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女帝 第12話【第二次ビクトリア攻防戦 後編】





ナクル戦線まであと40kmの地点、ナイヴァシャ湖の麓で1機の連合軍VTOL輸送機が不時着していた。輸送機の機体後部のハッチが開かれており、そこから出撃した3機のMSがザフト軍と交戦を行っている。彼らは地球連合軍第81独立機動軍に所属するスウェン小隊であった。中高度にて6機の空中戦用量産型MSのAMF-101ディンと遭遇した際に負った被弾によってエンジン不調を来たして不時着を余儀なくされていたのだ。

ディンとの遭遇時に、そのまま輸送機が撃墜されなかったのは護衛に就いていた4機のF-7Dスピアヘッドの奮戦のお陰であったが、護衛機はディン2機の撃墜と引き換えに全滅していた。

スウェン機がビームライフルで最後のディンを撃墜すると、
GAT-X105ストライクのコックピットで計器が鳴る。


「新手か…」


スウェンはGAT-X105ストライクのコックピットで呟いた。

センサーがザフト軍の新手を捉えたのだ。
連絡線妨害の任務に就いていた3個小隊9機からなるザフト軍MS部隊である。

しかもザフト軍MS部隊はジンではなく、四足歩行式陸戦用量産型MSのTMF/A-802バクゥであった。人型が多いMSの中でバクゥの見た目は猟犬のようである。バクゥは陸戦に特化しているだけにあって、油断すれば高性能を誇るGAT-Xシリーズであっても油断は出来ない。


「ディンからの報告どおり、
 ヘリオポリスで確認された連合の新型MSのようです」

「ナクル戦線への連絡路妨害に就いていたが…思わぬ大物が掛ったな。
 全機に通達。
 最優先指令に従い、離陸しない限り輸送機に対する攻撃は行うな!
 新型機を乗せていたならば、それ専用の予備パーツなどもあるはずだ」

「敵MSはどうします?」

「敵の救援が来るまでに片づけなければならん。
 情報どおりの性能ならば手加減できる相手でもない…残骸が残れば十分だ」


バクゥ隊の隊長は司令部に増援を要請すると、連合のMSを逃さぬように包囲を開始した。何しろGAT-Xシリーズの情報は鹵獲を行ったザフト軍であったが、その戦果に反して完全な情報を保有していない。

全てはハマーン機による反撃が原因であった。反撃によって鹵獲機は軽度なものでも中破に達しており、部品欠損によって得られた技術情報も中途半端に留まっていた。損傷した機体からの技術解析は正常機と比べて時間と労力が必要だったが、代用機を得ようにも連合軍のMSの実戦投入はこの第二次ビクトリア攻防戦が始めてである。

そして、ザフト側が確実に得ていた情報はGAT-Xシリーズ相手では同数のジン程度の機体では太刀打ちできない概略情報と一部の技術情報に留まっていた。PS装甲素材の模倣は難航し、得られた技術は一部に留まっていた。また兵装の多くを失っていた事もあってビーム関連の技術を入手し損ねた事もあってザフト軍の焦りは大きい。 このような事情もあって、ザフト軍は各方面に展開している精鋭部隊に対し、GAT-Xシリーズに遭遇した際には可能な限り鹵獲か撃破した機体の残骸の回収を命じていたのだ。

バクゥ隊は包囲を終えると獲物を狙う獰猛な猟犬の如くバクゥはスウェン機に対して背中に設置してある400o13連装ミサイルポッドで攻撃を行う。攻撃を受けたスウェン機は冷静に75mm対空自動バルカンによる迎撃で対処を行い、機動による回避が可能な量まで撃ち落してゆく。


「いくぞ!」


スウェンはスロットルを全開にし、回避と同時に攻撃に転じた。
バルカンでバクゥの回避を牽制しつつ、対装甲コンバットナイフを取り出すと攻撃を仕掛けてきたバクゥのコクピットユニット―――機体重心に最も近い腹部―――に向けて向けて投げる。狙いはコクピットユニットからやや外れたが、各部装甲の配分上脆弱な箇所だったためにバクゥは大破となる。

