毒であったならばイリナの強い魔力によって体内で簡単に分解され、敵対攻撃と感知できたが……媚薬のようなモノは彼女にとってフリーパスに等しい。

その理由は発作時のイリナは体にあった。彼女の体自体が媚薬製造工場のような存在になってしまうのだ。自分自身の体を攻撃できる正常な免疫機構や魔法防御は正常とはいえないだろう。

しかし、発作時だけでなく、このような状態では自分の魔力が一時的に下がってしまう事はイリナは知らなかった。発作時では媚薬生成で魔力を使うのだが、それ以外でも体力維持に少なくない魔力を使用しているのが原因である。そして、それに伴って膣内に張られた妊娠を拒む魔法障壁も若干薄くなるのだ。

魔法防壁の幕が薄いほど膣壁に直接伝わる刺激が増えるために、イリナは防壁厚の減少を知覚する余裕は無い。むしろ無意識に抑えてしまうほどである。妊娠の可能性を知らぬまま、イリナはより大きな快楽と絶頂によって、知らず知らずにリスクを高めていく事になる。

彼の車に乗り込んだイリナは、このような特殊な事情によって伴うリスクを知る由も無く 懸命に待ち続ける。恥じらいと欲情の葛藤に苦しみつつも、性行為によって飢えた体が満たされる瞬間を…

既にイリナの理性は欲情に対して蟷螂の斧のような状態である。

冷静に見えるキースも興奮していた。
今までで一番の上物。
彼は後に気が付くことになる。
イリナの存在が彼の中でどんどん大きくなっていく事に。


キースの車が歓楽街に入った時に
イリナの胸の中がキュンと甘い痛みに満たされる程に期待は高まった。

(満たされたい…お願い! お願い!)

イリナの期待していた通りにラブホテルに到着したキースとイリナであったが、ロビーに入ると何故かフリーパスで奥に進んでいく二人である。この先の展開に興奮しているイリナで無ければ、この不自然な状況に気がついていただろう。

しかし、イリナにはそのような余裕は無かった。

二人が部屋に入ると、キースはイリナをベットに座らせてから 、イリナと雑談を交わしながら普通にテレビを見始める。

その状況はイリナにとって理解できるものでは無かった。

期待していた状況にならない事の驚きと戸惑い。
ラブホテルなのに何もして来ない彼。
そして容赦なく火照る体。

性欲に対しての耐性が非常に低いイリナは 体の芯から湧き上がってくる衝動に揺すぶられる様に 思考の幅が狭くなっていく。

数多くの性的経験を有してもなお彼女に備わっている恥じらいの心は 現在の容赦ない欲情の猛攻撃によって必死の抵抗も空しく無条件降伏を果たしてしまう。

「ねぇ…せっかくだから…しよ?」

イリナは潤んだ瞳で下から見つめるようにキースにアプローチをかけた。

「じゃ、まずシャワーを浴びてからですね」

女性から迫って来るまで待つのもキースの策の一つである。

このラブホテルのこの部屋はAV会社と施設として機能しており、部屋全体に 高性能隠しカメラが仕掛けられており、これが女性側からアプローチしてきたという証拠と保険を兼ねていた。それに、録画データは彼と彼のクライアントの仕事に必要不可欠 な素材となるのだ。

もっとも、準備と対策に抜かりは無く保険はまったく使ったためしは無い。

そう、キースは女性をAV女優に仕立て上げる事を仕事にしている。
彼の魔法は特化している分、この仕事に限定すればかなり強力な 使い手になるであろう。

相手によって大小の違いはあるにしろ、仕事の流れは 媚薬と焦らしによる行動誘導を行い、その後に深層暗示をかけて合意 の下でAV出演を納得して参加したと思わせる方法であった。

暗示の効果が良好なら、近場の本社で待機している撮影スタッフが 即座に駆けつけて本格的な撮影に入り、効果が薄ければ隠しカメラのみの撮影に留めて女性の記憶を曖昧にさせてから後に顔モザイク作品として販売するのだ。

そして問題がなさそうならば長期契約にまで持っていくのである。









脱衣所で裸になるイリナとキース。
イリナはキースの見事な逸物を見て唾を飲み込んだ。

(ああ…ハンスのより大きい…素敵…)

ジュンと愛液の溢れ出ているアソコが熱くなる。

『なんだ、すでにグショグショじゃないか。…うん?』

キースはイリナの秘所部分の洪水具合を見て薬が予想通りに 効いていると満足と同時に恥毛が無いのに少し驚く。

シルクのパンティはイリナの愛液で粘っこい糸を引くほどに しっとりと濡れていた。

「毛は無いんだ?」

彼女の恥じらいを刺激するために、キースはあえて聞いた。

「そっ、剃りましたぁ…」

興奮と羞恥によって更に赤くなりながらもイリナは答える。
秘所の洪水が氾濫し、愛液がポタリ、ポタリと床に落ちていく。

何故?と聞きたくなったが、またの機会にすることにして キースは更に何気なくイリナの全体をもチェックしていく。

(顔だけじゃなく体もすばらしい…
 ほぉ、肛門周りの手入れも完璧とは…)

考え事をしていると、イリナ細い足をつまたてしてキースの首に手を回して熱い口付けを始める。焦れたイリナはその熟練した舌技でキースの欲情を駆り立てていく。舌で歯をなぞり、舌と舌を絡め、相手の舌を唇で挟んで刺激を加えていくと、その効果は瞬く間に現れていった。

