淫蕩の白騎士団 第01話 【カチュアの失敗】
ドルーア帝国の先遣隊として派遣されたグルニア騎士団を、港町ワーレン近郊にて撃破した解放軍の動きを、一人の少女がペガサスに跨って注意深く観察していた。
その少女の外見は、ボブカットに切りそろえた太陽の光を反射する綺麗な水色の髪に、スラリとした細い体のラインが良くわかる服装の上に白銀の軽装鎧を装備していた。
彼女の名前はカチュア。
ドルーア帝国に与するマケドニア王国に所属している騎士の一人。
そして、主に天馬騎士で構成されているマケドニアの精鋭部隊の一つである白騎士団の一員であり、若い年齢にも関わらず、能力の高さから騎士団長ミネルバ王女の側近として抜擢された一人であった。
その、カチュアは配下の兵も連れず、ただ一人で森の中でタイミングを見計らっていた。
彼女が敬愛する王女ミネルバからの密命によって、自らが所属するドルーア帝国と敵対する解放軍と接触するためだ。そう、ミネルバの部隊はドルーア帝国からの離反を計画していたのだ。その為、自らの行為が友軍に見られたりするだけで、全ての計画が失敗に帰してしまう危険性があった。
カチュアの努力は実って、解放軍を率いるアリティア王国のマルス王子との接触は好意的に終わったのだが、偶然にも解放軍付近まで長距離強行偵察に出ていたディール要塞所属の偵察隊の一部が、解放軍の本陣から飛び去るカチュアを目撃していたのだ……
そして、ジューコフ将軍は事の顛末を知ることと為った。
通常ならば偵察隊の言葉を失笑したであろう。
白騎士団を率いるマケドニア王女が裏切りなどあるわけが無い。
しかし、レフカンディで行ったミネルバ隊の無断撤退という、行いがジューコフ将軍の判断を慎重にさせていた。そこで、将軍は自らの経歴に傷が付くことも恐れずに、事の真意を確かめるために、一つの芝居を打つ事にした。
「ジューコフ将軍! これは如何いう事か!?」
マケドニアの名将「赤い竜騎士」として確かな地位についているミネルバは激怒していた。
ディール要塞にてジューコフ将軍率いる完全武装の兵士達に囲まれていたのだ。ミネルバの技量からして簡単に抵抗出来たが、ミネルバの裏切りを防止する意味で同要塞に囚われている妹マリアの事を考えると無闇に抵抗することなど出来なかった。
「お静かに…
ミネルバ様にはドルーア帝国に対する反乱予備罪が掛けられています」
「マリアが囚われているのに、その様なことが出来るわけがないっ!」
ミネルバは内心の動揺を隠して抗議した。
「そうですな…しかし、そのマリア様をこの要塞から助け出すために、反乱軍と接触した騎士カチュアの行動はどの様に説明します?」
「くっ…何故それを…」
愚直なまでに真っ直ぐなミネルバは、陰謀を行うには余りにも適していなかった。
この誘導尋問に引っかかった態度は反乱計画は事実だと宣言するようなものだった。
「その態度、真実でしたか…
残念です。貴方を反乱予備罪の容疑にて逮捕します。
抵抗すればマリア様がどの様になるかお分かりですな?」
その言葉を聴いて、ようやくミネルバは、ジューコフ将軍の行動が誘導尋問であった事を知った。それと同時に、手遅れだという事も悟った。
「判った…抵抗はしない。
私の配下の者は私の命に従っただけだ…罰しないで貰いたい」
「ミネルバ様
それを決めるのは私ではありません。
おいっ! お前達、ミネルバ様と反乱に関わった者をアカネイア・パレスへと連行しろ」
命令を受けた周りの兵士達は将軍の命令に従って行動し、
既に別室にて軟禁されていたカチュアと共にミネルバはアカネイア・パレスへと連行されていった。
ジューコフは他の白騎士団幹部を一網打尽にするために、グラに赴任していたパオラに対してはミネルバ名義の命令書によって、アカネイア・パレスへと向うように指示し、着任と同時に逮捕するように策を巡らた。
それから一ヶ月が過ぎた…
ミネルバと同じく逮捕されたカチュアは武器と防具を取り上げられ、アカネイア・パレスに設けられた兵舎に軟禁されていた。王女ミネルバの動向だけでなく、姉のパオラや妹のエストの行方も判らなかった。ミネルバ王女や家族の行方を知ろうと、アカネイア・パレス守備隊司令のボーゼンへの面会を要求しても一向に応じられる気配が無かった。
カチュアの心は不安の色に一色に塗りつぶされていた。
しかし…如何いう理由なのかは判らなかったが、反乱を企てたにも関わらず、一室に軟禁されただけに留まっていた。広さは普通でベッドだけでなく、家具も整っている。また、毎日体を拭く水と布は提供され、衛生面はきちんとしていた。
ドルーア帝国は逆らった者には容赦はしない。
友軍として行動していたカチュアはその事を良く知っていただけに、理不尽な扱いが無い事が不気味でならなかった。
囚われてから続いてきた日常がこの日を境に変わることを、カチュアはまだ知らなかった。
太陽が頂点に達する頃、いつもはピクリとも動かない扉が音と共に開かれると、髭を生やし、剥げた頭をした、太ったからだに司祭の服を纏ったアカネイア・パレスの守備隊司令のボーゼン司祭が室内に入ってきた。
「ご機嫌はどうかな、カチュア殿?
