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■ EXIT
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イリナ妖精館に行く 後編


バスルームのドアを開いた。
ハンスの服が散らばった脱衣所でそのタオルを外し、全裸になった。
床からハンスの服を拾い集め、簡単にたたんでまとめるのも忘れない。

(あ…男の人のにおいだ…)

服から立ち上る独特のにおいが、イリナの胸に不思議な感情を生んだ。
そして浴室へ入る。

「!?」

イリナは面食らった。もうもうと立ち込める湯気の中で、入り口に背 を向けて、無言でハンスが立っていた。全開のシャワーの音が浴室に反 響して、まるで滝の前にいるようだ。

「何してるの、ハンス?」
「シャワー浴びてる…」

それは見ての通りだろう。直立不動のハンスは、修行のように熱い湯 に打たれていた。

「そのままじゃ、のぼせちゃうよ…身体、洗ったげるね」

イリナは考え考え、浴室に置いてあるボディソープの瓶を取り、中身 をたっぷり自分の身体になすりつけた。きめの細かい泡が、ヴェールの ようにイリナを覆う。そしてイリナは、そうっと、背後からハンスを抱 きすくめた。

「!!」

ハンスの身体が硬直した。弾けるように早い鼓動が、イリナの心臓も 揺らしそうな勢いで、脈打っているのがわかった。 イリナは両腕をハンスの胸にまわし、身体をゆっくり揺すって、泡に まみれた乳房をハンスの背中に押し付けた。

「…気持ちいい?」

振り向きもしないハンスを心配して、イリナが声をかけた。何度も擦 り付けた刺激で、少しづつイリナの乳首も硬くなってくる。その感触は ハンスにも伝わっているだろう。

「うん…気持ちいいよ、イリナ…」
「よかった…」

むせかえるような湯気の中、イリナの静かな愛撫は続く。すべらかな イリナの指はハンスの身体を探索し、それは段々と下へと降りていった。

「あ…」

下げていった手が、そこで猛々しく隆起しているペニスに触れる。焼 けるようなその熱さに、思わずイリナは声を上げた。

「すごい…こんなに元気…」
「あ、あんまり触らないで…」

ハンスが身震いして、懸命に射精をこらえる。イリナの手の中でペニ スが痙攣し、絶頂の手前で踏みとどまっていた。

「ここも…洗ってあげるね」

イリナは自分の身体から泡をひとすくいすると、指とペニスになすり つけた。指で筒を作り、そこにペニスを収めてしごき始める…

「くっ、うー…っ!!」

大した間をおかず、ハンスの身体が痙攣した。
同時にペニスの先端から、白濁色の液が飛び散り、イリナの手に叩きつけられた。初めての刺激に、ハンスの忍耐はあっけなく敗北したのだった。

「あっ!…熱…い…すごく…ドロドロしてる…」

イリナの声にも酔うような艶が混ざってきた。激しい射精を行っても まだ萎えもしないハンスのペニス。石鹸と精液にまみれたそれを、慈し むようにイリナは愛撫した。

「ご、ごめん…」
「ううん、いいよ。気持ちよかった?」
「うん…」
「まだとっても熱いね…ドキドキしてる」

イリナは片一方の手でシャワーカランを取り、親指でちょいとノブを 捻った。たちまちカランから噴き出してくる熱い湯が、イリナとハンス の身体から、石鹸を、精液を、洗い流してゆく。

「イリナ…」

振り返ったハンスが、突き刺さるように真剣な眼差しでイリナを見た。 くるりと身体を返し、強い力でイリナを抱きしめる。その力に一瞬息を 詰まらせたイリナだが、咳をこらえて自分もハンスを抱きしめた。

「…」

イリナの白い乳房が、ハンスの胸に押し付けられて形を変える。その 先端には淡紅色の乳首が起き上がり、鮮やかな対照を見せていた。そし てイリナの下腹部には、焼けるように熱い、ハンスのペニスがぐいぐい と押し付けられていた。