仲間の無念を晴らすように、スウェン機に向けて二機のバクゥが俊敏な動きで、
やや遠方から左右から挟撃を開始した。


「くそ、仲間の敵だ!」

「ナチュラルがMSに乗るなんて生意気なんだよぉ」


感情を剥き出しにしてスウェン機に向かう2機のバクゥ。
対するスウェンは冷静そのものだった。

同時挟撃か…
悪くない判断だが、連携を崩せばもろいものだ。

特務部隊の隊員に相応しく、冷静な思考でスウェンは敵の距離と連携による分散を逆手に取った各個撃破に必要な攻撃順序を組み立てる。先ほどからの戦闘で付近の地形情報を概ね把握しており、後は行動に移すのみ。スウェンはフルスロットルにてエールストライカーの大推力を活かし、右側から回り込もうとしたバクゥに向けて戦闘機動を始めた。

戦闘機動を行うと同時にスウェンの脳裏に幼少から受けていたメッセージが流れる。

僕たち、私たちのお父さん、お母さんを殺したのはコーディネイターです。 コーディネイターは宇宙の悪魔です。 私達の平和のために、コーディネイターを皆殺しにしよう。

スウェンに僅かに残っていた情けが消えうせた。

彼はブルーコスモス運営の養護施設において、コーディネイター殲滅を目的とした特殊な英才教育を受けており、その際にコーディネイターに対する敵意が埋め込まれていたのだ。ただし、スウェンは命令があれば非人道的な任務でも淡々と行うも、可能な限り民間人と軍人の区別を行う事を忘れない。

この点から、被害者を気取りながら歴史上類の無い大虐殺と言っても過言ではない無差別攻撃を行ってきたザフト軍と地球連合が決定的に違っていた。

ともあれ、普段からど寡黙でクールなスウェンは感情を激高させることは無く、
冷たい感情で処理を開始する。

スウェン機はバルカン攻撃でバクゥの進行方向前面の地表を掃射して土煙を発生させた。


「ちっ、目くらましだと! なっ!?」


バクゥのパイロットは自分が置かれた状況に驚愕する。視界不良による僅かな行動の遅延を付くように、高機動にてスウェン機がバクゥの側面に回りこんでいたのだ。


「ひっ!!」


スウェン機のビームライフルの銃口が正確にバクゥの腹部を狙っていた。バクゥが次ぎの行動に移る前にライフルからビーム粒子が放たれコックピットブロックを撃ち抜く。操縦者が蒸発したバクゥは完全にコントロールを失い頭から地面へと突っ込む。土煙があたりに舞う。

スウェン機の戦闘機動はこれで終わりではない。


「畜生ッ、や、ヤツは何処だ!? うわあぁあああああ!!!」


もう1機のバクゥは頭に蹴りを食らって横転する。スウェン機はエールストライカーの推力によって飛翔し、そこから急降下にてもう1機のバクゥに蹴りを食らわせていたのだ。バクゥのパイロットは脳震盪で眩暈と嘔吐に襲われた。脳震盪によってぼやけた視界が戻ると、彼がモニターから目にした光景はコックピットに向けて突き立てられようとしていたビームサーベルである。


「や、やめろー!」


彼の叫びも空しく、ビームサーベルはバクゥの装甲を貫く。

シャムス少尉のGAT-X103バスターがミューディー少尉のGAT-X102デュエルを援護しながら、共同攻撃で2機のバクゥを撃破していた。牽制攻撃によって他のバクゥを不用意に寄せ付けない。二人ともスウェンには及ばぬものも、相応の技術があることが伺える戦いぶりだった。