用事が立て込んでいて面会に遅れた事を詫びよう。
しかし、反乱という馬鹿げた事をしなければ、このような事にならなかったものを…」
「ミネルバ様は何処っ!? ご無事なの?」
「そんなに会いたいか?」
「無事なのね!?」
「ああ、しかし…そんなことよりも…」
ボーゼンは嫌らしい笑みを浮かべてカチュアに近寄る。
生理的な嫌悪感を感じて、後ずさった。しかし室内という限定空間の中では何時までも逃げ回ることは出来ない。武器も無く、カチュアの少女という体格では、大人のボーゼン相手では余りにも不利であった。
素早さで翻弄するにも限界があり、やがてカチュアの天馬騎士に適した細い体はボーゼンの両腕に捕らえられてしまった。
「い、いや! 離して! 離して下さい!」
「ダメだな。
反乱を企てたのに何故、処刑されないのか気がつかないのか?」
「え? どういう事なの!?」
ボーゼンの言葉に思わずカチュアは耳を傾けた。
「さしずめ政治的な取引と捕虜の有効活用でしょうな。
白騎士団が離反すれば、我がドルーアにとって、大きな動揺につながる。
ならば反乱は無かった事にすればよい。
しかし大罪ゆえに、無罪放免という訳には行かぬ。
反乱予備罪を免除する変わりに、特別任務にてドルーア帝国に今後も貢献してもらう」
「と…特別…任務?」
ボーゼンの言葉にカチュアは嫌な予感に襲われる。
そして、不幸にも、その予感は的中していた。
「ふっふっふっ…まずは私の性処理を担当してもらおう!」
「い、嫌よっ!!」
「抵抗すれば、ミネルバ様やマリア様だけでなく、お前の家族にも累が及ぶぞ?」
「そ……そんな……」
武器も無く、敵地の真ん中に囚われているだけでなく、なおかつ敬愛する上司と家族が人質なのだから。逃げるという選択肢は選ぶことはできない。既にカチュアの逃げ道は完全に封じられているのだ。もっとも、状況としては呆然としている様の方が強かった。
そんなカチュアを尻目に、ボーゼンはお構い無しに行動に移る。
「さて…処女か非処女か…」
「あ…いや……」
ボーゼンはカチュアが着ている天馬騎士特有の短いスカートを捲り上げると、下半身を露出させた。
暴れようにもカチュアはボーゼンの腕から逃れることも出来ず、如何する事も出来なかった。股間部分を被っている白いパンティーが目の前に飛び込んできた。
ボーゼンは一気にパンティをずり下ろす。
小さくて可憐なクリトリスと、ぴたりと閉じて少女に相応しい清楚で綺麗なサーモンピンクの秘裂が露になる。恥毛が周辺に遠慮がちに生えていた。
何も知らぬと見える少女の秘裂を前に、舌なめずりして肉棒の狙いを定める。
震えるカチュアを余所に、ボーゼンはカチュアをベッドに突き倒す。肉棒を下穿きから露出させ、自らもベッドに上がると、なんら準備無しに先端を秘裂に当てて、男を知らない秘裂へと肉棒を潜り込ませて行く。
「やめて! やめてぇ!」
ボーゼンによって、純潔を汚されることへの恐怖から、騎士である事も忘れて泣き叫ぶカチュアだったが、美しい少女の悲鳴は欲望の赴くままに動く男にとっては、精神の興奮を増すだけであった。皮肉にもカチュアの悲鳴は、ボーゼンの肉棒をより一層硬くしていったのだった。
「入れるぞ! ぬ、処女か! だが、うぬぅおお!」
ボーゼンの獣のような咆哮と共に肉の剣がカチュアの
蜜壷の入り口を押し広げながら秘裂を掻き分けて入っていく。
ぷち…ぶち、ぶちぶち……
男を知らず、解されていない媚肉の抵抗にあうが、
ボーゼンは構うことなく、自らの腰をカチュアの股間に叩きつけるような勢いで、突きはなっていく。
「っ!! き! キャアーーーーー!」
暴力的な強姦によって奪われた処女。
カチュアは、その余りにも強い破瓜の痛みに絶叫する。
ボーゼンにとってカチュアの悲鳴は心地よい鳥のさえずりに過ぎない。
構うことなく、肉の槍を更に奥へ奥へと突き刺して、一気に根元まで埋めた。
「うおぉ! ぬぅ! こ、これが、天馬騎士のおまんこか!」
天馬騎士や竜騎士は柔軟な体つきが要求されることから、常に体全体のストレッチを欠かさず行っていた。それが主に、筋肉で構成されている膣や子宮に大きな影響を及ぼしていた。
股関節のストレッチによって、会陰部で肛門括約筋と繋がっている膣口を閉める膣括約筋が鍛えられ、締りが良くなっていたのだ。知らず知らずして、日々の鍛錬がオトコを魅了して止まない名器を作り上げていたのだ。
「動くぞ」
「痛いっ! 動かないでっ、お願いぃいいい」
カチュアの懇願を無視してボーゼンはペニスの出し入れを行うために腰を動かし始める。動く度に、膣括約筋によって蜜壷の入り口あたりがきゅっと狭まっており、そこを亀頭や竿が通るたびに、ボーゼンの背中にゾクゾクとした快感が走る。性交に反応して膣壁から分泌された愛液が徐々に満たされていく。
さらに、奥まったところに到達すると、ペニス全体に
何やらまとわりついてくる微妙な感覚が、亀頭を全方向から刺激する。
「ひ! 痛い! 痛いぃぃ…ああっ…」」
遠慮なしに出し入れを繰り返す度にボーゼンは自らの肉棒が限界を近いことを感じ取った。それは、精嚢から精液が溢れそうな感覚だ。
「ぐっ…、も、もうもたん! ぬぉお! 受け取るが良い!