「キス…していい?」

躊躇いがちにハンスが訊く。イリナはにっこり微笑んで、
「いいよ。キスして」
そう言ってイリナは瞼を閉じた。

閉ざされた視界の向こうから、
熱気が顔に迫ってくるのを感じた瞬間、
ハンスの唇はイリナのそれに重ねられていた。

それは胸がときめくような、甘いキスだった。
ハンスの舌が遠慮がちにイリナの唇を探り、イリナもおずおずとそれ に応え、舌を絡ませる。それぞれがそれぞれを抱きしめる、その力が、 だんだん強くなってゆく。

「はあ…あ」

数分にもわたったキスを終え、陶然とした表情でイリナは顔を離した。

ハンスの顔も赤く上気して、股間はいよいよ熱く猛り立っていた。

「今度はベッドで…ね。このままじゃ茹だっちゃうよ」

二人は一度身体を離し、バスルームを出てそれぞれに身体を拭いた。

そしてイリナが先にシーツをめくり、ベッドに収まる。その傍らにハン スが潜り込み、興奮を露にした眼でイリナを見つめた。

「…やっぱり綺麗だな…すごく綺麗だよ、イリナ」
「ありがと…ちょっぴり照れちゃうな」

ハンスがそっと手を伸ばし、イリナの繊細なカーブを描く耳に触れた。

「あン…」

くすぐったさと快感に、イリナが甘い声をあげる。

「耳、弱いの?」

ハンスはそれが面白いらしく、熱心にイリナの耳を愛撫しはじめる。

「え、エルフはみんな…弱いかも…あ、ふう…」

イリナはお返しとばかりに、シーツの中で手を動かし、愛撫を待ちわ びていたハンスのペニスを握った。それだけでたちまち形勢は逆転した。

「うっく!」
「あー、ハンスここ弱いんだあ」
「お、男はみんな弱…いっ!」

あやうく二度目の絶頂へ追いやられるのを避けるように、ハンスが猛 然とイリナに抱きついた。そのか細いうなじに、不器用にキスの雨を降 らせる。そして手は乳房へ伸び、強い力で乳房を揉みしだいた。

「い…たっ…ハンス、お願い…もう少し、やさしく…」
「あ!ご、ごめん」

ハンスの愛撫に急ブレーキがかかった。するすると指が乳房を解放し、
精一杯の優しさを込めた力で再び拘束する。

「うん、それくらい…」

イリナが深い息をつく。ハンスの指の間から、淡紅色の乳首が覗く。
思わず唾を飲み込んだハンスは、指の代わりに唇をそれに寄せた。まる で幼児のように、ちゅうちゅうと音をたてて乳首を吸い、手も使って、 イリナの乳房を責める。

「きもち…いいよ…」

艶のある声でイリナが呟く。ハンスはそれも聞かない風で、美味しい 果実のようなイリナの乳房を堪能している。唇で吸い、舌で転がし、口 全体を使って、繰り返し繰り返し愛撫を続けていた。

「!」

その愛撫が生む快感を、イリナが楽しんでいたとき、不意にハンスの 手が、イリナの中心に伸びてきた。直通列車のように、太腿へも下腹部 へも回遊せず、イリナの若草をも乗り越えて、熱く潤いはじめた秘所へ 迫る。反射的に身を硬くしたイリナの気配を察して、指が寸前で止まっ た。