この時点でバクゥ隊は独力による敵戦力消耗を諦め、
戦術行動を友軍到着までの時間稼ぎに変更する。

遠距離からの支援砲撃を目的としているバスターのセンサーに接近中のザフト軍大型輸送機ヴァルファウの機影を捉えた。針路方向からして間違いなく、此方に向かっているのが判る。


「スウェン、センサーが南西から低空で此方に向かう敵機を捕捉した。
 反応からしてヴァルファウ2機のようだ。
 これはヤバイぜ」

「そうか…猶予は?」

「後5分ほどだ」

「嘘っ! このままだとエネルギーがヤバイよ」


如何なる状況でも冷静なスウェンに対してミューディーは感情を露にする。

スウェン小隊の各機は重大な損傷を負っていなかったが、これまでの戦闘で少なくない弾薬とエネルギーを消費していた。特にPS装甲は防御力の要である相転移を維持するためには電流を流し続ける必要があり、搭載機のエネルギー消費が著しく大きい。PS装甲の機体は絶大な防御力と引き換えに稼働時間が余り長くなかったのだ。この状態で4機のMSの運搬能力があるヴァルファウが2機も参戦すれば、どのような事態になるかは想像に難くない。

スウェン小隊は困難な状況でも絶望せず奮戦し、
友軍の増援が来るまで牽制攻撃に徹していたバクゥ隊のうち2機を撃破する。

だが、そこで堅実な守りを展開していたスウェン小隊に隙を見せてしまう。


「ミューディー、後ろだ!」

「えっ?」


スウェンの警告も空しく450o2連装レールガンがミューディー機に直撃する。
僅かに遅れてミューディー機に追い討ちのようにミサイルが降り注ぐ。
直接のダメージは無かったが、減少していたエネルギーの状態で受けたダメージによってフェイズシフト装甲がダウンしてしまう。


「ちょっと、待って…ッ!?」


ミューディー機に攻撃を仕掛けたバクゥの追撃を阻止するために、スウェン機とシャムス機が牽制攻撃を行うも、その死角からフェイズシフト装甲がダウンしたミューディー機に止めを刺そうと、残る2機のバクゥが攻撃態勢に入ろうとしていた。スウェン機とシャムス機によるフォローも間に合うタイミングではない。

だが、その2機のバクゥは攻撃を行う事は出来なかった。攻撃行動の直前に北東方向から、高出力レーザーであるグリーンレーザーのような色彩をしたビームによって貫かれたのだ。被弾箇所の穴は小さいながらも真っ赤に融解している。やや間を置いて爆散した。


「なに!? 助かったの?」

「あれは……日本軍か」


スウェンが射線の先、つまり北東から低空飛行にて砂漠戦用デジタル迷彩が施された4機からなるMS編隊がラインアブレスト(横一列)の状態で向かってくるのを発見する。モニターにIFFによる照合結果の結果、その4機は日本軍のAX-01N2紫電であった。

紫電とは日本国防軍が実戦配備した新鋭MSである。

大西洋連邦が量産型として配備を進めているGAT-01A1よりも1.2mも大きい19.2mながらも紫電の本体重量は半分以上も軽い28.4tに抑えられていた。これほどの重量軽減に成功した理由には、構成部品に金属多孔質体やチタンアルミナイド合金セラミック複合材を多用した事にある。そして、装備している対ビームコーティングシールドも相まって耐久性に関してはPS装甲には及ばぬものも、かなりの領域に達していた。

加速性と機動性に関してはバックパックの下部に大型1基と小型2基のメインスラスター、上部には可動式のバーニアブームを備え、従来の量産機とは一線を画すものとなっている。

武装は頭部に設けられた60oバルカン・ポッド・システム、2基のビームサーベル、4発のグレネードランチャー、あとは携帯火器としてビームライフル、ハイパーバズーカの二択というシンプルなものであったが、装備品のビームライフルのビームの集束率、命中精度が高く、中距離ならば対ビームコーティングシールドも貫通せしめる性能を有していたのだ。