カチュアぁ〜ワシの、わしの精液を!」
「だめっ、お願いっ 中に出さないでぇぇーーーーー!」
カチュアの懇願も空しく、ボーゼンは腰をぶつける様な勢いで突きこみ、根元まで肉棒を埋めると、そのまま、がくがくっと小刻みに揺する。
カチュアは子供ではない。
子種を中に出される意味を、その危険性を良く知っていた。
そして、未経験であってもカチュアには、ボーゼンの変化が判ってしまった。
その行動は、子種を出す前兆だと…
恐怖のあまり、処女を失った時よりも大きな悲鳴を上げる。
まったく偽りの無い、心からの叫びだった。
「やめてーーーーー!」
「うおおー!」
ボーゼンはお構い無しに自らの欲望液を解き放った。
びゅ どびゅ! びゅるる! どくっ!
「イッ……イヤァーーーーーーーーーーっ!」
ねっとりと濃い白濁液が、精を受け入れたことの無いカチュアの奥に、生まれて初めて直接注ぎ込まれる。
当然の事だが、中出しを喰らう初めての経験だったが、カチュアには中に出されている事が否応にも感じ取ることが出来た。女としての部分が嫌でも感じ取ってしまう。幼子のように涙を流して、無情な現実にイヤイヤと首を振る。
感触のおぞましさと妊娠の恐怖から悲鳴を上げるカチュアだったが、心に反して射精に目敏く反応した彼女の媚肉は、ボーゼンの肉棒を怪しく痙攣しながら締め上げ、尿道に残っていた最後の一滴の精液まで搾り取った。
真っ白だったベッドのシーツはボーゼンの激しい腰使いで皺くちゃになっていた。そのシーツの上に破瓜の証である血と愛液が入り混じった染みがいくつも出来上がっていた。更に挿入部分の隙間から漏れた精液がボトボトと落ちていく。所々に破瓜時の血を入り交えた精液の塊も含まれていた。
多量の精液を膣内に出し終えたボーゼンであったが、その肉棒はいささかの衰えも無く、硬度は保ったままであった。そして、そのまま蜜壷に繋がったまま、カチュアの体を正常位から背後位に変えるべく、ひっくり返して、その細い体を四つん這いにした。
「痛っ! あう…う! ひ! あ、あ…もう…許して…」
無残にも破られた処女膜の痛みが消え去らないうちに、無情にもボーゼンの腰は再び動き始める。彼にとってここからが本番なのだ。
苦痛のあまり、カチュアは何とかボーゼンの両手を振りほどいて逃げようとするが、
がっちりと捕まえられており、振りほどくことは出来なかった。
「何と…処女を失ったばかりなのに、腰を振ってワシを誘っているのか!」
「ちっ違う…」
「ふははは、良いでしょう。
カチュア殿にとって大事な日…
いわば性奴隷としての晴れ舞台。
宜しい、不肖ボーゼン、今日は何処まででも、付き合いますぞ〜」
「性奴隷っ!? 違うっ! いやっ! いっ、痛い…ッ…」
カチュアの絶句と共に、パン、パン、パン、パン、とリズム良く音を鳴らしながら、ボーゼンの腰使いが激しさを増していった。
「もっ、もう許して下さい…許してぇーーー!」
室内にはカチュアの腰に、ボーゼンが自らの股間を激しく打ち付ける音が響く中で、少女の泣き叫ぶ声は徐々に小さくなって行った。しかし、陵辱行為が終わるまで、カチュアの口から漏れる嗚咽は弱々しくなっても、なかなか途切れることは無かった。
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【あとがき】
強姦されるカチュア。ここで終われば救いのない悲劇で終わる話ですが、彼女はこれから肉体の隅々まで開発されていき、徐々に開発され、快楽と諦観によって少しずつ堕ちていきます(悪)
このお話は、何も知らない少女達が性を知り、それに嵌って行くお話になりますw
(執筆日:2009年03月29日:誤字修正2009年03月30日)
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