「…嫌?」

不安を隠さずに、ハンスが問い掛ける。イリナは首を横に振る。

「嫌じゃないけど…すこし、恐い…かな…」
「ごめん、せっかちで…」

イリナはハンスをぎゅっと抱いた。

「ううん、謝らないといけないのはボクだよ…お客さんなのにね…」
「俺、イリナが嫌なこととか、痛いこととか、したくないよ…」

イリナの胸が、きゅっと痛んだ。それは恋する少女の感じる痛みだという ことを、無意識にイリナは悟った。



「うん…じゃあ、ボクからもしてあげるね」

イリナがシーツをまくり、二人の身体はその上に晒された。きょとん としたままのハンスの身体を、イリナの身体が滑りながら降りてゆき、 冷めようとしない熱をはらんだハンスのペニスに、イリナは優しくキス をした。そのかわいらしい唇を精一杯開いて、亀頭をくわえ込んだ。

「んんっ…ちゅっ…は、あ…」

心を込めたイリナの口腔奉仕が始まる。ハンスはぞくぞくする快感に 陶酔しながら、荒い息を小刻みに吐いた。

「イ、リナ…俺も…」
「うん。ボクにもして、ハンス…」

イリナが愛撫を中断し、起き上がってくるりと身体を反転させた。そ のまま姿勢をゆっくり落とし、ハンスに影を重ねる。

「ゴクッ…」

生唾を飲んだハンスは、潤いを見せる、イリナの中心をしげしげと観 察した。何の穢れもないそこは、湧き出した蜜に濡れてかすかに光って いる。そうっと、そうっと、そこを指で開くと、紅色の肉壁が見えた… じっとりと濡れていた。

「やあ…ん、あんまり見ないでえ…」

イリナが恥ずかしそうに身をよじる。形のいいヒップが、ハンスの眼 前で揺れる。その中心へ、ハンスは思わずむしゃぶりついていった。 ねばつく音を小さくたてながら、ハンスがイリナを、イリナがハンス を愛撫する。吸い、嘗め、しごき、転がし弄ぶ。

頭をもたげたイリナの肉芽を、ハンスの指が捉えた。 こわばったハンスの亀頭を、イリナの唇がなぞりあげた。 二人の口から悲鳴が漏れる。身体を震わせて快感に酔い痴れる。粘液 と粘膜が絡み合う、湿った音が二人から聞こえる。

「イリナ…俺もう…」

「出そうなの?このままがいい?」

「…イリナが、欲しいな…」

「うん…」

イリナは頷き、体勢を直して、ベッドに横臥した。脚をゆるやかに開 き、遠慮がちにだが、ハンスへ自分の全てを晒す。

「ドキドキするなあ…」
「ボクも、すごくドキドキしてる…」

実際、イリナの心臓は、早鐘のように脈打っていた。あの衝動の無い 時に行った、キス、愛撫。そして初対面の男に全てを曝け出している、 今の自分。もちろん羞恥はある。しかしそれ以上に、暖かなエネルギー が自分を取り巻いている。イリナにとって、初めての感覚だった。

「来て…」

イリナが誘う。その顔は羞恥と快感と歓びでほんのり桜色に染まって いる。あの繊細な耳が、かすかにぴくんと動く。

ハンスがおずおずとのしかかり、イリナに重なろうとする。イリナは さりげなく手を差し伸べ、自分の中へハンスを導いてあげた。

「うん、そこ…まっすぐ、来…て…」
「あうっ…くう!」

イリナの中へ分け入った瞬間、ハンスは素早く腰を退いてしまい、同 時にペニスを弾けさせてしまった。イリナの肌に、うっすら濁った白色 の液が、ばしゃりと音をたてそうな勢いで飛び散った。

「で、出ちゃった…ごめん、我慢できなくて…」
「ううん、いいよ…何回でも出して…でも、どうして抜いちゃったの?」
「え…ほら、アレ、つけないとまずいんじゃないかと思って…」

アレが何か理解するのに、イリナは少しかかった。魔法防壁で完璧に護 られているイリナにとって、それは無縁のものだったからだ。

「ボクは大丈夫だよ。だから、ね…ハンスそのままで、来て」

イリナは脚を大きく開き、自分でも驚くほど大胆にハンスを誘った。そ の痴態に、射精したばかりのハンスのペニスがみるみる屹立する。若さの 象徴ともいえるそれを、今度はもっと丁寧に、イリナは自らの中へ招き入 れ、柔らかく絡みついた。