実戦兵器に必要な要素は複雑な可変機構や過剰な火力ではなく、搭乗者の技量を確実に反映できる優秀なインターフェース、並びにそれに応えられる堅牢な機体であるというコンセプトを元に国防省技術研究本部にて開発られたMSだった。

しかも、4機ともノーマル機ではなく、背中に増設されたスラスターユニットと両肩に1基づつの6連装ミサイルランチャーをはじめとする機体各所に追加装備・装甲を施した特殊仕様の紫電改だったのだ。ただし、このユニットを日本機以外が装備しても、紫電のような飛行を行えるわけではない。紫電の軽さが、飛行能力の実現の大きな要素なのだ。

隊長機がスウェン小隊に通信を送る。


「こちら、国防軍第二装甲レンジャー大隊所属、霧島良子中尉。
 貴小隊を援護しますわ」

『地球連合軍第81独立機動軍スウェン・カル・バヤン中尉より、援護を感謝する』


来援部隊を率いる霧島良子(きりしま りょうこ)中尉の年齢は26歳。ストレートロングの髪の美女で良家のお嬢様に見える人物であった。しかし、丁寧口調と粗暴口調を組み合わせた妙な言葉遣いによって、そのイメージは簡単に崩壊してしまう。また純然たるナチュラルだったが、その戦闘技能はコーディネーターにも勝るとも劣らない。そして旺盛な闘争心はコーディネーターを軽く凌駕する。その食らいついたら離れない攻撃スタイルから仲間から猟子とも呼ばれていた。

敵の増援にバクゥ隊の動きに乱れが生じる。
それを突くように良子は命令を下す。


「貴方たちは標的A4を殺りなさい。
 此方はA2を狩るわ。
 陣形はコンバットスプレッド、復唱は不要です」


良子は交戦中隊形としてそれぞれの攻防両面において相互支援を取りつつ戦うコンバットスプレッドを選択した。このような並んで飛行する陣形は新兵では碌な効力を発揮しないが、彼らの様な訓練を十分に積んだ精鋭の場合は違う。厳しい訓練によって寮機との意思疎通は完璧だったのだ。良子は速やかにハイパーバズーカの狙いを最寄りのバクゥにつける。この部隊でハイパーバズーカを装備していたのは良子だけで、他の3機はビームライフルを装備していた。

良子機から狙われたバクゥは、その俊足を生かして余裕のある回避行動を取る。しかし、バクゥのパイロットにとってバズーカから放たれた弾頭が曲者だった。弾頭部のシーカーによって探知目標に対して適切な距離に達するとガス噴射によって適切な姿勢に変更を行ってから、目標範囲に向けて拡散弾を放つものである。

探知方式も21世紀初頭に日本産業界で使われていた立体測定用の広範囲レーザートラッカーを応用したものだけに、かなりの精度で測定が行えるのだ。


「それでは避けられませんわ!」

「なっ!?」


散弾といっても各子弾は自己先鋭化現象(セルフシャーピング)を有するタングステン・アモルファス金属合金弾なので貫通力・破壊力共に十分なものを有している。このような散弾を頭部から背中の上面部分にかけて大量に浴びせられたバクゥは、被弾箇所にあった背中の13連装ミサイルポッドが誘爆して背中から引き裂かれるように四散した。


「超楽勝で……ございますわね」


良子機の向けて450o2連装レールガンが放たれる。
それを軽々と交わすも、良子の表情が怒りに満ちていく。

怒りは攻撃を受けたことが理由ではない。バクゥの1機が懲りずにミューディー機に攻撃を仕掛けようとしていたのをサブカメラに捉えたからである。


「ちっ、こっちが下手に出てりゃ調子に乗りやがって!
 テメェらも東アジアのクソッタレと同じってか?
 跪いて詫びいれても、テメェは許さねぇ。
 絶対にブッ殺す!」