キースの股間から聳えている巨根が驚くほどの硬度を示して、
イリナのお腹辺りにぶつかってくる。

イリナが嬉々として口を離したとき数瞬だが唾液のブリッジが形作られ、 淫らさを隠しカメラのレンズに焼き付けていった。

流石のキースもイリナが本職の人間とも知らず、ただプロ顔負けの技量に驚く。
そして彼女の性経験の豊富さを悟り、急いで次の状況にもって行くことにした。

「続きはシャワーを浴びてからだね」

キースはイリナに言った。

良い香りのするボディーソープでキースとイリナはお互いの体を隅々 まで洗い合う。そんな中、キースは十分ともいえる以上に念入りに自分の ペニスを洗っていく。その理由は彼らが使っているボディソープの中には微量だが 女性を火照らせる媚薬が秘められているのだ。もちろん、水に流されにくく肌に しっくり来るタイプである。

これだけ塗り込めばフェラチオ嫌いの女性であっても熱心に咥えてしまうほど の効果が出るのだった。

体を洗っているイリナも効果に当てられ、本当の発作のときに近い 発情状況になっており、例えエルフが忌み嫌うオーク相手であっても喜んで 足を開いて招くであろう。

シャワーで流してイリナが待ち焦がれたベットに移動した。


いち早くベットの上でイリナは待ちきれない様子で懇願した。

「お願いします…はやく……来て下さぃ」

「いくよ」

流石のキースも今の段階で焦らすつもりは無い。

熟練したキースはイリナの欲するものを見抜き、イリナの腰に手を回して浮かせ、荒々しく己のペニスを秘所に突き刺す。荒々しい扱いを受けながら、待ちわびていたペニスを受け入れることの出来た花芯はおびただしい蜜を流して歓喜していた。


もともと性欲に殆ど無防備な身体であったが、薬の影響で耐え難い快楽を 彼女が待ち焦がれた刺激を容赦なくビクっビクッと流し込んでくる。

「嘘! 嘘!  いいよ!  凄いぃ!」

イリナが叫ぶ。

「あ、あっ…いぃ……い、いく! いく!!」

感極まったイリナが絶頂に達しようとした時、その直前に無慈悲にもキースの腰の動きが止まった。


「いやぁ!!止めないでぇ」

上り詰めていた快楽の梯子が急に消え去った余りのショックの為にイリナは叫び、 続いて力ない声で懇願した。

「おっ、お、お願い……します。イカせてくだ…さい」

ひくっ、ひくっ、

腰の動きが止まり膣の乾きを満たすことが出来ずにイリナの目から涙が溢れ出す。
どうしようもない程に悲しくさせられる。

イリナは自らの手で乳首を愛撫し、クリトリスを弄り、刺激を与えるが絶頂に達する程の 刺激を得ることが出来ずブルブルと痙攣すら始めた。 彼女にとって不利だったのが、精神状態は発作時とほぼ同じ であるが、発作ではない為に相手を限界まで欲情させる 淫臭を放てずキースを獣のように駆り立てる事が出来ない。

セックスの主導権は完全にキースの手に握られていたのだ。

もちろん、本当の発作であったならば例え歴戦のキースであっても罠も張る 余裕が無くただイリナを犯すだけに集中する羽目になって いただろう。

待ちわびていたセックスを止められたイリナは恥も外見も無く、
懇願するしかなかった。

そしていきなり容赦ない腰使いを行い、イリナを声もなく のけぞらせるが、2.3回腰を動かしたあと、すぐに動きを止める。

キースの技量は薬を使わなくても大抵の女性は落とせる程であった。 そんな彼が媚薬、秘薬、焦らしを駆使して追い詰めている状況でどれだけ 抵抗が出来ようか?

彼は、軽く、時に激しく、そして優しく、絶頂のギリギリの境界で責め立ていき、 イリナは常に掴み損なう絶頂に涙し、懇願を始める。

涙を流しながらあえぎ悶える彼女を更に追い詰めていく。

「おねがいいいっ!、い、い、いかせ…てええ・えっ!」

イリナは涙ながらに懇願した。

焦らされ、絶頂を迎えることの出来ないセックスは イリナにとって快楽による拷問に等しい。

絶頂という人質の前に彼女は余りにも無力である。

彼女の外堀はすでに完璧に埋められたのだ。

「イキたいか?」

キースは紳士的な仮面を取りはらっていた。

そのキースの問いかけに対して、涙声で叫びながら何度もうなずくイリナ。 更に耳に舌を流し込み、舐め回して決して絶頂に届かない程度の快楽を 与えていくのだ。

「あぁううぅ……お願いしますぅ」

不意打ちとばかりに子宮入口付近にある子宮膣部にペニスを 荒々しくも的確に突きたて意識を切り崩していきつつ、軽く乳首を噛んで弱い苦痛と快楽を入り交えていく。

キースはイリナの心の防壁が取り払われた、
この瞬間に力ある制約の言葉を紡ぐ。
彼の制約の言葉は条件付であるがイリナの心の奥に大きな強制力とい楔を植え 付けるも、イリナはその暗示を自覚できなかった。

そしてイリナはアンリとしての顔を隠したまま、新たにAV女優として デビューを果たす事になる。

キースにとって彼女のAVデビューは始まりに過ぎなかったのだ。
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