「はあ…っ」

肉体が満たされる快感に、イリナが背を反らして艶だった声を上げた。

「イリナの中って…あったかくて…
 柔らかくて…でもすごく、締め付け
てくる…ふうーっ…」  

ハンスが目をきつく閉じ、感極まったように呟いた。その頬を汗がつ たい、イリナの胸にぽたり、ぽたりと滴った。

「動いて…いい?」
「うん。ボクを…いっぱい、気持ちよくしてね…」

ハンスが腰を始動させ、ぎこちないスラストを始めた。最初の十回ほ どはイリナもリズムが合わせられず、ペニスが抜けたりもしたが、ハン スもコツをつかんだのか、スラストの幅を広げてきた。

「んっ、んう、あん…」
「ふっ、ふっ、ふっ、おうっ…ふ」

快感が全身を打ちのめす。それぞれに、身悶えしながら、お互いはお 互いを求める。突き立てられるペニスが激しさを増す。受け止めるイリ ナの肉壁が、貪欲に絡みつく。結合部から押し出された愛液が、淫猥な 音を二人の耳に届ける。その音も、二人の興奮を加速させていった。

「いい…気持ちいいよ…」

「俺も…夢、みたいだ…」

激しい呼吸の合間に、イリナが、ハンスが囁く。汗が飛び散り、ベッ ドが軋む。窓から忍び込む夜の空気も、二人の熱を冷ます事はできなか った。その身体の、ほとんど細胞の一片まで、二人は互いがもたらす快 感に支配され、激しく結び合うのだった。

「イリナ…イリナ…俺…」
「出して!ボクの中に…ハンスをちょうだい…ボク…も…ああっ…っ!」

その瞬間、イリナの奥底で白い光が弾けた。あれだけの乱交にも味わ うことのなかった、鮮烈なオーガズム。それがもたらした、清清しい、 そして豊かな力の解放。どこかで滓のようにわだかまっていたものが、 生まれた光に照らされて、溶け崩れ、蒸発してゆく…そんな感覚だった。

「イリナ…っっ!!」

その光を後押しするように、ハンスがイリナの中に射精した。三度目 の射精とは到底思えない、熱い塊がイリナへと迸る。その確かな熱さを 全身で感じながら、止むことのない絶頂の波間へ、イリナは飲み込まれ ていった…
ふと我にかえると、目鼻の先に、心配そうに覗き込む、ハンスの顔が あった。結合を解いていないところを見ると、忘我していたのはほんの 数瞬らしかった。

「イリナ…泣いてるの?俺、痛いこと…しちゃった?」

叱られる幼児のような頼りない声で、ハンスはその瞳から清らかな涙 を溢れさせる、イリナに訊いた。

「違うの…とっても嬉しいの…エッチするのって、
 こんなに優しくて…あったかくて…気持ちいいものなんだって、知らなかったから…」

ハンスがそっと顔を降ろし、イリナの目元に光る涙を、キスで吸い取 った。その動作はどことなく大人びていて、ハンスが何歳も成長したよ うにも見えた。

「俺も…すごく気持ちよかった。
 すごく、嬉しかったよ…
 下手だって、バカにされるんじゃないかと、ちょっぴり恐かったけどね」

「大丈夫。ハンスはもう、立派な男の子だよ。自信をもって、ね」

お互いの鼻が触れそうなほど顔を近づけて、二人は囁きあう。幸せな 時間は、再びハンスの熱い血をペニスに送り込んで行った。

「?…あ、また元気になってる」
「もう嫌?」

もちろんイリナは首を横に振った。

「何回でもいいよ。いっぱい、しよ…」

その後、体位を変え、上になり下になり、二人は何度求め合っただろ う。回を重ねるごとにイリナは大胆になり、射精した直後の精液と愛液 の絡みついたペニスを、愛しそうに嘗めあげ、ハンスに新しい興奮を与 えた。四つんばいになり、後ろからハンスに深々と貫かれ、汗を撒き散 らして腰を振りたてもした。