良子は統合ヘルメット表示照準システム(IHADSS)を介して敵機に視線を合わせてロックオンすると、右肩から2発のレーザー誘導中距離ミサイルを発射した。バクゥはミューディー機に対する攻撃を中断し、従来のミサイルに対応可能な回避機動を取る。

しかしバクゥのパイロットの予想に反して回避した筈のミサイルが軌道変更を繰り返して執拗に追尾を続けていく。


「何だ、何なんだよコレは!!
 ミサイルが追尾してくる! ジャマー影響下なのにっ」


ザフト軍は知らなかったが、このG-RX70誘導弾は通常のミサイルより高度な機能が必要な対潜魚雷の技術をスピンオフして作られたものだった。レーザーで近距離まで誘導し、そこから赤外線シーカー及び中帯域弱電磁波探知アレイなどの複合情報から電波に頼らず敵機を探知する。回避を行うなら急角度による徹底した機動を繰り返すか、迎撃を行うしかない。

欠点と言えば、1発あたりの単価が通常のミサイルとは比べ物にならない位に高い事だろう。
しかし高価なだけに効果は抜群だった。


「やめろぉ、く、来るな、来るなーーーー!!」

「そのように無様に逃げても無駄なことです。
 大人しく、地獄へッ……お逝きなさい」


信じがたい精密誘導兵器の存在に半狂乱に陥ったバクゥのパイロットはあらゆる火器を乱射するが、そのような狙いの定まっていない射撃が効力を発揮する訳がない。攻撃は空しく虚空に消えゆく。回避行動の限界に達したバクゥは2発のミサイルの直撃を受けて四散する。

日本軍の参戦からバクゥ隊が全滅するまでさほどの時間を必要としなかった。

バクゥ隊の全滅後に増援として駆けつけた2機のヴァルファウも搭載機がジンだった事もあり、日本軍とスウェン小隊の撃墜スコアを稼がせる以上の活躍は出来なかった。これも紫電の性能が連合の量産型MSであるGAT-01A1を凌駕し、また防御力を除けばGAT-Xシリーズに近い性能があったのだ。倍程度のジンでは太刀打ちは不可能であり、生贄にしかならない。後にザフト軍が苦難の末に実戦配備する汎用量産MSのZGMF-600ゲイツであっても同数では紫電に勝つことは出来なかった。

この量産機とは思えぬ程の紫電が有する性能の理由は進んだ設計思想だけではない。

自国内に抱える歴史ある先端企業による積み重ねられた技術と、地球連合軍と違って日本軍の守るべき戦域は限られており、その分だけ質を上げることが可能だったのだ。もし、日本国の状況が、広範囲に及ぶ地域を守らなければならない地球連合のような状況だったら、紫電のような機体を配備出来なかったであろう。

ともあれ、第二次ビクトリア攻防戦のナクル戦線に参戦した日本軍は、量産機としては破格の性能を有する紫電の大量投入によって、ナクル戦線に於けるザフト軍を戦線を混乱の坩堝に叩き落としていくことになる。そして、ザフト軍にとって極めつけの災厄が、地球軌道に接近しつつあったのだ。

ハマーン少佐率いるアークエンジェルとドミニオンである。
こうしてビクトリア基地を巡る戦いはザフト側の当初の予想に反して、
苦戦の模様をみせていくのだった。


第一部完

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【あとがき】
帝国戦記に出てきた霧島リョウコを霧島良子(きりしま りょうこ)として登場させました。
こちらは普通のナチュラルです。もっとも人間になっても性格は同じで獰猛だけどw

エンプレスは丁度良い区切りに達したので、ここで第一部完という形で話を終わらせました。近日中の掲示板での好意的な書き込みの数次第で、他の完結作品が増えた際に後日第二部として続けます〜


意見、ご感想を心よりお待ちしております。

(2011年07月12日)
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