その激しいセックスは、しかし、満たされ る歓びのある、素晴らしいものだった。

もう、あの空しさはない<。
もう、あの苦い想いはない。

イリナはハンスが愛しい。夜が明ければここを出て行くのは、解って いても、たまらなく愛しい。だからイリナは求める。この一瞬を永遠に するために。この想いを糧に、これから妖精館で暮らしてゆくことがで きるように…。

そして朝の光の中、ハンスとイリナは最後のキスをして、妖精館の玄 関で別れた。道の向こうに消えてゆく、ハンスの影に、いつまでも、い つまでも、手を振っていた。その目に、涙は、なかった。














そして数ヶ月が過ぎた。イリナは妖精館にもすっかり馴染み、友達も増え、ひいきにしてくれるお客もできて、順調な日々を送っている。発作時に培った豊富な性経験から見習い妖精から、本当の妖精になっていた。

そしてある日の昼下がり。

「イリナ、あなたに手紙が来てるわよ。
 今時古風ね、メールじゃないなんて…よっぽど大切なことみたいよ。はい」

悪戯っぽく微笑むファリアから封筒を受け取ると、イリナはいそいそ と自室に駆け戻り、ベッドに腰掛けて封筒を開いた。

達筆とは言い難い文字で、ルフィル妖精館・イリナ・クィンス様と 書かれた手紙の差出人は、もちろん、ハンス・イェーガーだった。

「イリナ、元気ですか。俺は元気です。
 毎日パイロットの訓練で頑張っています。
 後ろの席だけれど、戦闘機にも乗りました。早く前にも乗りたいです。

 この手紙が君に届くころ、俺は空母に乗っていると思います。
 行先は言えないけれど、3か月くらいルフィルには帰りません。
 でも、この航海でいよいよ単独飛行ができるみたいです。
 青い海の上を、青い空へ向かって、
 どこまでも飛んでゆく、想像しただけでドキドキします。
 君を抱いた時と同じくらい興奮します。

 あの夜は、本当にすてきな夜でした。
 帰ってきたら真っ先に、妖精館へ行きますので、待っててくれると嬉しいです。

 いつか君を、あの空へ連れてゆけたらいいな。
 じゃあ、また手紙を書きます。
 ハンス・イェーガーより、親愛なるイリナ・クィンスへ」

イリナは、その手紙からハンスのにおいが立ち上るような気がして、 そっと便箋を抱きしめた。嬉しい涙が、頬を伝った。ひとしきり涙を 流したあと、イリナは小さな机に向かい、返事を書き記しはじめた。

「ハンス、お元気ですか。ボクは元気です。
 お手紙ありがとう。とても嬉しかった。
 ここでの暮らしにも慣れました。みんないい人です。
 時々変わった人も来るけど、別に恐いわけじゃないから安心して。

 この手紙を、あなたは海の上で読むのでしょうか。
 もし間に合ったなら、あなたが単独飛行をするとき、この手紙を、
 服のポケットにでも入れて、一緒に空へ連れて行ってあげてください。

 その時を、きっとボクは感じることができると思います。
 帰ってきたら、空のお話とかを、いっぱいしてください。
 そして、あなたの好きなだけ、ボクを抱いてね。楽しみにしています。

 そうそう、いつかあなたの乗る飛行機を見せてくれたなら、
 ボクがとっておきのオマジナイをしてあげます。
 エルフの保証つき、幸運のキスマーク。とびっきりの魔法だよ。

 イリナ・クィンスよりハンス・イェーガーへ」

そしてイリナは、一際大きく書き加えた。

「愛をこめて」
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